あのコルトを狙え

TOKYO2020 子供たちに負債を(笑)

ホテルエンパイア再び・・・その2

2006-03-30 01:22:19 | 錆びたナイフ
2階の和室は無視して31号室を目指し階段を駆け上がる。なぜ31号室なのか?それは私が持っているホテルエンパイアのキーホルダーが31号室だから、という理由だ。
2階は「特別な」和室がある為か雰囲気が違う。その和室とはドリームランドの社長用に用意されていたそうだ。
3階に着き部屋の案内板を見る。

31から35号室・・・「5部屋もあったのか?」違う、4号室がないだけだ・・・。
黒いドアに「31」と表示がある部屋に入る。

全室スイートと謳っているだけに広い。
31号室はエンパイアをランド側からから見て左側の部屋だった。ベッド等の家具は無い。
かろうじてテレビだけが「置いていかれた」ように窓際に残っているだけだ。

さすがに改装された一階より古さを感じさせる。
意外に見るべきものは何もない、といった感じがするのは何故だろう。

もっとこの場にいたいが管理人さんがロビーで探しているかもしれない。
急いで部屋を出て階段を駆け下りる。まだ戻ってきていなかった。
「こんな事なら時間を聞いておくのだったな」
ふと、ある事が頭に浮かんだ。前に「エンパイアに4階はない」という説を聞いた。
そうだ、今なら確認出来る。再度階段を駆け上がり4階を目指した。

つづく

『露出不足で暗くて見えない』『失敗した写真を載せるのはどうかと』
と思う方も居られると思います。しかしいきなりやってきた入館でコンパクトデジカメしか持っていなかったうえ、緊張からこのような写真ばかりとなってしまいました。
何卒ご容赦下さい。

コメント (13)
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マックスファクター webドラマ

2006-03-24 00:05:21 | 松下奈緒
「涼しい子」と書いて涼子(RYOUKO)と読む。
マックスファクターのイメージキャラ松下奈緒さんの新CMが始まった。
テレビCMの「その後」が見られるサイト限定のウェブドラマが存在します。

http://www.mffinity.com/

昨年のドラマ「恋に落ちたら」の白川香織役よりも今回の涼子役のキャラの方が
私は好きであります♪
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王監督 おめでとうございます。

2006-03-21 23:08:10 | Weblog
特に野球好きではないのですが数年前まで巨人が好きでした(今は違います)。
幼稚園の頃に王選手が756号のホームランに向けて活躍していたのをテレビで見て
応援していた。
長島監督と王選手がいたから巨人ファンだったという単純な理由です。
王選手が選手を引退した時は悲しかった。それでも監督として再び巨人に戻って
きた時は本当に嬉しかった。
その監督時代に監督としての手腕を酷評され、その結果巨人を出された時はかな
りのショックでした。

当時高校生だった私は新聞記事等を見て
「王さんには王さんのやり方があるんだ(涙)悔しいだろうに・・・」
と本気で悲しんでいた。
野球の知識は殆ど無いけれど子供の頃に憧れた名選手をけなされ悔しかった。
その後ダイエーの監督として再び勝利した時は溜飲が下がる思いだった。

そして今日、王さんは本当に世界一となった。
優勝の瞬間、高校時代にとても悔しかった巨人監督時の事を思い出し目頭が熱く
なった。


今から数年前のベルボーイ時代にホテル玄関で車から降りてくる王監督を見た事
がある。
子供の頃に憧れのヒーローだった王さんは監督というよりも「実業家」といった
感じがした。

ラウンジでの用が済み車に乗り込む姿を見送っていた。たぶん私はホテルマンと
いうより「憧れの目」で見ていたのだろう(ホテルマン失格)
その時、王さんと目があった。

するといきなり『どうも有難う!』と私に手を挙げて笑って乗り込んで行った。

やはり世界の王さんは凄い・・・あの時の感動と王さんの笑顔を今も覚えている。

王監督、本当におめでとうございます。


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熱海 格安 宿 福島屋旅館

2006-03-17 00:10:50 | 熱海
↑のタイトルをあげておけば「熱海で宿を探そう」と思った誰かが検索し当ブログを読み福島屋旅館に泊まるかもしれない、と思い書いてみました。

