あのコルトを狙え

TOKYO2020 子供たちに負債を(笑)

「熱海の廃墟」のお値段?

2021-05-21 00:36:56 | 熱海高原ロープウェイ

来週(5/26 23:59)の日本テレビ系番組「それって⁉実際どうなの課」ですが

「ずん・飯尾和樹さんが大人気の観光地“熱海駅”から車で20分ほどの高台にある廃墟の価値を徹底調査」

どうやら熱海高原ロープウェイこと玄岳ドライブインを取り上げるそうな。

公式サイト

現在の内部の様子も見られるようです。

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秘密指令883 熱海高原ロープウェイ

2021-01-01 05:00:00 | 熱海高原ロープウェイ

あけましておめでとうございます。

お正月なので?長文ネタとなります。

ドラマ「秘密指令883」に出てくる熱海高原ロープウェイのご紹介。

今から15年前にブログを書き始めて

熱海高原ロープウェイネタを取り上げた初回は

「指令『熱海サボテン公園から~」とタイトルを付けていた。

 

秘密警察883に警察上層部から指示が出る時

『指令!はちはちさん・・・速水グループに告ぐ』となるのですが

このドラマのタイトルすら知らなかったのに「指令『熱海~」

と書いていた事がなんか嬉しい(笑)

 

 

モノレールドリームランド線と同じく短命に終わり

動く姿を残した映像は殆ど無いと思われていましたが熱海新聞に掲載されていたロケを報じる

記事を発掘した事、DVDが発売された事により動画で観る事が出来ました。

教えてくださったグズグズさん ありがとうございます!

ではでは

現在の廃墟状態から見ると当たり前の事だがちゃんと営業されています。

駅舎とドライブインを兼ねていた時代です

 

  そんな時代もあったのね、といつか載せる日が来るは♪

 

まだ開業から間もない頃でしょう。後ろの「富士フィルム」ベンチは今も建物内に残っているようです。

 

玄岳駅の文字が大きく書かれています。開業間もないと言いながら剥がれてますけど…

駅舎内の撮影はありませんでした

 

落合教授が搬器に乗り込みます。つり革が見えます。

 

搬器真ん中は一段盛り上がってお立ち台のようになっています。121人乗りなので

真ん中の方にも外を見やすくする配慮でしょうか?

 

ドアを閉めます

戸閉良し!

 

すぐに発車となります

 

 

スルスルと滑るように搬器が動く…

 う、動いているよ(涙

 

あっという間に小さくなっていく

ワイヤーケーブルが張られ本当に動いていたんだ・・・

 

車内からは熱海の山々が見えます。当たり前なんですが今ではこの光景はドローンでもないと

見られません。

鉄塔だよおっかさん! これも残っていないし

 

右手に見える道路は熱海新道じゃないですか!眺め最高っすね!

 

見るからに悪役な男性が現れますぞ。

それと同時に乗務員さんがアナウンスを始めるのであります。

 

当然そのアナウンスも今となっては貴重な記録なので起こしておきます。

暇人だろう(笑

 

「皆様、本日はご搭乗下さいまして誠にありがとうございます。

只今から皆様のお供をして玄岳高原を後に湯の町熱海までご案内させて頂きます」

搬器のシルエット

 

景色を観ないなんて通勤電車じゃないんですから。いいんですかね?

私なら前でかぶり付きしますよ。

アナウンス続き

「このロープウェイは熱海高原観光株式会社が五年余の歳月を経て完成したもので

 

ロープのそこう(?)距離は全長2650メートル 速度は毎秒5メートルでございます」

 

いかにも悪そうな男(上野山功一さん)が落合教授の隣に座ります。

「ゴンドラの大きさは長さ8メートル40。幅2メートル86。重さ6800で

大人121人が乗れる世界最大を誇るものであります」

悪人「落合博士、扉の所まで一緒に来て頂きましょうか」

ちょ、ちょっと今アナウンスを聞いてるんだから黙って

「また近代的な保安施設を完備してあります為」

「絶対安全でございます。どうぞご安心してご利用下さいませ」

撮影に使われた搬器はフジヤマ号

 

 

 

乗務員さんの帽子脇に熱海高原ロープウエイのマークが付いています。

 

悪人は回転式弾倉拳銃を突き付け乗務員にドアを開けさせようとします。

鍵を開け

走行中のロープウェイのドアを開けてしまいます

 

高!

