もしもコルト1100を持っていなくて
自分で今の車を買うとしたらクラウンかセドリック。
それもタクシーかハイヤーのお古。
「タク上がり」と言われるやつね。
黒い車体にフェンダーミラーで低グレードのベンコラ+ビニールシートを
ノーマルで乗りたい。
仕事では営業車に触れる毎日を過ごしているのだが運転する事は有り得ない。
以前にも書いた前所属のスポーツクラブでのハイキング会のメンバーに
ある液化ガス会社の社長さんがいるのだが
その方はベンツを二台だか持っている。
そのベンツを見ても何とも思わないのだがいきなりセドリックY31セダンに
乗ってやってきた(自分で運転して)
仕事中、我を忘れて
「ど、ど、ど、どうしてY31に乗っているんですかぁ~~~~~!!!」
『え?普通のセドリックだけど?』
「こ、こ、これY31ですよお!私が欲しい車というのは(長いので略)~」
「こ、こ、これ!このドアノブのシール!」
「これがハイヤーだった証ですよお!緑ナンバーの営業車は義務付けられているんです!」
『そうなの?(苦笑)』
何をそんなに興奮しているのか決して理解出来ないであろう社長が言うには
プロパンガスの仕事をしているのでハイヤー会社から中古で¥5万円で買ったとの事で
仕事の足代わりにしているとの事だった。
(シティーホテルの玄関で制服を着たドアマンが異常な興奮っぷり。
本当にあった話しです・・・)
「いつか貸してくださいね」
と冗談まじりに話していた。
先週、西沢渓谷にハイキングに行く事となったが集合時間がホテルの近くに朝の06:30。
「行きたいけどコルトのメーターが戻ってこないのでその時間は無理っす」
『じゃあ、セドリックを貸してあげよう』
今回のハイキングは電車ではなく車で行く事になったで
運転手がどうしても欲しいそうだ(ハイキングには更に別の車を使用)
当然終わった後の宴会で酒を飲めないのだが・・・
まあ、念願のY31セダンを一晩だけでも運転出来るならいいか。
仕事が終わって駐車場に停めてある社長のY31に乗り込む。
「おお、念願のY31!」
残念ながら?元ハイヤーなので低グレードではなく「classic SV」というグレードで
フロアシフトでトルコン車(ATの事ね)
自動ドアも無い。
着座し営業車ならではのハザードや
日報灯のスイッチを試す。
真ん中のスイッチを押すと・・・
暗くても日報を書き込めます。
これはペン立て。
エンジンを始動する。
プロパン車なので特別な事があるかと思いきや特にないようだ。
ブロ~ン
「ああ、俺は今プロパン車に乗っている」
そんな感動を噛み締めて駐車場を出るとハンドリングに戸惑う。
フワフワというよりブワンブワンと言った乗り心地(21万キロ)
プロパン車は力が無い、と言われていたが私のコルト1100よりは
パワーがあると感じる(当たり前じゃ)
『ETCも使い放題だぞ』
と言われているので普段は第三京浜だが首都高速に乗ろう、と芝公園入り口を目指す。
都内の道はタクシーだらけなので同型のY31セドリックを多く目にする。
前の車が4社タクシーが同じY31だとなんだか嬉しい(笑)
芝公園ランプの坂道を登る為オーバードライブを切りアクセルを踏み込む。
うなるエンジン!
おお!これぞプロパンセドリック!
西部警察では230や330のタク上がり車が非力な故にスタントマンは
アクセル全快で発進したというがまさにこんな感じなのだろう。
視認性の良いフェンダーミラーで確認し走行車線に割り込み
後続の車に挨拶。
旧コルトはハザードがないので窓を手動で開けて手を揚げなくてはならないが
ウインカーに仕込まれたハザードスイッチで
あっけなく「お礼」完了。
夕方下りの羽田線は空いている。
アクセルを吹かしても速度はあまり出ない。
しかし普通に走るのに充分な馬力だ。
たしかに5名フル乗車だとキツイかな。
自宅の前にセドリックを置いて記念写真を撮りたいが
既に夜。
一晩だけのプロパン車か。
なんか偉いお客さんが来てるみたいだな(笑)
つづく
自分で今の車を買うとしたらクラウンかセドリック。
それもタクシーかハイヤーのお古。
「タク上がり」と言われるやつね。
黒い車体にフェンダーミラーで低グレードのベンコラ+ビニールシートを
ノーマルで乗りたい。
仕事では営業車に触れる毎日を過ごしているのだが運転する事は有り得ない。
以前にも書いた前所属のスポーツクラブでのハイキング会のメンバーに
ある液化ガス会社の社長さんがいるのだが
その方はベンツを二台だか持っている。
そのベンツを見ても何とも思わないのだがいきなりセドリックY31セダンに
乗ってやってきた(自分で運転して)
仕事中、我を忘れて
「ど、ど、ど、どうしてY31に乗っているんですかぁ~~~~~!!!」
『え?普通のセドリックだけど?』
「こ、こ、これY31ですよお!私が欲しい車というのは(長いので略)~」
「こ、こ、これ!このドアノブのシール!」
「これがハイヤーだった証ですよお!緑ナンバーの営業車は義務付けられているんです!」
『そうなの?(苦笑)』
何をそんなに興奮しているのか決して理解出来ないであろう社長が言うには
プロパンガスの仕事をしているのでハイヤー会社から中古で¥5万円で買ったとの事で
