あのコルトを狙え

TOKYO2020 子供たちに負債を(笑)

横浜ホテルニューグランド 4

2011-11-29 20:19:00 | ヨコハマ

さて私の個室です。
研修中にいつかは泊まりたいと思っていたのがシングルルーム。



浴室付きとシャワーのみがあるのだが当然スタンダードなシャワーのみを選ぶ。

中庭に面していて窓からはこんなに素晴らしい中庭が見える。

もっとも改装前までは「プール跡」に雑多な物が置かれていて怪しい雰囲気だった。
もちろん私としてはその方が良いのだけれど(苦笑)

この部屋はかつての姿や雰囲気を比較的残していると思います。



シャワーとトイレが備わる浴室。


洗面器みたいなベシンがいいし「シャワーだけ」という低グレードっぷりがいいんです!

ワードロープ内は変わっていないのだろう。


部屋の鍵

本館の方はシリンダーキーとなります。と言ってもタワー館はカードなのか分かりませんが。

このシングルルームに一人でノンビリするのに憧れていました。

ブログを書いている今もまたこの部屋で休みたいと思います。

一階部分にホテルニューグランドの歴史を紹介するコーナーがあるのですが

そこに過去のパンフがありました。各地に存在したニューグランドのものですが・・・

知らなかったのが「江ノ島ニューグランド」

江ノ島にレストランがあったようです。東京オリンピックの頃でしょうか。

 

 

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中華街 揚州茶樓 3

2011-11-28 21:02:50 | ヨコハマ

夕食はすぐ裏の南京町にある中華料理店を予約しておいた。

店の名は揚州茶樓(ようしゅう ちゃろう)

中華街に行くと私は常に揚州グループを選んでいた。
少し前までの中華街は店員さんの感じが悪いというイメージだった。
しかし、この揚州グループはどの店も店員さんの感じが良くて親切で値段も手頃です。

しかし、訪れた時は5月。
震災の影響で中華街は客の数が激減していると聞いていたが先客は僅かに一組…

更に手頃な価格設定でサービスもよかった揚州酒家も閉店となってしまった。
今は盛り返している事を願っています。

「横浜の中華街に行くのだけれどどこが良い?」と聞かれたら揚州グループと答えています。

 http://www.yoshuhanten.com/

ホームページのクーポンを利用するととってもお得。

本店も法事で利用した事がありますがここもお薦めです。(さすがに本店はちょっと高いけど)

 

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横浜ホテルニューグランド 2

2011-11-25 22:09:45 | ヨコハマ

一階と二階のロビー部分はパブリックスペースなので誰でも見学出来るが客室階はだとそうはいかない。
昔の客室階はエレベーターホールを出ると右手にリネン室(ステーション)の窓口みたいなのがあったが埋められていた。

 


廊下の雰囲気もかつてはクラシックホテル(箱根の富士屋のような)独特な感じがしたが

やはりどこにでもあるような今時のホテルになっていた。


僅かにエレベーターホール左手の階段が昔のままだった。



まずは親の部屋から案内してもらう。



やはり室内も他と同じに今風になっているのは時代の流れでしょう。
古いモノがいいと思う人もいれば新しい方がいいと思う人の方が多いのだから。
そう考えると箱根の冨士屋ホテルは改めて凄いと思う。

参考までに

20年前のパンフレットより


部屋は違えど窓からの眺めに母は
「この見え方は覚えている」
「このイチョウの木が目の前にあってねぇ」



もっともその時は披露宴が長引いてしまいホテルに到着したのは夜だったそうな。
「今と違いホテルの周りで遅くまで空いている食堂もなくてね。
それを気づかってくれてホテルの人が四角い缶に入ったクッキーの詰め合わせを置いておいてくれた」
日活映画「赤いハンカチ」では横浜ニューグランドホテルが出てきます。
昭和39年の作品なのでほぼ同じ頃の様子なのだがちょっとキャプチャーが出来ないので残念。

東京から横浜ニューグランドまでどうやって来たのかは覚えてないが
父「多分タクシーだろう」


昭和40年頃のタクシー?
「クラウンだった?セ、セドリックだった?も、もしかしてプリンスのグロリア?