悪人「さ、ここから降りて頂きましょう」

危うし、僕らの落合教授!

と、そこへ

速水チーフ(川口浩)が助けに入る

禁煙の文字の上は室内灯か非常灯か?

搬器の中で手に汁握る死闘が演じられます

左上の文字は何と書いてあるのでしょう?

速水チーフ ピンチ!

 

 

下に見える建物は何?

 

死闘の末

悪人は落ちていきます

我らがチーフは…

ぶら下がってセーフ

ファイト~、いっぱ~つ!

こんな場面なのに後ろの熱海新道に何か写っていないかを探してしまう私は非情な奴です。

 

落合教授が手を差し伸べます

乗務員さんが急ぎドアを閉める

しかし残念な事に熱海高原ロープウェイが出てくるのはここまで。

サボテン公園側の駅舎やタイムトンネルやエレベータが出てくれれば…

なんて私の勝手な願望。あくまでもドラマですからね。

このドラマ、熱海高原ロープウェイを抜きにしても面白いです。

何でメジャーにならなかったのか不思議でなりません。

全19話で終わってしまいました。

出てくる男性は皆さん背広でして「背広っていいなぁ」と見てて思います。

古いクルマに乗る時は故障したり点検の為に汚れてもいいようにジーパンにシャツで乗ってしまうが

60年代に憧れるならスーツで旧車に乗りたい衝動に駆られております。

なので昨年の赤レンガ倉庫ではスーツだったのはこの影響もありました。

本来ならこの次に熱海ニューフジヤと伊豆スカイラインのご紹介を、と思ってきましたが、それはまた先になりそうです。

それでは皆様 本年もよろしくお願いいたします。 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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玄岳ドライブインが駅だった頃

2020-05-22 15:56:18 | 熱海高原ロープウェイ

先日買ったスキャナーを使って練習しています。

玄岳駅にロープウェイが発着している頃のパンフレットより

金と銀のイスは廃墟になった現在でも中に残っている事が廃墟系サイトで

確認できます。

ここは二階部分のようです。

左から二人目の給仕さんの後ろが今も残る二階へのスロープの入口でしょうか?

 

さて、グズグズさん

先日教えてくださいました秘密指令883のDVDを悩んだ末に買いました。

買って良かったと思っておりますがこれをキャプチャーしアップして

貼り付けるとかなりの枚数になりそうです。

ちょっと時間も掛かりそうなので戸惑っています。

熱海高原ロープウェイの他に伊豆スカイラインやニューフジヤが出てきて

紹介したい場面が多すぎます。

(ハッキリ言うとメンドクサイ【笑】)

 

もしも他にも「見たい」という声が上がれば頑張りますが

書いて反応が無かったら凹むので(苦笑)

グズグズさん、どうしたらよいでしょう?

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【終】ホテル下田屋に「熱海高原ロープウェイ」の文字を見た!

2017-03-14 14:07:15 | 熱海高原ロープウェイ

翌朝、軽い二日酔いだったが桜の間に寝ていた「タク上がりと思われるけど実は新車で買った140コロナガス車乗り」さんから

朝風呂に行こうと連行される。温泉はぬるめなので入りやすい。

朝食はこんな感じ。

シンプルですが干物も付いてウインナーもついて充分です♪

卵焼きだって手作りで美味しかったです。

口コミを読むとこの値段でこの料理が出て温泉に泊まれるのだから

高評価をする方が多い。

でもそうでない方もおられます。

そうでない方は一泊二食で¥15,000以上の宿を選んでください。

彩雲の正直な感想『この料金で何文句言っている?』

福島屋旅館みたいに多くの方々に伊東にこんな素晴らしい宿がある事を知って欲しい、と思い

長編で書いてみました。

さて、ロビーで会計を済ませ(出発時にはエンジンが掛からずご迷惑をお掛けしました)

壁に貼られた観光案内を見つけました。こういうのを見るのが楽しいんだよ。

 

薄く赤い字で書いてあるのが下田屋の場所です。

伊東駅からはちょっと離れていますね。

周辺の道路地図がありました。

昭和58年当時の料金表。昔の熱海地図を見てまず確認するのが・・

昭和58年当時の地図なのに熱海高原ロープウェイの文字が・・・!!!!

しかも運休中の表記!小生は休止中、運休中の文字に反応をしてしまいます。

『大きい病院に行け』と罵声を浴びそうですがそうしたらこのブログをご覧頂いている中の

10人位は同病ですよね。

話しは逸れましたが熱海新道(有料)の文字がかすんでしまう程の衝撃でした。

地図とはいえホテルのロビーで「熱海高原ロープウェイ」の文字が見られるなんて

なんていう素晴らしいホテルなんでせう? 

八画文化会館のいしかわ編集長にも泊まって頂きたい宿です。

そういえば現在発売中の八画文化会館Vol.5ですが駅前文化遺産特集です。

こんな駅前がまだあるんだな、と旅に出たくなるような内容で『買い』です。

話しは逸れましたが昭和58年の熱海というと家族で普通に来て伊豆に行くにも玄岳ドライブインに

立ち寄っていた頃です。なんであの時にロープウェイの文字に気付かなかったのか残念です。

あの頃の玄岳ドライブインはレトロな外観できれいな状態でした。

地図に張られた文字だけで楽しい思いが出来るなんて最高じゃないですか。

エンジンも温まり女将さんに見送られて出発。

昭和40年代の温泉ホテルを味わえ、温泉はぬるめで長湯が出来て海の幸が味わえる食事が付いて

格安料金の一泊二食で¥7,500!

出発してすぐに『近日中にまた来よう、いや是非行きたい!』と二人で誓った。

 〒414-0014静岡県伊東市弥生町7-14 

宿のご案内はこちら ↓

http://www.ito.or.jp/hotel/details.php?id=22

タク上がりと思われるけど実は新車で買った140コロナガス車乗りさん、素晴らしい宿を教えてくれてありがとうです。

今度はコロナで行きましょうね!

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消えた・・・熱海高原ロープウェイ(の文字)

2016-05-29 14:30:57 | 熱海高原ロープウェイ

熱海第一ビルの中にあった旅館案内所に行ってみると

あれ?

以前の様子はこちらを

http://blog.goo.ne.jp/saiun4gou/e/19d3acd118a02869e68128482067dad2

看板も?

 

 

じゃあ、熱海高原ロープウェイの記載があったあの地図は?

地図も電話も時計も全て消えていました。

コンシェルジェの方に伺うと旅館案内所が閉店し「熱海観光案内所」になったそうな。

あの地図は?

「残そうという声もあり迷った結果、処分となりました。たぶん『熱海図書館』にもどこにもありません」

ちょっと残念そうに話してくれました。しかし「熱海図書館」という言葉が出てくるとは思わなかったな。

熱海が賑わうのは嬉しい事だけど色んなものが消えていきます。

 

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祝、10年♪

2015-04-13 21:13:58 | 熱海高原ロープウェイ

3月14日

熱海高原ロープウェイの駅を探しにオフ会を企画、実施してから10年が経ちました。

あのオフ会がきっかけとなり以降いろんな所へ行きました。

まさかここまで続くとは

それを記念して熱海ではなく都内某ホテルで集まりました。

あの時探索に使ったコルトは・・・

10年後の集まりで皆さんを乗せ都内を走りました。

途中さまひさんから「まさかこのクルマで都内を走るとは思わなかった」と

言われましたが同感です。

皆さんで東京タワーに登りました。それぞれここに来るのは数年~数十年ぶり?

夜は当時バンコックへ単身赴任されていたZUBEBIBOさんと合流し

ホテルのラウンジで楽しい食事会となりました。

皆さんと出会えた事に感謝しています。これからも宜しくお願いします。

 

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トンネルの中には・・・?

2013-05-15 22:56:02 | 熱海高原ロープウェイ

ZUBEBIBOさんから

「廃線跡の記録 4」という雑誌に熱海高原ロープウェイのタイムトンネル内部が

載っている、との情報を得てすぐに買いに行きました。

 

1ページしか扱いが無いのが残念ですが現在のサボテン公園駅地下の内部がよく分かります。

「特徴の無い普通のトンネルだった」と何度か利用した事があるという

職場のお客様から聞いていましたが本当にコンクリート打ちっぱなしの内部です。

放置された「サボテン公園」の広告がまた・・・

エレベーターのボタンも残っているようです。

写真が小さいのでよく分かりませんが案内書きも見えます。

 

熱海高原ロープウェイに興味をお持ちの方は是非購読をお勧めします!

 

また現在発行されています中銀の「和っしょい」にも熱海高原ロープウェイの

貴重な写真が掲載されています。

http://www.nakagin.co.jp/atami/wasshoi/search.php

サボテン公園駅の建物があんな形だったとは・・・

今回の「和っしょい」には福島屋旅館さんの貴重な熱海画像も使われています。

  ZUBEBIBOさん 素晴らしい情報をありがとうございました。

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【SCOOP?】今も残る「熱海高原ロープウェイ」の文字!

2013-01-13 00:35:50 | 熱海高原ロープウェイ

熱海駅前にそびえ立つ「熱海第一ビル」

このブログをご覧の方は「熱海モノレール」の始発駅予定地としてご存知かと思います。

駅から第一ビルへ向かい入り口を抜けると左手に「旅館案内所」がある。

左に見える扉。色、取っ手?、字体 全て申し分ない

目印の看板がステキ

これぞ本物の温泉マーク?

旅館案内所とは予約無しでやってきてその日に空いている旅館やホテルを斡旋してくれるところ。

まず私が使う事はないと思っているシステムです。

今やネット予約が多いですがかつての温泉旅をリアルに体験出来るかもしれませんので

マージンを取られる(宿代に含まれている)事を承知のうえで利用してみるのもよいかもしれません。

案内所のテーブル周辺には黒電話やカード電話(何故公衆電話なの?)、ちょっと懐かしい両替機がある。

そのテーブルには

第一ビルが出来る前からこの地にあったと思われます。

新幹線もないし熱海大映や東宝、国際劇場の文字が見えます。

モータープールという表記が嬉しい。

そして

いいですね~。手書きの「熱海温泉観光案内図」。右の時計も存在も味です。

その案内図をを見てみましょう。

 曽我浦バンガロー海水浴場や赤尾ホテルが移転してくる前の錦ヶ浦。

「マリンスパあたみ」の下は熱海ロングビーチか?

海には

 

大島航路の船の形が嬉し過ぎます(涙)

水中翼船は江ノ島へ向かうのか?

この頃警察署はここにあったのね。先の案内図とはまた場所が違います。

熱海新道は熱海パークウェイと記されています。熱帯園て何だろう?

さて・・・・

古い熱海の地図を見る時に注意しなければならないのが

あのロープウェイがあるか否か。

あるかな・・・?

「熱海高原観光ロープウェイ」

あ、ありました!!

駅舎は全然似てないのだろう(だって錦ヶ浦のロープウェイと同じだよ)

しかし平成25年の熱海駅近くで「熱海高原ロープウェイ」の文字を見られるという事に

意義があるのです。

熱海駅を降りられたら第一ビルの旅館案内所に赴いてあの頃の熱海を感じてみてください。

最後に昭和45年 3月7日の東名新聞を載せておきます。

 

最後にもう1つよろしいですか?

