弟から、趣向を変えたCDが届きました。
今まで作ったCDは「私家版ゼットストリーム」で、好きな曲にナレーションを入れて作ったものでしたが、今度は朗読で感想を聞かせてほしいとのメールが入りました。
普通の朗読だと思い、間の取り方息使い、表現など思ったことをメールしました。
他人でなく私と妹に遠慮のない感想をと言われて送ったメールの返事は私にとって意外なものでした。
この朗読は、普通の朗読ではなく、「音訳」で、聴覚以外の感覚器に依存する情報取得が困難な人々のために情報を音声化し、肉声による音訳をさすのです。
音訳はなるべく自分の感情を入れないで読むのが本筋だそうで、何に何回も研修を受けて音訳のボランテェアをしているのです。
音訳用のソフトは視覚障害者のために外国で開発され、世界中で使われています。
間違えずに納得して読めた場合の、間の取り方は(全部パソコンにでてきます)間の長さですが、マルの場合は長いのは2秒、短いのは1,3秒、点だと0,5秒などパソコンで調整可能、間違いがあれば言いなおして「切り取り」「貼り付け」で修正するのだそうです。
「私の読んだものを聞いた人に、原文の良さが素直に伝わってくれればそれがベスト、のつもりで読みました。」とメールの終わりにありました。