昨日、地下鉄を降り地上へと上がり歩いていると緩やかな坂の上から
古めかしいフロントグリルのクルマが降りてきた。
プリンススカイラインS50系だ!
GTではない普通の50。
ナンバープレートの分類番号は新しい3桁なので若者かと思ったが
6、70代の男性が運転している。
昔に憧れたクルマを今になって購入したのかとも思ったが
車体は適度にヤレており長年車庫で保管し近年に再登録されたのだろうか。
ミラーもホイールもノーマルで驚く事に丸いテールレンズはメッキ枠の無い
初期のタイプであった。
立ち止まり呆然とその姿を観ていたが
普段は私が見られる立場だ。
懐かしく信じられないような物を見るような目で見られるが
見る側はこんな気持ちなんだな、と苦笑した。
あのクルマとドライバーにはどんなドラマがあるのだろう
旧車に偶然出会うと得をしたような気持ちになる。
それにしても・・・
後ろ姿をパッと見では分からないですよね