だったらリヤガーニッシュは付いていなかったんだよね?!」

瞬間問い詰めそうになったが親を嘆かせてはマズいので抑えた。
そんな話しを聞いていると不思議な事に気付いた。
318号室は作家大佛 次氏が好んだ部屋。
海側の良い部屋を一見の客に割り当てるなんてあるの?
母が言い出した。

そういえば仲人をしてくれた人の友人は音楽業界の方で著名な方だった。

その人を通じてニューグランドを手配をしてもらった。
だから当時の社長さんが名刺を残してしてくれたのだろう。
45年を経てその方に感謝です。

つづく

(明日は年内最後の熱海行き♪)

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横浜ホテルニューグランド 1

2011-11-23 01:03:31 | ヨコハマ

半年も前の5月の話しですが横浜のホテルニューグランドに行ってきました。



2年に一度位、親を旅行に招待するのですが前回には中里温泉に連れて行った所

また行きたがっていましたが中里温泉はまたの機会にします。

山下公園前にあるニューグランドは両親が今から45年前に泊まったホテルなのです。


東京オリンピックが終わった一年後の昭和40年10月の事でした。

東京の表参道にある式場を出て翌日から北海道へ新婚旅行の前日に泊まった、と昔から聞いていました。

そして今から約20年前にホテル学校の体験実習で私は1ヶ月半だけベルボーイとして

働く事になりましたが両親が泊まった部屋はどこだったのか分かるはずもありませんでした。

しかし、その後家の中から一枚の名刺が見つかりました。



当時の社長さんの名刺に部屋番号が入っています。

318号室

これが2人が泊まった部屋番号だと分かりました。

いつかその同じ部屋に泊まらせてあげたいと思っていましたが他にも行きたい宿があったので遅くなってしまいました。

予約時に両親の件を伝えると同じ部屋を指定するのは可能ですが318号だとダブルになってしまう。

流石にそれではキツいので隣の部屋を予約してもらいました。

上の4階の方がイチョウ並木に遮られず眺めが良いですよ、と薦めてくれたが当時と同じ階が良いのでお断りさせて頂く。
当日は当然コルトプラスではなくコルト1100を出す。
チェックインの前に山下公園や元町、中華街、昔住んでいた麦田周辺を走り回る。
「昔ここには~」という母の話しを聞きながら観光ドライブ。

程よい時間となったのでニューグランドに入る。
旧玄関前を通り過ぎる。


私が研修生だった頃はまだ通りに面した所がメインエントランスでした。

日野コンテッサのタクシーが泣かせます(1300? 横浜味覚地図より)

こちらのパンフレットは私が研修時代に戴いたもの。

かつては玄関に入ると階段の脇にお土産屋さんがありました。

あの雰囲気が好きだったな。

画像を拡大してみましょう。

これぞヨコハマ!という感じです。

男性の方はモデルさんではなく実際のフロントスタッフだったと思います。

とてもカッコいい方でした。

入り口の手前に見える金色の手すりは毎朝、早番のドアマンが磨いていました。

 その手すりも今は撤去されて跡だけが残っていました。


あれから20年…
ついに客として泊まる時が来たのだ。

地下深いタワー館の駐車場に車を入れた。
研修中はタワー館を建設中でこんなに深く掘っているとは思いも寄りません(地下三階)

チェックインを済ませてベルガールさんに案内してもらいます。
因みに以前は本館二階がフロントでした。

中央のカウンターが旧フロント。

パンフレットより

同じ位置で撮ればよかった(涙)

 
タワー館が完成すると間もなく本館の改修工事が行われました。
リニューアルオープンされて見に行く機会があり訪れると…
かつての一階のカフェはスペインをイメージしたという独特の雰囲気があり椅子一つにしても他に無いものでした。

 

パンフレットより

床板も凝ったものでした。水出しコーヒーおいしかったな。


しかし案の定新しい現在のカフェは「どこにでもある店」となっていました。

現在の店内の画像はお客さんがたくさんいたので撮影できませんでした。 
正面玄関右手にあったかつてのBARシーガーディアン。

現在は場所が移動し「シーガーディアンⅡ」となっています。

もしも今でもこのシーガーディアンやカフェがこのままで残っていたらと思うと・・・

赤い傘の部分がかつてのBAR「シーガーディアン」今は別のお店(ブティック)が入っています。

なんで移動させたのか・・・

つづく

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プリンス自動車のライター 捜索願い

2011-11-20 22:38:26 | Weblog

知人の旧プリンス自動車関係のコレクターさんが、空き巣被害にあわれ、大切なコレクションが大量に盗まれてしまいました。
以下、ご本人からのメールをコピーしますが、骨董市、骨董商、オークションなどで、それらしい品を見かけましたらご一報頂けると幸いです。


実は昨日の夕方から6時頃の間に コレクションを飾っていた部屋に空き巣に入られ、約30年間に渡って集めてきたプリンスのライター16個総て、社員証バッチ類総て、その他ネクタイピンや諸々のプリンスのグッズとミニカー多数をごっそり盗られてしまいました!
とりあえず怪しい物がオークション等に出品されましたらご一報下さい。
プリンス関係以外にも盗られた物が色々ありまして、また目立つところに置いて有ったプリンス物でも残された貴重な物等も有る事から考えると特にマニアの犯行ではなさそうで、あくまでも換金目的で盗んで行った事と思います。
勿論警察にもお願いしますはしてありますが、自分でも今日からリサイクルショップ回りや骨董品屋チェックをして発見に努めていきますので、何卒ご協力を宜しくお願いします。


私は空き巣被害に遭った事はないのですが自分が長年大切にしてきたものを

突然奪われてしまう辛さを思うと・・・

それらしい品物をどこかで見かけたら以下の私のメールへお知らせください。

saiun4gou@mail.goo.ne.jp

  また、私への励まし?、質問のお便りもお待ちしております(笑)

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温泉宿で絵葉書を書こう

2011-11-11 11:18:22 | 熱海

8月に熱海は福島屋旅館に行ってきました。

バイアスタイヤを履けたのが嬉しかったのでドライブ、と前に書きましたがその時の事。

翌朝の熱海新道走行を楽しむ以外は特に何をしよう、と思っていた訳ではありません。

ただボンヤリと夕飯までくつろぐのがいい。

福島屋旅館のような古い温泉宿での楽しみは

「何もしない」のも楽しみ方の一つ。

 

熱海の街に入ったら宿に入る前に和菓子を買っておく。

中央町の太田屋

  http://www.shizuoka-navichi.net/shop/shop.shtml?s=975

ここの「あたみ桜」が最近のお気に入り。

一つからでも嫌な顔せずに売ってくれるのが嬉しい。

名物の「一口ようかん」を食べた時はちょっと感動しました。

なんと言っても店構えが良い。

「すだれ」がまた味を出しています。看板も60年代でいいのですが

真ん中の60年代な方は誰?

(画像は更に前に撮ったものです)

和菓子を二つ程買ってから福島屋へ向かう。

一台しか入らない車庫に車を入れてもすぐに玄関をくぐらない。

宿を見上げて

 あぁ、帰ってきたのだな・・・

とシミジミ想う。

宿のご主人(不在の場合は女将さん)に挨拶をして世間話をしながら二階への階段を登る。

「ではごゆっくり」

と、ご主人(女将さん)が退室されたらまずはお茶を飲み

買ってきた和菓子を食べる。

夏の時はエアコンも付いているがあえて窓を全開にして「うちわ(ロビーに置いてある)」でバタバタあおぐ。

バタバタあおぎながらおもむろに窓際に座り通りを眺める。

そんな事をしながら10~15分ほど過ごしてから浴場へ向かう。

この宿には客用階段が二つあるのであえて入り口に面していない側の階段を降りて行く。

浴場の前に出る階段を使う事で「日帰り客じゃないんだよ」とアピールし優越感を味わう。

脱衣所に入り服を脱いだ後になって帳場で「シャンプーとリンス」を借りるのを忘れたことに気付き

再び着なおして帳場へ借りに行く。

優越感に浸ろうなどと余計な事をするとこんな目に遭います。

(浴場にせっけんは備え付けてありますがシャンプーとリンスは帳場で貸しています【無料】)

