あのコルトを狙え

TOKYO2020 子供たちに負債を(笑)

都電 6086号

2008-09-28 00:29:14 | 60年代
私が幼稚園生の頃
父が
「都電のツーマンが無くなるので乗りに行こう」
と家族を都電荒川線に連れて行ってくれた。

公園に置いてある「動かない市電」しか知らない私は
初めて「ちんちん電車」に乗れる事がたまらなく嬉しかった。

なんで知ったのか忘れたが(たぶんテレビニュース)
都電には新しいワンマンと赤い帯のツーマンがある事は知っていた。

父は8ミリカメラ、兄と私はテープレコーダーを持って
電車停留所に着くとちょうど「赤い(帯の)電車」が来た。

車内は「木造」で暗い印象を受けた。

その赤帯の都電が30年ぶりに荒川線に帰ってきた。


江戸東京たてもの園に保存されている7514とは
微妙に違う黄色い車体を見た時に上記の思い出が甦った。

昭和53年の廃車後に個人保存されていたそうだ。
あの時に家族で乗った時そのものの姿。



救援車として残っていた6152は更新を受け改修もされているので
初めて見た時に「懐かしい匂い」がしなかった。
(それでも復活は嬉しかったしいつまでも残って欲しかった)





車体は30年前のものにしてはキレイな状態でした。
窓に残る広告類や薄い黄色の車体に
「懐かしいなぁ」
と30年前の事を思い出ししばらくシャッターを押せなかった。





6152の金太郎塗装より都電といえば黄色に赤帯だと思う。

比較用?に乗せた6152の画像は数年前のイベントで撮りました。
その時が初の鉄道撮影イベントとなったのですが
車体に子供が近付いた際にお孫さんがいそうなお年寄りが
その子に怒鳴り散らすのを見たり
車輌の停止位置が背景に電柱が入るので動かせ!
と偉そうに職員の方に怒鳴るのを見て
嫌な気持ちになり
それ以来行く事はありませんでした。
そもそも私は鉄道が好きというより
「古い物が好きだ」という位です。

そんなトラウマもあり今回のイベントもどうか、と迷ったのですが
5、60年代の街を走った旧型都電が帰ってくるというので
行く事にしました。
(前日、興奮してなかなか眠れませんでした【笑】)

しかし今回はそのような事も無く楽しく過ごせました。


私が気にいったのがこれ

昭和40年代の車内広告

そして帰ってきた都電の窓に貼ってあった当事モノ?


この絵、なんか懐かしいです(涙)

内部は非公開でしたが・・・

70年代ですな~


さて今回30年ぶりに古巣の荒川車庫に帰ってきたのは
震災で亡くなられた岸由一郎様のご尽力によるものだそうです。



搬出から搬入までの経緯がパネルにて紹介されておりました。



岸様がいなければこの都電は今年中でスクラップになる所だったそうです。


(30年ぶりにトラバーサーに載る姿。パネルより)

今回のイベントの晴れ姿、見たかった事でしょう・・・
無念だったでしょう・・・

面識はありませんがご冥福をお祈りすると共に
6086号を戻してくださった事を心から感謝致します。






イベントを仕切っておられた方に聞いてみると
モーターも付いたままだがこのまま通電させると何が起こるか
分からないのでビューゲルは上げているが電気が来ないようにしているとの事


なので出し入れは人力です。
車輪が回って線路上を走るだけで感動です(涙)


イベントが終わって「思い出広場」にある7504号を見に行きました。


かつての姿




飛鳥山の併用軌道で見つけた
「軌道内通行可」の標識。

モデルはブルーバードP312でしょうか?

(参考画像)


その飛鳥山公園に保存されている都電6080号


王子駅前を発車した都電

もしも6086号が本線復帰したら私はコルトで待ち構えます。
(邪魔にならないように)



やはり都電といえば真ん中でしょう。
たとえ走らなくてもいい、いつまでもこのままで残って下さい。


岸由一郎様、交通局の方々ありがとうございました。
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都電カレンダー

2008-09-24 19:12:31 | 60年代
会社に行くのでいつもの駅に降りると来年の都電カレンダー発売の広告が掲示されておりました。


私は昔の街を撮した写真を見るのが好き。
昔の街を走る都電に混じり併走する旧車の姿はたまりません。

今回はどんな写真だろうと近寄って見ると…



都電6000型と三菱コルト1000(A20)じゃないですかっ!