さて、前回の続きです。
車の音が気になりながらもすぐに寝てしまったが夜中にふと、目が覚めた。
布団から出てカーテンを開けると車は一台もなくシンと静まり返っており、通り
はいつの間にか降った雨に濡れている。
少し先の坂に咲いている熱海の大火を生き抜いたというピンク色の桜(何桜かは
忘れた)が目についた。
時計を見るとまだ午前三時。
冷めたお茶を少し飲んでまた布団に入る。

再び目が覚めたのは八時二十分。素泊まりだから食事が付かないので
その分ノンビリ寝ていられる。



だが本当はもっと早く起きるつもりでいたが焦る事もない。
昨日コンビニで買っておいたご飯を食べる。

朝風呂に入ろうと階段を降りて風呂場に行くとなんとお湯が無い!
掃除していたのね・・・(涙)
まあ、昨日2回も入ったからいいか。次の『計画』(?)を実行しよう。

カメラに収められなかったのが残念だが「福島屋旅館」の玄関を入ると
年季の入った黒イスとテーブルがある。
ホテルで言えば「ロビー」といったところだ。
浴衣に半纏(はんてん・・違うっけ?浴衣の上に着るやつ)を羽織りそこのイス
に座ってコーヒー牛乳でも飲み煙草を吸いながら新聞を読む。

はぁ?それが計画?とお思いでしょうが、そんな何気ない事でも単純な私には「温泉地に来た」雰囲気が味わえるのだ。
さっそく実行しようと部屋にもどり煙草を手にロビーに行く。
玄関脇にあるコーヒー牛乳(ブリックパック)を買おう、としたその時。
「おはようございます。宜しければお湯が沸いていますので2階のコーヒーもお
召し上がり下さい」
と女将さんから丁寧に声を掛けられた。
確かに2階の共同流しにカップとインスタントコーヒーが置いてあったが、飲ん
でよかったとは知らなかった。
でも2階からここに持って来て飲む事が失礼なように思え悩んだ挙句に自販機で
買いました。
それでもそのように声を掛けてくれたのがとても嬉しかった。

普段吸わないタバコを吸いコーヒー牛乳を飲んでいると今度は昨日のご主人が登
場。
「おはようございます。あと10分もすればお湯が貯まりますので、よかったらお
風呂も入って下さい」
と声を掛けられた。
もしかすると私が風呂場から肩を落として引き返すのを見ていたのかもしれない

コーヒーの件といい、この気配りに感動しました。
 凄いぞ福島屋旅館!
この件で私は本当にこの「福島屋旅館」さんが好きになりました。

更にこ『このチェックアウトは10時ですか?』と伺った所
ご主人「え?別に10時過ぎても構いませんよ」と仰るのでお言葉に甘えて10:40
分頃まで滞在させて頂きました。
(もちろんお忙しい時もあると思うから、これを読んで泊まる方はその場で確認
して下さいね)

    ちなみに朝の時点でデジカメの電池が切れました・・・・(涙)
    よって今後は携帯電話の画像サイズとなります。

帰りの湘南電車113系は12:46分の熱海始発、東京行きの予定。
これは昨夜、駅に行った際に駅員さんから「113系」の時間を聞いておいたのです

ご丁寧なお見送りを受けて福島屋旅館を後にします。きっとまた来ます・・・い
や、必ず!
(後日、この旅館の素晴らしさに感動した私は旅好きな作詞家たかたかし先生に
熱く語り旅館の名刺もお渡ししました。
風呂場の画像等をお見せした所、「いいねぇ~、裸電球も♪」と好評でした。
私「こういう古い旅館なので便利という訳ではないのですが・・」というと
先生『そりゃ両方(風情と近代設備)を望んじゃダメだよ(笑)』と笑われまし
た。)

  福島屋旅館…熱海市銀座町14-24
  電話 熱海0557(81)2105
  一泊二食¥8000(税別だと思う)
  素泊まり¥4650(入湯税込み)
  日帰り入浴¥350


まだ時間があるので熱海駅から「湯~湯~バス」に乗ってみました。
http://www.tabijozu.ne.jp/~atami/traffic.html#YUYU
が!エライ目に合いました(涙)
熱海駅第一ビル前で待っているとやってきたのは普通の小型観光バス(ちょっと

