つれづれ日記

心と目の記録

フランスとイギリスのピレニーズの思い出

2018-10-04 11:30:27 | Weblog

PMDC/GB 50周年記念ドッグショー  1986年9月20日


1970年に我が家にピレニーズを迎え、この犬種に夢中になった私は

1986年9月にフランスとイギリスのピレニーズをを訪ねる機会に恵まれました。

当時日本でのドッグショーにはピレニーズは本部展でも数頭しか出陳されず我が家のレオ君とベルだけの時もありました。

ロンドンから100キロ近くのタウセスター競馬場のショウー会場に着き

目の前にくり広がる光景に思わず歓声を上げました。

緑の芝生に190頭の白いピレニアンがいるのですから。

観戦と文通していた友人たちとのお話に楽しい1日を過ごしたのです。

この訪仏と訪英のショーの記事は2008年の8月にブログで書いてあるので省略します。


9月16日に成田発ち、まずパリに行きフランスの名犬舎グランボウの訪問です。

成田に集まった私たち一行8人は NHKの記者に取材を受けてしまいました。

9月8日から4回にわたりパリでテロ事件があったからなので

私たち以外にパリ行きに乗る人はいなかったのです。

パリに着くと恐ろしい程の警備で,持ち物を全部調べられようやく空港を出られました。

9月17日に泊まったホテルの窓の下を、警察のバイクがすごい音を出して走り抜けたのを見ました。

後で分かったのですが、ホテルのすぐ近くで、テロ事件があり爆弾が破裂し7名死亡負傷者は55名でした。

フランス語の新聞も読めず全く何も知らないでいた私たち。

9月にテロ事件が4回あったのに

ピレニーズのためならどうなってもよい覚悟でパリに行ったのでした。

今調べると9月8日から17日の5回のテロ事件で、死亡者は11名、負傷者は175名と記録されていました。

あとは予定通りの犬舎訪問と観光ができ忘れられぬ思い出となったのです。

同行者の中にプロのビデオカメラマンがいてドッグショーと

ピレの名犬舎訪問を撮影、ビデオ製作を発売したので

今でも見ることができます。