目の付け所を研ぎ澄まそう！

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【贈る言葉】

問題意識は「目の付け所」で決まる。

　　　　　　　　　　～中島孝志～

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【本文】

◆目の付け所を研ぎ澄まそう！◆

ビジネスマン生活は日々問題との戦いといっても過言ではない。

よく問題意識がないと言うが、どうすれば問題意識を持てるようになるのだろうか。

それには「あるべき姿」をいつも思い描く訓練をすることだと思う。

次に「現状」をつぶさに分析してみることだ。

あるべき姿と現状とのギャップが、すなわち問題ということになる。

しかし、通常はあるべき姿とのギャップ、すなわち問題は極めて大きい。

大きすぎるなら「細分化」すればいい。

そうすれば手の付けられる大きさになるだろう。

大きすぎる目標は挫折の基だからゴールをいくつかに分けてみるのもよいだろう。

目の付け所をシャープにすれば、このプロセスは誰にでも習得できる。

あとはみんなで協力してやるだけのことだ。

　　　　　　　　＝　コンピテンシー宣教師　＝


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【贈る言葉】

企業再建の場合、支援する側が無理やり相手を活用するような働きかけをしてはいけないのです。資本の論理を振りかざして影響力を持つ親会社の立場で権利を行使しても自らの利益が相手の不利益になったとたん、間違いなく両社の不利益になってしまう。

　　　　　　　　　～阿部脩仁～

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【本文】

◆成功する再建支援の法則！◆

敵対的買収や友好的買収といったキーワードが世の中に定着してきた。

事例で見る限り敵対的買収を仕掛けて成功した例は少ない。

必ず救済会社、ホワイトナイトが現れたりするからだ。

そもそも敵対的買収を仕掛ける会社は自社の利益を最優先に考えている場合がほとんどだ。

そのため買収される側の経営陣や社員の激しい抵抗にあう。

傾いた会社を２３社も短期に再建させた実績を持つ日本電産の永守重信社長は次のように言っている。

「買収先企業が是非お願いしたいと言ってきた会社しか買収はしない」と。

再建を支援することで社員もその会社のサプライヤーも顧客もみんな幸せになれるだろう。

そして買収する側、される側がWin Winになれることが両社の繁栄につながる。

　　　　　　　　＝　コンピテンシー宣教師　＝


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