源泉から引くお湯は熱いので馴染むまで時間を要する。

馴染んでくると年季の入った天井や壁を見上げては帰ってきたな・・・と

またまたシミジミする。

シャンプーとリンスはあるが「シャワー」は無いので「たらい」に蛇口でお湯を貯めて手桶で頭に流します。

 

さて、部屋に戻るとは4.5時辺り。

ここからが本題なのですがこんな味のある宿に来たので部屋では

「絵葉書」を書いてみる。

風呂上りに一杯冷たい麦酒をやるのもいいのですが夕飯まで我慢しましょう。

浴衣に着替えてお世話になった方へペンを取る。

電子メール全盛の現代だからこそ「手紙」を書く。

しかし熱海の土産屋さんを見回しても今時「絵葉書」を置いてある所は無い(ように思う)

昔は観光地に行くと「絵葉書」があるのが当たり前だったが

  『カメラが高級品だったし、あっても白黒写真が普通でカラーは高かったから

    その代わりにカラーの絵葉書をみんな買っていたのでしょう』 福島屋旅館主人WGさん

そんな訳で絵葉書は衰退して行ったのかもしれない。

前に熱海城へ行ったら「おみやげコーナー」でばら売りしている絵葉書を見た。

灰皿やアイスの冷蔵庫、チラッと見える車が古臭い(誉め言葉)

城の下、赤い手すり?の下に今も存在する謎の廃墟がまだキレイ。

現在の熱海城「謎の廃墟」部分。地下は三階のラドン温泉の更にその下に存在します)

『いつの時代だ!』絶対に昭和40年代に撮影したに違いない写真に目眩(めまい)がしたものだ。

あの絵葉書を買って送ろう。

なので宿へ入る前に熱海城へ行き

入り口で「おみやげだけを買いたい」と告げて絵葉書を探す。

が、バラで売っていた絵葉書は既になく「絵葉書セット」になっていた。

〔東洋のナポリ〕

ロマンチック熱海旅情

とタイトルは私好みだが断って中を見せてもらうも昭和40年代ではなかった。

バラで売っていた古い絵葉書はさすがに売り切れたようです。

でもせっかくだからこれを買わせてもらい宿へ向かった。

風呂を出て改めて絵葉書セットを広げると・・・

 

海岸には「つるや」「熱海グランドホテル」「大月ホテル」が堂々と立ち並び

そして「ビクターの看板」もありました。

後楽園には「みさき館」しかありません。

『むう・・・やるな』

熱海サンビーチ前には「つるや」「熱グラ」があるのだがこれもよく見ると

「ダンカイ荘(暖海荘)」の看板文字が見える・・・

まさか暖海荘の名前を写真上だけど現役の「おみやげ」で見かけるとは・・・

砂浜の海水浴客の水着や「つるや」上に見える今は伊東園グループになっているホテルが

見えるので90年代なのでしょう。20年は前という事になるかも。

なんて素晴らしい「絵葉書セット」なんだ(泣)

しかも熱海後楽園には「観覧車」の姿がありますよ!

気を取り直して絵葉書を選び書き始める。

『私は今、熱海に来て食事までの時間にこのハガキを書いていま・・・』

浴衣姿でうちわを扇ぎながら書くだけでも何だか旅情が増します。

さらに書いている途中にタイミングよく町内のスピーカーから

「遠き山に日は落ちて」が流れたりすると涙が出る(笑)*16:30の時報だったと思います

書いた絵葉書をすぐに近くのポストに投函したいが翌日に

熱海郵便局まで行って「風景印」を押してもらい出してもらいました。

帰宅して会社に行くと送った相手の方(ホテルのお客様です)は

手紙が届いた事をとても喜んでくださいました♪

電子メールは便利だけど手書きの手紙(絵葉書)もいいものです。

 

結論:たまには旅先で絵葉書を書いてみましょう。

と言いたかったのですが

何故か福島屋旅館案内となったり

はたまた

熱海城で売っている「ロマンチック熱海旅情」の絵葉書セットはスゴイ!

と言う事になってしまいました。 

私も次回は「保存用」に絵葉書セットを買いに行かなくてはなりません。

総評:だから私は何が言いたかったのだ?

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