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【贈る言葉】

気力、体力はプロなら当たり前。知力一点で勝負するのがプロというものだ。

　　　　　　　　　　～野村克也～

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【本文】

◆知力を磨いて行動せよ！◆

プロの選手でも気力の感じられない選手はいるものだ。

身体能力が不足している選手もいる。

楽天の野村監督なら、気力と体力はプロなら当たり前と一蹴されてしまう。

「知力」一点で勝負するのがプロ」と強調されている。

「知力」とは何か。

「専門知識」を身に付けることはもとより、「心の知能」を磨くことがすなわち「知力」だ。

たとえばヤンキースの松井選手はホームランを打っても派手なパフォーマンスはしない。

打った投手のプライドを逆なですることはしないようにしているのだという。

スポーツマンシップは勝っても相手を思いやる気持ちが必要だということだ。

ビジネスマンも「専門知識」だけではなく「心の知能」も磨く必要がある。

「知力」を最大限に生かすビジネスマンこそ、プロビジネスマンといえよう。

　　　　　　　　＝　コンピテンシー宣教師　＝


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【贈る言葉】

樹研工業では、出張は全員新幹線のグリーン車だ。精算もクレジットカードを会社に返却すれば完了だ。旅費精算などしている暇があったら仕事をするほうがいい。

　　　　　　　　　　～樹研工業社内規定～

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【本文】

◆「稼働時間」の最大化を狙う会社！◆

勤務時間から休憩時間を差し引いたものが実働時間となる。

しかし、実働時間は「稼働時間」と「不稼働時間」に分解できる。

ここで「不稼働時間」の定義を明確にする必要がある。

「不稼動時間」とは「モノ探し」、「歩行」、「運搬」、「つまらない伝票処理」などが考えられよう。

樹研工業では「つまらない伝票処理」に本人、事務担当、経理担当が振り回される時間をなくし、社員たちの「稼働時間」の最大化を狙っている。

ビジネスマンが仕事に没頭できる「稼動時間」の最大化を図ることは重要だ。

考えてみれば、ほとんどの会社は社員の「不稼働時間」に対しても高い給料を支払っているわけだ。

全員グリーン車というのは、移動に疲れては、仕事のためのエネルギーが殺がれてしまうし、福利厚生の一環としても当を得ており、すばらしい会社だ。

　　　　　　　　＝　コンピテンシー宣教師　＝


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