とくおかレディースクリニック~ブログ~

日々、徒然なるままに、書き込んで参ります。
どうか宜しくお付き合い下さい。

良い卵って?

2008年12月14日 | Weblog

『良い卵って?』
・・・人間の卵の話をさせて頂きます。

時々、
初診でいらした子宝御希望の患者さんの予診をとらせて頂く時があります。

専門医と共に真剣に取り組んで「一か月でも早く妊娠したい」と切に願って来られる方と、
「私は妊娠出来るはず。不妊治療という言葉自体も好きではない。」という、
どちらかというと、
女性は生理がある限り妊娠出来るはずと思い込んでいる方といらっしゃいます。

しっかりとタイミングをとればご希望通りに妊娠に至る方もいらっしゃいますし、
タイミングだけでは厳しい方もいらっしゃいます。

その方その方にあった治療方法で、赤ちゃんを授かって頂かなくてはなりません。

私は、最近、必ず、
「卵巣というものは35歳を過ぎたら一気に衰えていきますよ。
 本気で臨むのなら早いに越したことはありません。」とお話させて頂いております。

卵子は女性の卵巣でつくられる1個の生殖細胞です。

大きさは直径0,15~0,2mmと、とても小さいのですが、
それでも卵子は人間を形作る細胞の中で最も大きな細胞と云われています。

形はきれいな球形、細胞膜に包まれた卵細胞には”核”と”細胞質”があり、
”核”には母方の遺伝子情報を受精卵に伝える染色体があります。
外側は透明帯というゼリー状の膜で覆われています。

その卵に良いも悪いもあるのか?
正直なところ、あります。

現代女性はキャリア志向にあり、
子供が欲しいと思う頃には、
35歳を過ぎているという事自体不思議な事ではありません。
今現在は、まさにそういう時代なのです。
当院にも30代後半や40代の方々が多くいらっしゃいます。

その方に読んで頂けたら~と思い、
次回、続きを書かせて頂きます。


ーby事務長ー

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする