思い切って“出すぎる杭”になる！

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【贈る言葉】

出すぎる杭は誰にも打てない。

　　　　　　　　　　～石井　裕～

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【本文】

◆思い切って“出すぎる杭”になる！◆

「出る杭は打たれる」ということわざがある。

古い体質の、それも官僚的な会社によく見られる光景だ。

「お前、余計なことするな」、「出すぎたまねするな」とばかり怒鳴られたり、冷や飯を食わされたりした経験のある人もきっといることだろう。

競争に打ち勝つためには突出した個性が必要だ。

みんなと一緒では差別化は生まれないからだ。

コンピューター研究者の石井　裕氏は「出すぎる杭は誰にも打てない」というメッセージを発してくれている。

ちょっとだけ出た杭は打たれるかもしれないが、出すぎた杭は誰にも打たれないという。

出すぎた杭になるためには、視点を１８０度変える必要がある。

誰も目をつけない視点に立ってじっと見てみることだ。

そこで得られる思い付きは、きっと出過ぎる杭の芽かもしれない。

　　　　　　　　＝　コンピテンシー宣教師　＝


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【贈る言葉】

ある社員：「社長、儲けろって言ってください」。
社長：「も、も、儲けろ！」

　　　　　　　　　～鳥羽博道～

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【本文】

◆儲かる会社の売価設定法は！◆

ドドールコーヒーの創業者である鳥羽博道氏は４０年前の出来事として述懐しておられた。

「社長、儲けろって言ってください」と言われて思わず「も、も、儲けろ！」と言った。

それから儲けるということに対して吹っ切れたという。

つまり、会社を経営する以上、儲けることは決して卑しいことではないと気づいた。

今１８０円だが、創業時はコーヒー一杯が１５０円。

この価格設定には全く根拠がなかった。

ただビジネスマンが負担なく毎日飲める価格がとっさに１５０円だと思った。

価格が決まったのだからその価格で利益が出ることを考えなければならなかった。

機械化、自動化で人件費が掛からないように工夫し、コーヒーの質は落とすどころかむしろこだわり続けてレベルアップしてきた。

利益は後からついてくるようにもっていくのが顧客に軸足を置いた経営というものだ。

　　　　　　　　＝　コンピテンシー宣教師　＝


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