仕事の足代わりにしているとの事だった。
(シティーホテルの玄関で制服を着たドアマンが異常な興奮っぷり。
本当にあった話しです・・・)
「いつか貸してくださいね」
と冗談まじりに話していた。
先週、西沢渓谷にハイキングに行く事となったが集合時間がホテルの近くに朝の06:30。
「行きたいけどコルトのメーターが戻ってこないのでその時間は無理っす」
『じゃあ、セドリックを貸してあげよう』
今回のハイキングは電車ではなく車で行く事になったで
運転手がどうしても欲しいそうだ(ハイキングには更に別の車を使用)
当然終わった後の宴会で酒を飲めないのだが・・・
まあ、念願のY31セダンを一晩だけでも運転出来るならいいか。
仕事が終わって駐車場に停めてある社長のY31に乗り込む。
「おお、念願のY31!」
残念ながら?元ハイヤーなので低グレードではなく「classic SV」というグレードで
フロアシフトでトルコン車(ATの事ね)
自動ドアも無い。
着座し営業車ならではのハザードや
日報灯のスイッチを試す。
真ん中のスイッチを押すと・・・
暗くても日報を書き込めます。
これはペン立て。
エンジンを始動する。
プロパン車なので特別な事があるかと思いきや特にないようだ。
ブロ~ン
「ああ、俺は今プロパン車に乗っている」
そんな感動を噛み締めて駐車場を出るとハンドリングに戸惑う。
フワフワというよりブワンブワンと言った乗り心地(21万キロ)
プロパン車は力が無い、と言われていたが私のコルト1100よりは
パワーがあると感じる(当たり前じゃ)
『ETCも使い放題だぞ』
と言われているので普段は第三京浜だが首都高速に乗ろう、と芝公園入り口を目指す。
都内の道はタクシーだらけなので同型のY31セドリックを多く目にする。
前の車が4社タクシーが同じY31だとなんだか嬉しい(笑)
芝公園ランプの坂道を登る為オーバードライブを切りアクセルを踏み込む。
うなるエンジン!
おお!これぞプロパンセドリック!
西部警察では230や330のタク上がり車が非力な故にスタントマンは
アクセル全快で発進したというがまさにこんな感じなのだろう。
視認性の良いフェンダーミラーで確認し走行車線に割り込み
後続の車に挨拶。
旧コルトはハザードがないので窓を手動で開けて手を揚げなくてはならないが
ウインカーに仕込まれたハザードスイッチで
あっけなく「お礼」完了。
夕方下りの羽田線は空いている。
アクセルを吹かしても速度はあまり出ない。
しかし普通に走るのに充分な馬力だ。
たしかに5名フル乗車だとキツイかな。
自宅の前にセドリックを置いて記念写真を撮りたいが
既に夜。
一晩だけのプロパン車か。
なんか偉いお客さんが来てるみたいだな(笑)
つづく
所有してみたいけど、これ以上の増車は到底無理。
うらやましい!
>>なんか偉いお客さんが来てるみたいだな(笑)
言い得て妙(爆)
>>これ以上の増車は到底無理。
いやいやまだ「白い初期型」を引き取らなくてはならないはずですから(笑)
続きを早く書きたいのですが明日は久しぶりの熱海なのでまた来週です。
タクシーに採用されるくらいですからY31は足車にいいですよ。ウチももうすぐ車検取りますから営業車ドライブでもしましょうか(笑)
>>彩雲4号さんもついに…!
セキトラさんが羨ましかったもので(笑)
>>ウチももうすぐ車検取りますから~
あの「男グルマ」?公道復帰ですか!
処遇が気になっていましたが
良かった良かった♪
以前、おいで頂いた時に外見だけでの紹介だけでなく
もう少し中身(各部機能)を紹介しておけばよかったですね。
トランクリッドについてはご指摘いただいたとおり、
クラウンコンフォーとに負けますが、設計が80年代な事をご理解ください。
また、「クラウンとは車格が・・・」についてはセドリック党の私としては異論が。
トヨペットスーパーを源流にもち、マスターとしてオーナーカーの仲間入りをしたクラウンと、オースチンケンブリッジをウォ源流にもつセドリックとでは正直
セドリックが格上なのですが、純国産としての流れからはクラウン。
まぁどっちが上でどっちが下なんか評価するのは愚の骨頂で、私からすれば単純に勝ち越してるだけの車という存在です。(負けたときもあるけれど殆どの人が忘れてます)
常にライバルがいるから切磋琢磨できるのです。
彩雲さん不適切発言なら削除してくださいね。
単純にセドリックを愛し続けて45年のファミリーの
思いなだけです。
さてさて、我が愛車のセドリックは来年の3月車検前にさよならすることが決まりました。
15代目パパちん号はまた別の機会にご紹介しますが、セドリックを専門店に売却するか、欲しい方に
お譲りするか目下悩んでおります。
彩雲さん、お時間有れば別れの前にセドリック運転しませんか?
LPGセドといえば浮かぶのがパパちん号さんの愛車でした。パパちん号さんならではのコメントありがとうございました。
さて、あのセドリックついにサヨナラですか!
>>専門店に売却するか、欲しい方にお譲りするか
これまた悩みますね~
>>お時間有れば別れの前にセドリック運転しませんか?
私が運転すると「爆発炎上横転」となりそうなので・・・