あのコルトを狙え

TOKYO2020 子供たちに負債を(笑)

1月25日の熱海

2009-01-28 00:10:34 | 熱海
久々に日曜日休みがあったので熱海に行ってきました。

11時前に快速アクティで熱海に到着。
前から行きたかったラーメン屋「雨風本舗(あまからほんぽ)」 に
一番で入った。

チャーシュー味噌を食べたら期待通りのおいしさでした。
熱海というと魚料理のイメージがありますが他にも隠れた名店が
色々ありそうです。

春の熱海といえば梅園が有名。
熱海は何度も訪れていますが今まで梅園に入った事がありませんでした。
アタミステリーの抽選会があるので行ってみる。
バスで行こうとするも…

(130クラウンタクシー)

梅園なら次の来宮駅まで伊東線かバスで行けばいいし一人でタクシーなんて贅沢だ。
しかし、もう絶滅危惧車?になっているメッキパンパーのクラウンタクシーに乗れるチャンスは無いかもしれない。
と悩んでいたら行ってしまいました。


20分以上待ったが戻って来ない。

別の旧クラウンが来たがライトが角目だ。やっぱりタクシーは丸目4灯でしょう。
しかし、次に来るのはいつになるかは分からない。

仕方なく角目の黒塗りで我慢する事にした(私も大人になったなぁ)


(伊豆山タクシー409号車)

待ち列に駆けより
このクラウンに乗りたい、と告げるも運転手さんは
「?…」(そりゃそうだ)
理解して頂き梅園まで乗せてもらう。

今のクラウンコンフォートやセダンよりも広く感じる。
久しぶり見るベンチシートにマニュアルコラムシフト!

ドアマンになって二年だが法人タクシーのマニュアル車を見た事は無い。

運転手さんによるともう一台の白クラウンは今年の夏の車検を通すか微妙だそうだ。
是非残して「名物」にしてもらいたい。
前回のキングタクシー、マークⅡは今回見かけませんでした。

西熱海ホテル脇の坂道でギアチェンジをする光景にはノスタルジーすら感じる。
運転手さんの感じも良かったので梅園に着いたら写真を撮らせてもらおうとしたが梅祭りで車両の出入りが激しく断念。

今度熱海に来たら最初に見た白い130クラウンに乗りたい。
伊豆山タクシー
(℡・0557-81-9255)
「古いクラウンでナンバーが9839をお願いします!」
と!

今回乗った黒の409号はナンバーが新しかったのだが
冒頭の130クラウンは「沼津55」という古めのナンバーなので
熱海での歴史はこちらの方が古いのでしょう。


梅園は大塚商会名誉会長の大塚実氏から寄付を受けて大改修をしたそうな。
となると以前の状態を見ておけばよかったなと思ったりする。
まだ梅は二、三部咲きという状態です。


中山晋平記念館2階からの眺めが素晴らしい

アタミステリー紀行の抽選会がミス熱海さんによって選ばれていました。


その後、いつものメンバー(安全体操さん、てっちんさん)が到着し散策後に
福島屋旅館で日帰り入浴。

熱海に手ぶらで来て¥400で手軽に入れる事に改めて感動。
今回のお湯は「熱過ぎず、ぬる過ぎず」まさに適温
 「あぁ、泊まりたい・・・」

さて、駅に向かおうと玄関を出るも
コルトがいない福島屋の車庫に寂しさを感じる
 (再びコルトで来られる日が来るのだろうか・・・)

新年会という事で熱海駅二階、昭和の名店?「くるみ」で
飲んだくれる。

「くるみ」から見た商店街看板。
こんなところにも昭和の残照が!
(そしてマンションの広告に平成を感じる)

同じく店内にある灰皿

こんな灰皿でタバコを吸ったら最高でしょう
(今回は吸わなかった)
今では殆ど見かけなくなりました。

さっそく100円白銅貨を入れてみる



なんと大吉!
とても私の事を言っているとは思えない内容ですが
大切なここでのポイント

平成21年の世の中で郵便番号が三桁

そして19時30分前に店を出て東海道線のホームへ向かう



この表示もあと少しで見られなくなります。



なんだか判りにくいが寝台特急「富士/はやぶさ」です

3月に廃止となるので今はチケットを取るのも大変なようです。
この日も殆どの寝台が埋まっていました。

私は横浜に住んでいますが
熱海で遊んで熱海駅からブルートレインに乗るもの楽しいものでしょう。

夜行列車を三人で見送った後は
新幹線の特急こだま号で帰るてっちんさんを
新幹線改札口まで送る。



どこかに東海道新幹線開業時からの名残は無いか
と、探してみると左のブロンズ像?が・・・


見つけました!60年代の記念碑?

勝手な推測ですがエスカレーター奥のタイル壁も開業時のものでは??



今回の「職場へのお土産」はこれ!



熱海のお土産屋さんで温泉饅頭は数あれど
包装紙、ひも、箱の模様がお土産として申し分ない!

仲見世通りの

『丹那屋』の温泉まんじゅうです。

東海道線「丹那トンネル」開通時に出来たお店だそうな。

翌日出勤しを見た上司は

「また熱海行ってきたの?(笑)
熱海に何があるの?(笑)」

熱海は・・・
訪れる度に発見があるんですよ












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免許を取ったら

2009-01-25 23:56:22 | Weblog
先週の末にコルトで出掛けた帰りの事。
家まであと1キロという所でエンスト気味になった。
アクセルを吹かせば止まらないのだが信号待ちで停車する度に止まってしまう。かなり焦ったがなんとか自宅に戻った。

過去10年程前にも何度か同じ事が起こった。
スローが効かない。一度目は父に見てもらったが父も判らなくて『?』だったが暫くしたら治ってしまった。
「キャブに錆でも詰まっていたのでは?」
という見解だった。

次は数年後、父の長期外出中に発生。
エンジンは回るのだがアイドリングが出来ないので家から近くの高速インターに乗り江戸川のキャブ屋さんに向かったが到着直前にインターを降りたら治っていた。キャブ屋さんでも錆かゴミが原因だろうと言われた。
走ったりエンジンを高回転で回すと錆が落ちてしまうようだ。
今回も同じ症状だったので荒治療をしてみようと高速インターを目指した。

そうだあそこに行こう!

運転免許を取ったら一人で訪れようと20年以上前から思っていた場所があった。
思い立ってエンジンをかける。
やはりアイドリングが効かない。
油面は正常。
スロットル スクリューを回し回転を上げ気味にして高速道路に向かう。
坂道を降りたらさっそくエンスト・・・

信号が変わりいつもよりエンジンを吹かしてモーレツダッシュ!
バス待ちの人々の視線が痛い(下品な運転してるなー)
また信号待ち。

クラッチを切る

あれ?
ストールしない。
アイドリング平常…
高速に乗る前に錆かゴミが飛んでしまったようだ。
でもせっかくだからこのまま高速道路に乗ろう。

天気も良いし目指すは鎌倉霊園。
念の為、普段より速度を上げて横浜横須賀道路を走る。
(この霊園と道路の名前を聞くとかつて某先生から聞いた建設時の逸話を思い出してしまう)

無事に鎌倉霊園に着いたがエンスト無し。
但しアイドリングを上げていたのでもとに戻す為に霊園駐車場に入ってすぐに
ボンネットを空けて戻し、終わると何やら視線を感じた。

後ろの五人家族がこちらを見て笑っていた。
思わず微笑み返す。

若いお父さん『すいません。子供が見たいそうでして』

もうこんな車でよかったら見て下さい、と喜んで見てもらう。

その後、祖父、伯父、従兄弟が眠る墓に向かった。
コルト1100でこのお墓に来るのは私が中学生の時以来だ。
「いつか免許を取ったら一人で墓参りをしよう」
とその時に思った。

その後、法事や納骨、家族揃っての墓参りには何度も来た。
でも1人で来た事は無かった。

いつか来よう、いつか来ようと思っていたら20年の月日が流れた。

晴天の空
広大な鎌倉霊園は空いていた。

1人でお墓の掃除をし線香をたきお花を飾る

 『遅くなりまして・・・』

長い間心の中に引っかかっていた物が取れたような気持ちになった。

そして家に帰りボンネットを空けると
ブレーキオイルが減っていた。

どうやらリアのホイールシリンダーがオイル漏れを起こしているようです。

それが先週の週末に起こった出来事でした。
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甥達との旅路 【最終回】

2009-01-22 21:40:11 | 
コルトの部品の件では皆様にご心配頂き誠に感謝しております。
周辺に問い合わせてくれた方もいた
励ましの言葉をかけてくれた方

「人」との繋がりと優しさを感じています。


さて、昨年の旅行記がまだ終わってなかったのですが
今回ついに最終回です。
(まだ0系が走っていた頃なんですな)

↓    ↓    ↓

0系新幹線の次は最新型のN700系で京都まで移動する。
各駅停車するこだま号と違い超特急のぞみ号は満席。
それに車内の雰囲気からして別世界。
随所に平成の匂いがします。

京都駅に着くと雨だった。

目指すは梅小路蒸気機関車館。

SLスチーム号になんとか載せてあげたいが定員制なのでチケットが買えるかが最後の不安でした。
が、雨の平日なので館内はガラガラ。

しかしその「雨の中でガラガラの蒸気機関車館」の雰囲気が素晴らしい。
普段なら余韻に浸っていたいが今日の私はお父さん。そんな余裕はありません。

鉄道記念日なので入館料は無料のうえにC62の記念切符までくれました。

スチーム号の切符売り場に急ぎ駆けつけるも待っているのは2,3人。
この日の牽引機関車はD51-200

現在、蒸気で走れるD51はこの200号と東日本の498(入院中)だけ。


甥っ子達は動くSLを見るのも初めて。



その為に由布院ではかつてSLホテルとして使われその後は公園に展示されていたD51を見せておいた。

各地の公園で錆び付き展示されている機関車は
こうやって走るものなんだ、という事を知って欲しかった。


スチーム号は500メートルの距離を一往復する。

客車ではなく貨車に屋根を付けたようなものに乗るのだがどうせなら脇に放置されている旧型客車を整備して乗りたいとか妄想してしまう(その旧客も解体が噂されている)
最新型のN700系のぞみからD51型蒸気機関車。
汽笛を控え目に鳴らし蒸気を吹き上げ走る昔の機関車は子供達の目にどう映っただろう。

帰りの新幹線まで時間は充分にあるので京都タワーに向かった。
ここで甥っ子がチケットを無くすというアクシデントが発生したが親切な係員のお姉さん達のお陰で無事に入れました。
京都タワーから見る夜景は素晴らしいの一言ですがその頃になると写真を撮影する気力も失せてしまった。
タワーを降りてから夕飯のマクドを探すも発見に至らず。
ロッテリアを何とか探し京都駅構内でお土産を買ったらもうヘロヘロ。

世の中のお父さんはみんなこんな思いをしているのか…

時間ギリギリで700系のぞみに乗る。

新横浜駅では父と義理の姉さん(甥っ子の母さん)が迎えに来る事になっている。
間もなく旅も終わる…
事故もなく無事に着けるようだ。

疲れて寝てしまうと思っていたが子供達は起きている。

「今、小田原を通過したよ」

そうかもう間もなく新横浜か

ついに終わってしまうんだな
わがままを言わず素直に従ってくれたな
本当に素直な子だ

おそらく私が一人で子供を連れて旅に出る事はもう二度とないだろう

新横浜駅のホーム降り三人で東京へ向かうのぞみ号を見送った。

見送ったらなんだか気持ちがスッキリした

 消え行く夜行列車と0系新幹線
 最新型N700型新幹線と過去の蒸気機関車

鉄道三昧の旅でした。

十何年後に甥っ子達は家族を持ち子供を連れて
鉄道博物館に行く事もあるだろう。

そこに展示されているEF66型電気機関車と
0系新幹線を見て
『ずっと昔、この電車で九州に行ったな』と
叔父さんの事と今回の旅を思い出してくれたら
何よりも嬉しい

新横浜駅の改札には父と甥っ子達のお母さんが待っていた。

下の子がスっと私の手を離れお母さんの元へ走る

そして「機関車交換」となった。

-終わり-
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探しています

2009-01-20 13:07:41 | 三菱コルト1100
このような事を書くのも迷いましたが
広い日本のどこかに眠っているものと思い
書いてみました。

『探しています』


私の三菱コルト1100(A21)の
リヤホイールシリンダー左右
純正部品番号
A122879

ブレーキマスターシリンダー
A103689

クラッチマスターシリンダー
A111749

メジャーな古い車ならオークションサイトで
見つかりますがマイナーな車を維持していくのは
(あまり弱音を吐きたくないけど)
大変です(涙

かつて
「どこそこの古い倉庫にあるかも」
という情報で横浜から姫路まで高速バスを使い
フロントホイールシリンダーを探しに行った事が
あります。
今もそんな情報があれば北海道でも行きます!

日本のどこかの倉庫に眠っているのだろう
と信じて出逢える日を待っています。

このブログをご覧頂いている方で
『昔乗っていたので持っている。売ってもいいよ』
とか
『どこどこの部品屋さんにある』
という情報をお持ちでしたらご連絡下さい。

何卒お願いいたします。

saiun4gou@mail.goo.ne.jp

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21階へようこそ

2009-01-15 00:04:57 | 錆びたナイフ


ホテルエンパイアの最上階、21階に存在した
回転展望レストランの営業時の姿です(パンフレットより転載)



21階の入り口を見て私は動きを停めた

息を切らしながらゆっくりと登った

そして21階へ到着し
思わず声が出た
「あ・・・・」




 年月が起ってしまった今
 その時見たその光景を思い出すと
 下を走る道路の街灯が照らすオレンジ色の灯りが
 不思議な雰囲気を醸し出していたように思える


私は子供の頃に田舎で見た光景を思い出していた

田んぼのあぜ道で向こう側に見える街の明かりだ

自分の立っている所は暗闇なのに真っ暗な
田んぼを挟んだ遠い向こうの場所は生活の光がきらめいていた

エンパイア周辺地は電気があまり点いていないので
そんな事を思い出していた



ここがどこかの観光展望台だったら夜間といえど
薄暗く照明が灯り
音楽が掛かり
周りには私以外の人がいる

その事で自分の立つ場所が生きている超高層ビルの中という事を感じる

しかしここは違う

光も
音も
人も

ないのだ

呆然と立ち尽くす

街の灯を見ていると

自分の身体が夜空に浮かび

周囲に気付かれず眺めている

そんな錯覚に陥った

前に傾斜しているガラスに近づき外を見る

道路を照らす街灯の「オレンジ」と自動車の赤いテールランプ

不思議な事に

 ついにここに来た!

という達成感はあまりなかった

横浜方面を見ると遥か遠くにランドマークタワーが見えた

開業当時、日本初の高層建築として注目を浴びたエンパイア

かたや現在の横浜のシンボルタワーとして輝くランドマーク
この瞬間、ランドマークの展望台では多くの人々が
その階下に広がる横浜の夜景を眺めているのだろう

エンパイアは誰も人を寄せ付けず横浜の高台に立つ
今、この高層ホテルにいるのは私だけ

日本のどこの高層ビルに警備員もおらず
非常口誘導灯の灯りすらないのに
独り立ち尽くしているビルがあるだろう

そんな非現実な状況




(あまりにも暗いので画像を加工しました?)

我に返り腕時計に目をやると残り時間が迫っていた
急ぎ足で回転レストランを一周する
時間があればゆっくりと見たいものだがそうもいかない
カウンターのようなパントリーにはビールジョッキやグラスが見える。



トイレは男女各一ずつだった。
私はかねてからもしもエンパイアに行く機会があったら
探したいものがあった

それはすぐに見つかった

時間がなく選んでいる余裕はない
それをヒップポケットに入れて出口を目指した。

階段を降りる前に今一度振り返る
きっと私は二度とここへは来られないだろう

万感の思いを込めて「さようなら」と
口にしていた。

残り時間2分

つづく



しばらくの間休止しておりましたブログを再開致します。
今年初の記事はリクエストの多かった「ホテルエンパイア」です。

ここまで引っ張る予定ではなかったのですが
思い入れのある出来事だったので
時間がかかってしまいました。

15日まで更新は無いとお伝えしたのに毎日のようにチェックしてくださった方々
ありがとうございます。

いつも思うのですが
どんな方々が、このつたないブログを見てくださっているのだろう?
と考える事があります。

遠い旅先の地で
夜汽車の車窓から見える知らない土地でも
もしかしたらこの近所にも私のブログを読んでくださっている方が
いるのかも、と思ったりもします。

そんな時あらためてインターネットってスゴイな、と思います。

遅くなりましたが
本年もよろしくお願い致します。

彩雲4号




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