19日の東京12チャンネル「アド街ック天国」は『熱海』です。

福島屋旅館も出て来るとの情報が?21時から!

 

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クレージー大作戦に見る玄岳付近

2011-06-29 00:58:50 | 熱海高原ロープウェイ

皆さんの食い付きがいいので急いでアップします(笑)

ハナ肇さんが運転する観音クラウン。

大金を積んで追ってのクラウンRS40から逃げ回ります。

このクラウンはRS30、31でしょうか?


伊豆スカイラインを走り抜けます

おお!?

このワイヤーのガードが時代を感じさせますね!

子供の頃にどこかで見た事がありま・・
じゃなくて支柱裏に見える建物は

熱海高原ロープウエイの玄岳駅舎!

色が変だし形が違うと思いましたが撮影と公開は昭和41年。

完成は42年なので貴重な建設中の姿です。
右に見えるプレハブは建設作業用の建物でしょうか?

ロープウェイ駅舎に気を取られた訳ではないが
追手を気にするあまりセンターライン超え。

場所にあっては玄岳インター!

なんと前から懐かしのトラックが!

慌てて右にハンドル切れば下に広がる氷ヶ池?

ここでの注意点

ガードのコンクリート部分が見える
・氷ヶ池の周囲には現在のように木々は生い茂っておらず観光牧場を展開にするには
最適のようだ。

ああ、こおロウソクの炎のようなテールランプがたまらない・・

と悶えていると見えてきました氷ヶ池!

撮影点が変わって先日探索した「ガード」がはっきりと確認できます。
玄岳駅舎(玄岳ドライブイン)はてっぺんがまだ出来ていませんね。

観音クラウンは転げ落ちて行きます。

なんと湖畔(池だけど)には車の姿が3台も!

当時のドライブガイドに

「池まで車で降りられる」と書かれているのは
本当だったのです。

しかし観音クラウンは横転しても何事も無かったかのように這い上がってきます(コロナRT20のCMもビックリ?)

 

クラウン後ろの未舗装部分にご注目。

現在、徒歩で氷ヶ池に降りて行く部分だと思いますが
車も矢印に沿って降りて行ける事が判ります。

因みにガードの右側に見えるのはトヨペットクラウンRS40。

なんとか必死に登り切りますが氷ヶ池の右には建物が見えます。


まだ観光牧場としてオープンする前です。

 


未舗装道路を疾走するトヨペットクラウン。
実に素晴らしい・・・

つづく (ちょっと間が空きます。そうしないと暇人というのがバレるので)

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玄岳見晴台

2011-06-02 18:42:00 | 熱海高原ロープウェイ

あのトンネルの先に何がある?

前回の探索で見つけて以来

ずっと気になっていましたが一人で探索してきました。

トンネル抜けて

階段がある所は前回までで分かっております。

 

その先は通る人が時おりいるような位の道がかろうじてありました。

 

かなり急な斜面が現れます。

山登りをするつもりで来熱した訳ではないのでリュックではなく

普通の手提げ鞄なので片手が使えない。

 

振り返ってみたところ。伊豆スカの道路が見えます。

 

なんか引き返したくなってきました。

一応靴だけは普段の革靴ではなくスニーカーを持って来ていたので

よかった。

ちょっと平坦な道に出て一安心♪ 

が!

次の瞬間に思わず「え!!?」っと声をあげてしまった。 

いきなり現れた廃墟?

予備知識もなく現れると怖いです。

なんでこんな場所に建物が? 

 こ!これは・・・

防空監視所??

