4月5日
事情があって泊まり勤務が終わり熱海に行ってみよう、と思い東海道線で行ってきました。
スマホになって過去のブログも出先で見られるようになり車内で見返すと
熱海に通うようになってから10年が経っていた。
あの頃は113系の終焉が迫っており60年代な香りのするサロ110に乗るべく訪れていたのがきっかけだった。
もう二度と乗れない113系のグリーン車・・・
ちょっと諸事情があって福島屋旅館にも熱海にも行けない状態が続いています。
本来はその諸事情の詳しい所を存分に書きたいのですが、また今度。
品川駅から湘南電車に乗るが普通車の席はちょっと座っているだけで尻が痛くなってしまう。
10年前の113系ならもっと座りやすかったのに今の電車は嫌がらせとしか思えん。
半分寝ながら熱海へ到着。
夜勤明けなので着替えはシャツしかないけど泊まって行こうと決心。
福島屋へと思ったがコルトでもないのでたまには変えてみようと竜宮閣にしてみました。
第一ビルの公衆電話から空いているか電話してみると空いていたので素泊まり決定。
10年前と全く変わっていない所が嬉しい。
昭和39年以前の写真。
今とどこが違うか探してみると楽しいです。
こういうのがイイ!
宿帳を書き渡されたタオルを持ってお風呂へ。
人様のブログを読むと二つの湯船のうち一つは加水しているとあったが
ご主人に伺うと「前のお客さんが埋めていれば加水となるが普段は二つとも源泉掛け流しです」との事。
蛇口からチョロチョロとお湯が流れていて入るとお湯が溢れ出る。
慣れた福島屋旅館と違う泉質に感動。
あの福島屋さんの大きな湯船もいいが小さな風呂もいいものです。
部屋
風呂から上がり散歩でもしてみようと海岸まで歩いて行きます。
人もまばらな海岸で初めて福島屋を訪れた時の事を思いだしていました。
こんな感じで一人佇み泊まるかどうか悩んでいた事のブログをスマホで読み返す。
10年前の日記を読み返すとなんともこっぱずかしい(汗)
若かったな~
あの頃は「つるや」跡地も更地だった。
椰子の木を見ても10年の間に楽しい思い出の夏とか色々あったな、と思い出してしまう。
熱海行きのきっかけとなった安全体操さんの会社今は無き保養所。
熱海高原ロープウェイ探索、西熱海ホテル、運転手付きハイヤー?で行ったニューフジヤ、ギャル達と行った夏の海、駅前デパートの食堂、マークⅡタクシー等々
いろいろあった10年。
その10年来の仲間と飲んでも話す内容も変わってきた。
薄暗くなり始め船着場の方へと進んだ。
たまには人の運転で街を見ようと路線バスに乗って街中を眺め熱海駅まで戻った。
夕飯は宿の向かいにある焼肉「我旬」で飲んだくれました。
翌日、朝風呂へ入り窓際の椅子に座り外を眺める。
旅館「さくらや」が見えて眺めていると女将さんのような方が白い和服姿で出掛けていく姿が見える。
映画のワンシーンのようだ。
海の色と新緑と心地よい風、穏やかな天気。
心の疲れが癒されました。
今度はいつもの仲間と行きたい。