あのコルトを狙え

TOKYO2020 子供たちに負債を(笑)

《ブログ開設一周年記念♪》 ホテルエンパイア再び・・・ その1 

2006-02-26 00:18:29 | 錆びたナイフ
『15分で戻ってこられるか?』

2004年12月23日 ドリーム開発がスポーツプラザ一帯の土地を管理する最後の日。
私は日本初の高層ビル「ホテルエンパイア」にいた。


管理人の男性が宴会場グリーンパレス入り口から入って右にある扉を開ける。

扉から5メートル位先にさらにドアがあり、ワイヤーキーで施錠されていた。
そのドアこそ、伝説の廃墟ホテルエンパイアへの入り口。
ドアの向こうの道はかつて宴会場だったグリーンパレスと客室塔エンパイアを結んでいた
渡り廊下。

その廊下を歩きながら右を見る。かつて私も何度か入った事があるガラス張りの正面玄関が見えた。
厳重に機械警備され侵入者がいなかったにしろ数年に渡り放置された建物はそれなりに汚れている。足元には染込んだ雨水、どこから入ったのか枯れ葉が落ちていた。


その入り口の向こうには工事現場でよく見かけるような侵入者を拒む壁がある。
(↓外側からの様子)


今まで何度この壁を越えようと思った事か。

管理人がカードキーを差込、機械警備を解くと
『警備を解除します』
と録音された女性の声が響き渡る。
正面には「21階 展望レストラン」の案内盤。




既に電気が止まってから自動ドアとしての機能は失っていた。
(エンパイアの航空機障害灯は外部電源で点灯されるようになっている)
管理人が力を込めて手動でドアを開ける。通電していない自動扉はただのガラス板なので
重たいのは私もベルボーイ時代に何度か味わっていたがエンパイアのそれは
落ち葉や泥がレールに詰まっているようで更に重たそうに思えた。

「さぁ、どうぞ。ゆっくり見て言って。私はグリーンパレスに用事があるから、それまでいいよ」

そう言って管理人さんは去っていった。
辺りはすっかり暗くなり懐中電灯を点けないと殆ど見えないような状態だ。
一階ロビー階は正面玄関から入ったと仮定すると左手にフロント。
  思い出した。このフロントでパンフをもらった
玄関正面の壁に何か絵でも掛けてあったような跡がある。
右手にロビーとラウンジが広がっている。



往時の姿↓


その時ふと友達と来た時の事を思い出した。もう10年程前になるか。
  あいつは今どうしているだろう。
遠くに行ってしまい会う事もあまりなくなった友達の事を思った。

ガランとしたロビーには先週までいろいろな荷物があったという。
今は白板(ホワイトボード)、テーブル、ロッカーしかない。

営業時のイスとテーブル、新聞ラック、大型カラーテレビが置いてあった時の事を思い出してみるが正確には思い出せなかった。

正面のガラスは二箇所割られた跡があった。「つい先日も夜中に侵入しようとした者が割っていった」さっき管理人が話してくれていた
ラウンジの奥へ進む。左に閉鎖時に作られた壁が壊されている。
知られていないが
最近まで2階以上に行くには地下の業務用入り口からしか行けなかった。
だから仮に侵入者が警備をやぶり1階のロビーから入ってもそれまでだったのだ。
その壁も改装工事の準備で壊されているようだ。
この壁を抜けると左右にトイレがあった。
このトイレは何となく記憶があった
 更に奥へいくとエレベーターが二基あり反対に階段がある。


2階の和室は無視して31号室を目指した。
(続く)

エンパイア入館の話は私の胸の中にしまっておこうと思っておりました。
しかし「ドリーム開発」が無くなってしまった今、影響もそれほど無いかなと思いブログ開設一周年の記念として書いてみました。(削除するかもしれません《苦笑》)

このつづきはまたいつか!
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森永ミルクキャラメル

2006-02-24 20:09:21 | Weblog
久しぶりに「森永ミルクキャラメル」を買いました。
私の子供の頃より箱の長さが変わっていたり10粒入りだったのが12粒入りに変わっていました。値段は60円だった記憶があります。

中を開けると包み紙が変わっている事に衝撃を受けました。
私の子供の頃は白いロウで出来た紙の包み紙だったのです。
工作図鑑に「数枚束ねて火を付けるとロウソクの代わりになる」
と書いてあったのでよく燃やしたものです(火遊びですな)