と、思いましたがそれにしては新しい。

近づいてみると階段しかありませんし小さいです。

なんかムズムズしてきました。

 

なかなか味のあるらせん階段です。 

錆た細い手すりが見えてきました。

そうか・・・ここは・・・

 

見晴台(みはらしだい)だったのだ。

 ウホッ、いい眺め(笑)

推測するに

ここも熱海高原ロープウェイで「玄岳」にやってきたお客に対する観光施設だったのでないか。

玄岳に行って眺望を楽しんでもらうにも気軽には「山頂」まで行けない。

 中腹よりも下になる箇所だがここなら氷ヶ池も見られ晴れていれば富士山も観られる。

 デザインも味があるように見えてしまうのはヒイキだろうか。

当時はやぶ草もなかったのだろう。

インターチェンジも珍しいモータリゼーション初期の伊豆スカイラインには

今より走る車も少なく

玄岳駅舎には赤と黄色の搬器がユックリと上がってくるのが見えていた事だろう。

柱はペンキで塗られる事もなく赤錆びています。

もう誰の記憶からも消えているのだろう

入り口には何かの案内板があったが何が書かれていたのだろうか。

この辺りも当時は開けていたのでしょう。

そして玄岳山頂を目指します。

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玄岳 氷ヶ池観光牧場探索記 最終回

2011-01-31 20:40:09 | 熱海高原ロープウェイ

思いのほか長くなってしまった探索記も今回が最後。

二つ目のガードを通り抜け出た場所は道路脇。

 
人が通行している気配は全く見られなかったがかつてはハイクコースだったのだろうか。

野生動物の糞もあった。 

ここは伊豆スカイラインの玄岳料金所へと通ずる道路脇。

登って行くと更にガード。


どこに続く道なのか、それは分からないが場所的に玄岳山頂へと

つながっているのかもしれない。


ロープウェイに乗ってきて玄岳山頂に行く場合のハイキングコースなのか?

そうか、ここも忘れられてしまったかつてのハイクコースなのだ。
いつかはこの忘れられてしまったハイクコースを歩き玄岳山頂を目指してみたい。

さて、玄岳料金所脇の廃道入口に向かう

 

脇にガードレールで閉ざされた道がある。

この道の下に更に埋められた?道路跡が残っているので降りてみる。

(てっちんさん撮影)


(てっちんさん撮影)

車上からでは分からないが崖を覗くとにガードレール跡があった。


昔のカタログでよく見かける海岸有料自動車道にあるタイプだ。

↑三菱コルト1100のカタログより。
単車で転倒したら終わりだろう、と思えるこのタイプを実際に見るのは初めてだった。

(三つ目のガード画像にも当時のガードレール支柱跡が見える)

こちらは昭和42,3年頃の熱海新聞に載っていた玄岳インターチェンジ。

↑黄色の矢印下にある建物は熱海高原ロープウェイの下駅舎。


道路部分を拡大



料金所を出て下へ降りる道が見えます。

入り口に障害物のような物が見えるような気もしますが・・・

インターチェンジ周辺道路も現在とはちょっと違います。

更に当時のドライブガイドには
「池まで車で降りられる」とある。

「車で降りられる」

とはこの道路跡の事を指すのではないだろうか。


本連載中にセキトラさんから頂いたコメントに

「潰えた夢のあとさき探索」と書かれていた。

殆どの人から忘れられた高度掲載成長期の熱海の夢。

今回の道路跡発見はその潰えた夢の跡に触れたようだ。

 

昭和43年1月1日 熱海新聞より

おわり

追記 

コゴローさんへ

これですね↓  ↓  ↓

 

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忘れられたガードレール

2011-01-27 23:46:40 | 熱海高原ロープウェイ

当然ガードレールは支柱が四角い昔のタイプ。

このタイプは以前に紹介した熱海新道でも見ることができます。

やはり昔は道路が通っていたのだ。

向きは私達が歩いている側が「内側」となっている。

するとこの向こうに自動車道がある事になる。

太い木が立ちかつて道路があった痕跡を探すのは困難。


それらしい幅員は見られない。



使用されていた当時も舗装されていなかった事は航空写真からでも分かる。


このまま真っ直ぐに進むと料金所へとなるのだが既に道は生い茂る木々に塞がれている。

右手の道路下に新たなガードが現れた。

 

