泊まりがけではなく
平日の昼間にフラっと東海道線に乗り熱海まで
健康ランド的なものではなく
ひなびた建物だが泉質はさすが熱海と思わせる
温泉が手軽に味わえる日帰り入浴を気軽に満喫。
ちょっと贅沢をしてうまい寿司屋で魚とビール
ほろ酔い気分で駅に戻り再び東海道線の人となる。
いや、帰りは新幹線こだま号でワープのごとく戻るのもよいか。
そんな過ごし方も熱海の楽しさで好きな休日の楽しみ方だった
「だった」
温泉地熱海は宿は多くとも立ち寄り湯が少ない
かつて福島屋旅館でたばこ銭程度の金額で塩素臭の無い
温泉を味わえたのだがご存知の通り今は無く。
熱海に行く回数は減っても福島屋旅館近くの
日航亭大湯がその代わりとなっていた。
少し高いが石鹸、シャンプー、ドライヤーが備え付けられ
入浴後はゆっくりくつろげる広間があった。
しかし、昨日の事
三島での新年会に行く前に日航亭大湯に入ってから、と思い
営業時間を調べると
11月で閉館した事を知った。
【公式】日航亭 大湯 | 熱海日帰り温泉 (amebaownd.com)
10年以上前に福島屋で日帰り湯館主さん達の寄り合いがあって
何故か私も混ぜて頂き日航亭大湯さんの主さんとお話しする機会があったが
「温泉施設の維持はお金が掛かる」と話しておられたのだが。
という事は
前述の熱海日帰り旅は出来なくなった、という事か。
熱海駅前温泉浴場は手頃だが出た後にくつろぐ事が出来ない。
福島屋も日航亭の良さは入浴後にくつろぐ時間もセットだったのだから。
湯上り後のまったり感は大切だ。
知る人ぞ知る?ような町内浴場は駅から遠いので気楽に、とはいかない。
昭和がまた一つ消えた
というより
熱海がまた一つ遠くなった
昨年6月に訪れた際に撮影 これが最後となってしまいました。