い)。
「なんだボンネットじゃないのか。まぁ、バスマニアじゃないからいいや」
と乗り込みます。
もらったパンフレットを見ると「大湯間歇泉」のバス停に「日本初の市外電話」
とあります。
なにやら旧跡のようなものがありそうなのでここで降りる予定。
普段は運転しているので車窓を見る機会もないのですがバスならゆっくり見られ
ます。
(熱海新道)
ほほぅ、熱海新道の上に文字を消した跡があるのは「有料」と書いてあったんで
せうね。(といってもこの写真じゃ見えませんな)
大湯間歇泉前で降りたのは私だけ。
昔ふうな六角電話ボックス(復元)がありました。

私的には丹頂型電話ボックスに青電話だったら嬉しいのですが…(時代が違う)

さて次のバスが来る頃なのでバス停に戻ります。目の前には川が流れていて昔は
旅館だったであろう廃墟がいい味を醸し出しております。


で、やって来たバスは「念願の?」ボンネットタイプでした。(もちろん懐古調
タイプです)
「梅園」がピークのようで平日でも訪れる人が多いうえに乗車定員が少ないので
既に満員。
ステップの所に何とか立つも「立ち席」を考慮されていないようなのでつり革も
無い。
しかもカーブが多いので立っているだけで精一杯。周りの景色なんてまったく見
えません。
ちょっとでも気を抜くと倒れます。
梅園に到着すると更にお客さんが・・・。
もう車内は大変な状況でした。必死の思いで熱海駅に到着。
ガイドさんは「これに凝りずまたご利用ください」と恐縮していましたが
どこからか『いやもう結構です』と声が上がり一同苦笑い。

熱海第一ビルで御土産のふりかけを買い駅前で弁当とビールを買う。
前にも買った「とん漬け弁当」
これが旨いんですよ!お薦めです♪

ホームにあがると緑とオレンジの湘南電車は既に入線していた。
もうこの電車で熱海に来る事も無いんだな・・・

帰りの電車はあっという間に戸塚駅に着いてしまった。



旅情あふれるサロ110型グリーン車で温泉地熱海を訪れる事は二度と無い。
戸塚駅を走り去っていく113系電車を見送って思いがけない『一人旅』は終わった


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113系で一人旅?

2006-03-12 01:52:55 | 熱海
東海道線の「湘南電車」が消えるそうな。消えるといっても113系という
オレンジとミドリに塗り分けられた電車が東海道線から引退という事らしい。
自分では鉄道マニアでは無いと思っているが、周りはそう思わないらしい。
「少し知っている」程度で111系と113系の違いも分からないレベルです。
それでも長年近場で走っていた東海道線の顔みたいな車輌が消えるのは実に残念

一昨日、連続で続いた泊まり勤務が終わった際に乗ってみたくなった。
それもこのブログで書いたグリーン車にもう一度。

東海道線を引退しても113系の普通車は日本のどこかで乗る機会があるかもしれな
い。

しかし113系サロの「グリーン車」は廃車となってしまうそうだ。
国鉄時代に造られ6,70年代な味わいが残る世界。
熱海まで行って日帰り温泉に入ってこよう♪
泊まり勤務が終わった23時過ぎにネットで運用状況を探してみるも専門用語ばか
りで判らない・・・・。

勤務終了後に乗れる113系は品川駅13:11分しかない。しかも小田原止まり。
その後だと夕方となってしまうので仕方なく13:11に乗って小田原から別の電車
で行
く事にする。
たくさん走っていたのに、もう数える程しか残っていない(涙)
そういえば通勤に使う京浜急行からも見る機会はあまり無くなっている、