もうちょっとつづく

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伊豆スカイラインの廃道

2011-01-24 20:49:53 | 熱海高原ロープウェイ

再びガードへ戻る。もう一つ確かめてみたい事があった。

熱海新道から上がって来て伊豆スカイライン玄岳料金所を抜ける際に伊東方面と箱根に分岐する。

その脇にガードレールで塞がれた廃道のようなものが見える。


この廃道もかつては氷ヶ池へとつながっていたのではないだろうか

前出の航空写真を見る。


昭和51年にはボートや牧場も無くなっているので営業中の「観光施設」ではない。

観光牧場がある頃はハイカー又は作業車等の進入道路として使われていた名残ではないだろうか。

ガードに再び戻り氷ヶ池と反対側に向かう。

左に行けば玄岳山頂駅だが木が生い茂り進入は不可能。
通い慣れた?玄岳ドライブインに行っても意味はない。
目的の料金所側、右手は歩ける道がある。
今でも歩く人がいるのだろうか、そんな感じがする。

木々に行く手を阻まれる事もなく進むと…

こんな場所にガードレールが!

 (明日は今年初の2連休。ちょっと旅に出ます)

つづく

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氷ヶ池電灯跡

2011-01-18 12:35:43 | 熱海高原ロープウェイ
錆びた鉄柱を見つけた。


分かりにくいが茶色で折れ曲がっているのがそれ



「何かの配管ですかね?」
池のほとりには配水管のような小さな土管があったのを
前に見ていた。

『いや、電灯でしょう。ここに碍子があるし』



管理小屋の電灯が朽ち果てたとはいえ今も残っていた。



絵葉書を拡大してみると
小屋の付近に3本の電灯が確認出来る。

この内の一本なのだろう。

電灯をチェックして気付いたのだが湖面右側の
山にも電灯が見える。




牧場地帯はあの場所まで広がっていたのだ。

一枚の絵葉書から色々な事がわかる。


ボート桟橋は確認できないが湖畔にはベンチが置かれ
左の小屋は厩舎だろうか。

更に奥へとやぶを進むも発見はなかった。

では弁当にしようと池の入り口に戻る。
いつも熱海駅で買う駅弁は「トン漬け弁当」だが今日は「鯛めし」にしました。


池のほとりで仲間と食べる弁当のまったり感に浸る

「帰りに下のサボテン公園に寄ります?」
『いいですけど次のロープウェイの時間て覚えてます?』
「いや、時間が早かったら駅のドライブインでコーヒーでも飲んでいましょうよ」

そんな会話も当時は交わされたのか、と芝生に寝っころがりながら想像する。

玄岳観光牧場跡

もう何もないここにも60年代の残照が残る

そういえば福島屋旅館に「展示」させてもらっている赤電話の台には
『熱海サボテン公園から玄岳へ
熱海高原ロープウェイ』
とエクセルで書いた広告を貼り付けている。

女将さんから
『これを見たお客さんから 「私ここに行きたい!」
と、どうやって行くのか!と尋ねられて困惑した(笑)』
と言っていた事を思い出していた。


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氷ヶ池観光牧場

2011-01-12 11:17:32 | 熱海高原ロープウェイ
さて往時の遺構を探す事にする。




かつて観光牧場があり牛や羊がいた時には
管理小屋があったそうだがさすがにその痕跡は無い。



以前にも掲載した当時の絵葉書。
裏面には

『熱海高原ロープウェイ玄岳駅から近い氷ヶ池、景勝の地
玄岳山麓の高原湖でハイキングにボートに素晴らしいところ』

とあります。

池の畔に近づき底を見ると人工的に作られたと思える浅瀬があり石で固めてある。

何があったのでしょう。



池の奥には杭が朽ち果て残っている。
これは貸しボートの桟橋跡であろう。




桟橋には救助用?の浮き輪が掛けてあった。
その光景がなんとも寂しい


その時探検隊の1人が…

つづく


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