なのでキャラメルというとロウソク、というイメージがあったので
現在の変化に時の流れを感じてしまいました。

でも味は変わらずでおいしかったです♪
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大観山ドライブイン♪

2006-02-23 23:18:10 | 熱海

凝りもせず去年の忘年会の事を今更書いています。
熱海城を後にした私達は「熱海新道」を通り玄岳ドライブインを目指しました。
かつて有料道路だったという(inomamoさんから聞いた)「熱海新道」の料金所跡が残っていないかと期待をしていましたが見つかりませんでした。



途中で何度も熱海城の景観を各自が写真に収めたりでなかなか進みません。
(人のせいにしているが運転している私が停めるのだから仕方ない)
玄岳へ向かう途中、熱海新道ですれ違った車は数台。しかも後続車なし。
廃止になる訳です…(有料道路として)。
空いているぶん走り易かったので私としては良かったのですが。


熱海高原ロープウェイの玄岳山頂駅は変化なし。


が、しかし先週の土曜日に結婚式で三島に行った際に立ち寄ったら
「3月頃にドライブインとして営業再開したい」
と中で作業をしている方から情報を得ました!
(それにしても何故、結婚式に行ってまで玄岳ドライブインに行ってしまうのだろう・・・)

大観山ドライブインに到着






今回は二階の喫茶ラウンジ?に入ったのですが
ホテルみたいな豪華さでした・・・
驚きましたぞ!




しかも車の雑誌がたくさんあって読み放題!





(↑週間サンケイは置いてありません。いつもコルトに積んであります)

ここで何が一番凄いかというと「トイレ」です。
《注!二階のトイレはラウンジ利用者しか使えません。》
さすがに写真は撮ってきませんでしたが大観山に行ったら休憩がてら立ち寄ってください。

夕暮れだったので暗いのですがラウンジからの眺めは最高です!



いつか休みの日にラウンジで車雑誌を読みながらノンビリ過ごしたいです。

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熱海城

2006-02-22 19:02:28 | 熱海
忘年会の続きです(いまさらですが《笑》)

熱海の観光名所「熱海城」に行ってきました。
戦国時代にお城があった訳でもないのに城がある熱海!
行く前まではかなり冷めていました。



が!ご覧ください!この眺望!


風は冷たかったけど天気が良かったので絶景でした。

で、ご存知でしたか?熱海城って開業当初は「泊まれた」という事を。
地下3階には「ラジウム温泉?」があった事は知られているようですが
客室もあったなんて知りませんでした。
一枚目の画像、車寄せの上に「離れ」みたいな小城が見えますが
そこも客室と宴会場だったそうな。(今は見事な廃墟♪)

熱海城に入るとエレベーターで一気に天守閣に案内されそこから階段で降りていきます。
(途中階の電灯や設備のサビれっぷりが高得点♪)

地下一階の展示場の下は立ち入り禁止ですが宴会場があって
更にその下の地下三階には大浴場が今も残っておるそうな。




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渡 哲也 芸能生活40周年記念(完全限定盤)

2006-02-16 23:26:06 | Weblog
初めて買った「CD」って何ですか?
レコードからCDに変わっていく時、私は高校生でした。

そんな中、私が初めて買ったCDアルバムは・・・

「渡哲也全曲集」でした



当時、高校2年だったかと思います。学校の帰り制服姿でレコード屋さんで買った時の事は今も忘れません。
「渡哲也全曲集」をレジに持って行った際
店員さん「いらっしゃいま・・・」
動きが止まった。実話です。

さて、昨日久々に音楽CDを買いました♪

渡 哲也 芸能生活40周年記念(完全限定盤)

要予約の限定版は特典で写真集が付くのです。
ネットで買おうと思っていましたがパソコンが壊れているので予約ページへ進めません。
焦りながらレコード屋(今はCD屋って言うそうですな)で予約しておきました。

で、と~っても聴きたかった曲が『東京流れ者』。
これは昭和41年(コルト1100のデビュー年だったりする)の日活映画でして私は高校生の時に深夜にテレビで見ました。
この映画がすごく良いんですよ♪鈴木清順監督の色彩感覚も良いが劇中に流れる同曲やアクションシーン、若き日の渡哲也さんのカッコよさ、セリフ、ストーリー!全てが好きで
あります。この映画をビデオに撮って何度も見たり曲の部分も何度も聴いた高校時代でした。しかし、高校時代に何度もいろんな中古レコード屋で「東京流れ者」を探したが見付けられませんでした(こう書いてみると変わった高校生だったな~)