ポスターの前でしばらく固まりました。

涙ものです

過去の都電写真集を見ても三菱コルトがド真ん中に来た写真を見た事がありません。
今まで交通局が出しているカレンダーを買った事がありませんがこれは必ず買います!
表紙のコルトと都電だけでも額に入れて飾りたい位です。






5・20-13の細いオリジナルタイヤ(たぶん)が羨ましい。
帽子をかぶり咥えタバコをしながら銀座4丁目を走るなんてイカス~♪
ハンドルが太く見えるのはハンドルカバーをしているからでしょう
暑い日なのか三角窓も全開のやうです
コルトの隣にはセドリック130とクラウンタクシーが見えます。

9月27日に荒川線の日のイベントに30年ぶりに里帰りした旧型都電(6086号と噂されている)が荒川車庫で展示されるそうです。

http://www.kotsu.metro.tokyo.jp/newsevent/news/toden/2008/tdn_p_200809103_h.html

旧型都電は文化遺産だと本気で思っているのですが6152がブレーキ問題で廃車となり

荒川遊園地に行ってしまい7504(学園号)も廃車となってしまいました。
もう二度と旧型都電が復活する事はないと思ってきたが
今回の里帰りで路上を走る姿を見る可能性があるかもしれない。

いつの日か飛鳥山の併用軌道を走る6086号をコルト1100で併走する日が来る事を夢見ている。


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ヤクルト敗れるも、木田さん力投

2008-09-16 02:07:59 | Weblog
てっちんさんと神宮球場へ行ってきました。
連敗が続く東京ヤクルトスワローズですが
そろそろ勝って欲しい!

が、結果は・・・(涙


しかし木田優夫投手が9回にマウンドに立つと
それまでは大人しく見ていましたが嬉しくて思わず
声を出し応援しとりました(照)

試合に負けて残念でしたが木田さんの力投が見られて
満足でした♪



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俺たちの旅 7【終】 レガシィの事

2008-09-10 22:29:31 | 
今回の旅ではレガシィの素晴らしさを味わった。

実は私スバル好きだったのです。

その話しをすると三菱が好きなんじゃないの?
と言われるがもちろん三菱も好きです。しかしそれは家にたまたまあった車が三菱コルト1100だったからだ。

私がスバル好き(レガシィしか運転した事がないが)になったのは兄貴の影響だ。180SXに乗っていた兄は結婚をして二代目レガシィに乗り換えた。
運転席に座ると
ハンドルの握り具合、内装に何か違うものを感じた。
車を動かして慣れてくるとアクセルを踏み込みその加速に驚いた。年式が違うので比べるのも何だが同じく排気タービン付きの180SXとはまるで違った。
そして独特なエンジン音と振動、走り易さ。
「コクッ」と入るマニュアルシフトの感触。


これがスバルか…

ハンドリングとかボディ剛性などと私が言うのも爆笑ものだが当時の彩雲家の主力車三菱ギャランがグニャグニャに思えた。
それに対しレガシィは「ガッシリ」とした感じでショックを受けた。

これはイイ車だ…

乗り心地、運転感覚、内装、インパネ…
何よりも運転しやすい。

唯一の欠点は排気タービン付きの高性能なエンジンなので燃費があまり良くない事と高オクタンのガソリンが必要な事。あれだけ速いのだから仕方ない。

なのでファミリーカーとして使うのは経済的に厳しいイメージがあった。兄はその後もレガシィの現在から一つ前のモデルに乗り換え今も乗っている。

今回てっちんさんのレガシィは現行モデル。
本人曰わくベーシックな2.0iというタイプでレギュラーガソリンが使えるという。
ATだがハンドルの所に+-のシフトが付いており容易にシフトダウンが出来る(オプションだが)
内装もシートも文句無し。

帰り道に運転させてもらったがパワーも充分(4人乗り状態でも)
先代、先々代と同じく運転し易い。

本や人から聞いた話しではなくあくまでも自分で運転した感想

レガシィって
『なんと楽しい車なんだろう~』

街や職場でレガシィに乗っている人を見ると羨望の目で見てしまう。

因みにドアマンになりいろんな車を見てきたが一番いいなと思うのはトヨタ車。
昔は日産の方が好きだったのに(笑)
内装を見ていると「これイイ!」と思えるのはトヨタ車です。
(別に他のメーカーが嫌いな訳ではないですよ)
最近はクラウンハイブリッドが気になってます。


話しはレガシィから脱線しましたが
「俺たちの旅」の報告はこれで終わりです。

てっちんさん、
レガシィにまた乗せて下さいね~。
いい買い物しましたね(笑)
コメント (3)
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