つれづれ日記

心と目の記録

上村松園の母子

2012-12-08 14:45:37 | Weblog

国宝。重要文化材(美術)

上村松園(1875~1949) 「母子」昭和9年10月の帝国美術院展出品作

東京近代美術館60周年記念特別展の
チケットとパンフレットの絵は、上村松園の 「母子」でした。
縦168.0センチ 横115.5センチの額装です。

大きな絵の前に立って見ると、小さな印刷物とは違った
格調高い絵から伝わるオーラに粛然とさせられました。
ほぼ等身大に描く明治期京都の町家の婦人の姿で、純真無垢な幼児と
母親の頼もしさが表現されているのです。

近くで見ると着衣の縞模様と、すだれの描写に見る
極細密な表現描線に驚きました。感動でした。