大橋むつおのブログ

思いつくままに、日々の思いを。出来た作品のテスト配信などをやっています。

高校ライトノベル・ タキさんの押しつけ映画評・88『新宿泥棒日記』

2016-11-09 05:22:37 | 映画評
タキさんの押しつけ映画評・88
『新宿泥棒日記』


この春(2016年4月)に逝ってしまった滝川浩一君を偲びつつ


これは悪友の映画評論家・滝川浩一が個人的にながしているものですが、もったいないので転載したものです


1969年の大島渚作品です。当時おぼえた怒りを今見ても思います。

 おどりゃあ、この、しょうもない映画でなにが言いたかったのよ。ようもまぁ、こんな映画で入場料取って上映したなぁ。こんなもんは時代の証言でも何でもありゃしない。これが時代の証言だと言うなれば若松浩司の「処女ゲバゲバ」や「胎児が始動するとき」の方がよっぽど時代の証言だ!
 アートシアターギルドの名の元で、何を作っても芸術だと判断され、どんな下らん作品でも社会批判だと評価された。
 大島渚ってのは、そんな時代の産んだ勘違い監督であって、それ以上でも以下でもない。「新宿泥棒日記」は かの時代を切り取ってさえいない。当時の先端にいた唐十朗や横尾忠則を使っただけで、時代の切り取り方は一人よがり以外の何ものでもない。
 さて、これ以上は書かない。ここまで言われて我慢出来ない輩がいるだろう。 文句があるなら反論してきなはれ。別に日時を決めて殴り合いでもかまわんよ。待ってるよ。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする