つれづれ日記

心と目の記録

烏瓜の花

2007-09-20 23:08:00 | Weblog

 烏瓜の花

日が暮れると隣家の塀に数メートルにわたって絡まっている烏瓜の花が咲いて、しばし見とれてしまう。
レース状の美しい花に雄花と雌花があるとは知らなかった。雌雄異株で、1つの株には雄花か雌花のいずれかのみがつくのだそうだ。参考の写真を見ると、上の写真が雌花で、下の写真が雄花のようだ。

 

  雌花は切り取ってきて室内で撮影、雄花は塀に絡まっているまま撮影した。動かすとレースが絡まってしまう。

 5枚の花弁縁部が紐状になって伸び、7~10cmくらいのレース状に広がる。
資料によると、受粉の為に夜行性の蛾をひきよせる為と考えられ、スズメ蛾のような大型の蛾が飛来し、吸蜜、受粉に当たるという。何とも不思議な自然界の営みに感心してしまう。