この度、レコード会社の枠を超えて作られたCDで初めて映画音楽でないバージョンを聴いた。
感想・・・・。
映画版と微妙に演奏が違いました・・・・。映画の方が良かったな~。
でもいいや♪
今後、街で「東京流れもの」を流しながら走る旧コルトを見掛けたら間違いなくそいつは私です。

このアルバムの中に「妹へ」という曲があった。
最初は「歌というよりセリフじゃん」と思ったが、これが渡哲也さんの魅力をフルに出していてたまりません!もう悶絶ものです!
はぁ~、渡さんあなたカッコ良すぎですよ~。

スマートでどこか陰のある男

これは渡哲也さんしか出せない魅力です。
そういえば西部警察で大門の妹役を演じた女優の古手川裕子さんがテレビで
「結婚が遅れたのは男性として格好良過ぎる渡さんを間近で見てしまったから」
と答えていたっけ。

私が一番好きな渡さんの役は大門団長ではなく
「私鉄沿線97分署」の榊検視官だ。
西部警察の放映終了後に始まったこのドラマでは大門と違い優しい役で
当初は戸惑ったが「こんな渡さんもいいな~」と思いながら見ていた。
またこのドラマは刑事も犯人もみんな人間らしくて彩雲はよく感動して泣いていました(笑)
その中で渡さん演じる検視官の話し方、刑事へのアドバイスなどが好きでした。
今でも自分のなりたい理想の人物像は榊検視官です。(ドラマなのにね)

さて、特典に付いていた写真集ですが・・・・


↑この写真、カッコいいというか男の私が見てもドキドキしてしまうのは何故でせう?
自分では「その気」は無いと思っていたが・・・
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泣けません・・・男たちのYAMATO

2006-02-12 23:54:51 | 映画
「号泣!」「感動の涙!」等の言葉がならぶ映画「男たちのYAMATO」。
見に行ったのはかなり前だが書くのが遅くなってしまいました。

日本の戦争映画は大好きなのでこの映画も公開前から楽しみにしていた。
いつか書こうと思うが好きな映画を5本挙げろと言われたら戦艦大和が主役の東宝映画『連合艦隊』を挙げる。小学生の時に父にお願いして映画館で見て以来、何度もビデオやテレビで見ているが見れば見る程、「連合艦隊」の素晴らしさに感心する。
この映画を見る度に泣いてます。

で、「男たちのYAMATO」!
映画やドラマを見てすぐに泣いてしまう私は前評判で「泣いた」「号泣」と聞いていたのでかなり心配でした。

その結果・・・・・

まったく泣けませんでした。
いや、とても良い映画だと思いましたよ。
本当に今の若い人達に見て考えて欲しいと思える作品でした。

でもね、泣けなかった。
それは「新しい日本を作る為に死ぬ」
と思って死んで行った方達が今のこの日本を見たらどう思うだろう?

決してこんな日本を作る為に死んでいった訳じゃない

とても申し訳ない気持ちになってしまい泣けませんでした・・・・。
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有頂天ホテル ロケ地巡り?

2006-02-11 20:00:35 | 映画
かなり前になってしまったが話題の有頂天ホテルを見てきました。

ドラマ「曲がり角の彼女」の撮影が終わってすぐに撮影していましたが今回は出勤していたのに一度も撮影風景を見られなかった(涙)。
とくに見る気はなかったが知り合いの某自動車会社の方が岡崎から出張で上京された際に私のホテルに泊まってくれた。久しぶりに会い話しをしていると
「有頂天ホテルってここで撮影したんだって?あの映画面白かったよ!何?見てないの?見なよ、面白いから」と、こうまで言われたら見るしかない。

感想は「けっこう面白かった」です。
それよりも普段目にしているバックスペースが出てくるので、その方が気になってしまった。

役所広司さんと戸田恵子さんが歩いた廊下。

改装される前、従業員入り口があり必ず通っていましたが今はあまり通りません。



リネン室(右側)

リネン室にはいつもお世話になっています。
この奥から佐藤浩市さんがリネン用のカゴ(私どもでは『ダイゴロウ』と呼んでいます)に乗って通りました。ちなみにこの画像のまっすぐ奥はルームサービス厨房やメイン厨があります。

