ART(体外受精・顕微授精)の現場をみておりますと、
やはり「良い卵」が妊娠へのキーポイントだと実感します。
これはARTの方のみではなく、
一般の不妊治療をお受けの方にもいえる事です。
「良い卵」=「生き抜く力のある強い卵」で、
何とか,
妊娠という結果を勝ち取って欲しいと真剣に思いますので、
シリーズで書いております。
その中の重要ポイントは、
脳の下垂体から卵巣へ刺激をおくるホルモンを強化する事が一番ですので、
まず、
”クロミフェン療法” ”ゴナドトロビン療法” について書かせて頂きました。
さて、おうちで出来る ”How to「良い卵」”・・・
本日は、
子宮・卵巣への血流を良くするお話を書かせて頂きます。
子宮や卵巣の血流が悪いと不妊になりがちです。
・軽い運動を続ける
(ウォーキングやジョギングなど。ヨガ・バレエエクササイズDVDで自宅でストレッチなどでもOK)
・身体(特に腰部部分)をしめつける洋服をさける
(腰部の血流を妨げないような洋服を着用)
・寒い時ははら巻きなどをうまく利用する
・子宮・卵巣前後(おなか・おしりの上の方)を軽くマッサージしてあげる
(両手をあてて10~15分くらい軽くなでてあげる=部位が温まったような感じがすればOK)
・両足のマッサージも子宮・卵巣の血流に効く
・毎晩の入浴を活用する
(入浴時に、子宮・卵巣前後のマッサージをするのもOK。よく温まってから、
入浴後にテレビを見ながらストレッチ運動をすると尚更良い)
また、次回もあれこれ書きたいと存じます。
ーby事務長ー