従業員食堂前

画像右側が食堂で(切れているが)左が休憩室。松たか子さんと堀内敬子さんが出てくる場面に使われていました。

普段、料理を取りに行っている厨房が出てきたり他にもいろんな場所が出てきました。
職場を映画館で見るなんて不思議な感じでした。
が!ほとんどがバックスペースばかり。(記者会見の宴会場は私のホテルだが)
客室場面は横浜のニューグランドで撮影だったそうです。(ニューグランドでも研修で一ヶ月だけベルボーイをした経験があります)

劇中で佐藤浩市さん演じる国会議員が他のホテルに移る、という場面で
「バリトンホテル」という名前が出てきます。
これは今から数年前の「古畑任三郎」のスペシャルで緒形拳さんが出演された話で出てきた名前です。しかもその時の撮影ホテルも当ホテルなので笑いました。
三谷さんの作品では何回か「バリトンホテル」の名前が出て来るようです(イチロー選手の時も出たそうな。でもこれは当ホテルではありません)
「古畑任三郎」緒形さんの時は撮影がある、とは知らされておらず裏口から出勤しようとしたらパトカーや警察車両みたいな車、数台とカメラを持った人が多くいたので
「とうとう殺人事件でも起こったか!」と本当に驚きました。
瞬時に劇用車と見抜けなかった自分が悲しい…。

私的に「有頂天~」出演者の中ではアシマネ役の戸田恵子さんが最高でした!
いや、この人綺麗だな~♪
今では婚礼セールスに異動してしまいましたが当ホテルでアシスタントマネージャーをされていた方がいました(私より10才上だが…)。この方が戸田さんに雰囲気や容姿が似ているので映画を見ていても本人のように思えてなりませんでした。

商魂たくましいというか表場面は全く写らないのに「有頂天ホテルプラン公開記念プラン」という宿泊プランがあります(笑)

それにしても私のパソコン今だに一部使えません。今回は人のパソコンを借りて書きました。




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振り込め詐欺

2006-02-09 23:54:57 | Weblog
「うちには掛かって来ないな~」
と密かに期待していた「振り込め詐欺」が彩雲家にもやってきました。

これだけ世間で騒がれているから今時、騙される事はないだろう、思っていたが・・・。
彩雲父、見事に引っ掛かりました(涙)

父によると7日、私が出勤した一時間後の午前10時頃に近所に住む「彩雲兄」から
入電。

しかも今時珍しい「おれおれ」と名前を名乗らずに相手に「○○か?」と言わせる古典的な手口。
兄「言ってなかったんだけど友達の保証人になってて今日の昼までに201万3~円を振り込まないといけない。声がおかしいのは会社の携帯電話で人に聞かれるとマズイので離れて電話しているからだ」
父「分かった。なんとかしてやろう。どこの銀行から振り込めばいい?」
兄「普段、使っている銀行からでいいよ。携帯の番号を言うから銀行に着いたら電話して」
と電断。

情けない事に電話を切るまで兄と疑わなかったそうな(涙)
その後、念の為兄の会社に架電し当人が出て「詐欺」と分かったので被害も無かったから良かったが
もっと頭の良い詐欺師だったら家族構成、兄の勤務先、携帯電話番号を調べて確認出来ないようにしていただろう。

その後二度目の入電があったりしたが省略。警察に連絡し家に刑事さんが来たそうな。

夜勤明けで帰宅し話しを聞いて「払おうと思ったの?」と問い詰めると
父「なんとかしてやろうと思った」
昔だったら保証人になった、というだけで激怒していたであろう父が
年を取り変わってしまったんだな、あらためて実感させ哀しかった

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(休止中)

2006-02-07 23:39:28 | Weblog
すっかりご無沙汰しております。
最近ブログの更新が止まったままになっております。

実は自宅パソコンの設定にトラブルがあったらしく編集画面に行けなくなっております。
(この文章は別の所から書いております)
書きたい事は山ほどあります。本来ならブログ開設一周年なので兼ねてから温めていたネタを公開する予定でした(ヒント:あの「白い巨塔」です)。
でもそれも無理。

そういえば昨年の忘年会で行った熱海城の事も止まったままだ。
コルト1100もマフラーを壊してから走っていません。
いかんな~。

こんな私のつたないブログを読んでくださっている方々、本当にありがとうございます。
復帰は一週間位先になると思うので見捨てずにいてください。

コメント (5)
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