グリーン車で食べる駅弁と「(昼間だが)仕事が終わった後なので」ビールを買
う。
その際に品川駅でこんな湘南電車を発見

私が小学生の頃までは走っていた記憶があります。
写真を撮るのは恥かしいがブログネタにと、撮影。

時間通りにオレンジとミドリの電車が入って停車する。予定変更とかで新しい電
車が来てしまうのでは、と不安だったが一安心。

慣れ親しんだ車体を見てもう見る機会も無いんだな、と感慨深げになってしまう

平日の昼間なので車内は10人位しかいなかった。

余裕で席を確保し缶ビールを開ける。一週間ぶりのビールはたまりませんな♪

横浜駅を過ぎ電車は大船へさしかかった。
小学3年の頃、大船駅を通った時に見た錆だらけのモノレール駅の姿は今も忘れらない。
もの凄いインパクトだった。


それも今は僅かに橋脚が一本残るだけ。
あの錆びた駅も無くなり湘南電車もまた私の前から消えていく

藤沢駅で113系とすれ違う、いや80系(を模した)売店だ。

さすが降りて写真を撮る勇気も無いので解りにくい写真となってしまった。

話しは変わってやっぱり駅弁は崎陽軒のシューマイ弁当です。
「いつも食べているからたまには代えてみよう」とあなご弁当を選択しましたが
少し後悔。
あなご弁当も美味しかったんですけどね。やっぱりシューマイ弁当の方が私は好
きです。

電車は14:40頃に小田原駅に着。先頭に行ってみるとカメラを持ったたくさんの
人がいます。
ヘッドマークみたいなシールが付いていました。

(こんな写真を撮っているから職場でこのブログを見てくれているインストラクターのお姉さんから関西弁で「あ、鉄っちゃんやわ」と笑われるんだろうな)

小田原駅で10分程待っていると熱海まで行く電車が来ました(何系か分かりません・・・)。
同じグリーン車でも違いますな

15:10位に熱海駅に着。帰りの113系は18:26の東京行きまで無さそうなので
それまでノンビリ熱海を散策する事にしました。
駅ビル?の2階食堂街はなかなかです!

スピーカーから流れる音楽もあまりに古臭い(←誉め言葉)
値段も手ごろなので温泉帰りはこの辺りで一杯やるつもり。

とりあえずコーヒーを飲んで一服しようと思い(私的)熱海重要文化財
レストランフルヤを目指す。

ここで半月ぶりに煙草を吸いました。普段は全く吸いたいと思わないが旅に出ると何故か吸う。


時間もたくさんあるので熱海モノレールで有名な熱海第一ビルへ向かい目に付い
たのがこの看板

イイです!昭和です!!レトロです♪

他にもいろんな看板や字体があるのですがキリがありません
といいつつ、なんか面白かったので写しました。

え?面白くない?こりゃ失礼。

その後、テコテコ歩いていると海岸通りに出てしまいました。
なんと「大月ホテル」が・・・潰れていた(かなり前から?)。

建物のわきに付いている看板は下から見ると錆びて穴が空いていた。


《業務連絡》てっちんさんへ
ご推薦の廃墟旅館が取り壊し中でしたよ!



通りを渡って熱海サンビーチに出ると殆ど人がいない。シーズン外の平日だもの
当然だ。
16:30となり
さて、目指す日帰り入浴可能な「福島屋旅館」に行こうか!
と、頭では思うのですがなんか身体が動こうとしません。

・・・サンビーチに出て誰もいない海を見たり反対側の取り壊し中ホテルをボー
っと眺めてのんびりとも、淋しさとも違う感覚にとらわれてしまいました。


明日は休みなんだよなぁ・・・
予定も無いなぁ・・・
熱海まで来たんだからこのまま一人で泊まっていく、というのも『有り』なんだ
よなぁ・・・

営業しているホテルの食堂が見えて夕食の準備をしていた。

ここへ来るまで『¥5500より』という看板を何度か目にしていた。でもそれは二
人以上で一人の値段だと思う。

昨夜見た誰かのブログで宿を決めずに『熱海駅前』の旅館案内で聞いたら「1万
5千円以上から」しかなかった、と
憤慨されていた。いきなりの飛び込みは高いんだろう。
どうしようか・・・。
福島屋旅館は確か一泊二食で¥8000だと記憶していた。でも二人以上だろうな・
・・

平日で特に天気の良くない日でも熱海は、どこかマッタリとした穏やかな空気が
流れている。
そんな熱海は本当に素晴らしい。
1人で歩いているのは私だけだ・・・皆さんお連れ様がいらっしゃる
そういえば近頃は「一人旅」をしていない事に気付いた。ここで泊まってしまっ
たら一人旅だ。
勤務後なのでメガネやコンタクトレンズケースも持っている。

 やっぱり泊まっていこう!ここ最近、同僚が急に辞めてしわ寄せが来た為に疲
れていた。
温泉宿に入ってノンビリしていこう♪

今時、銭湯より安い¥400で「日帰り入浴」が出来る宿『福島屋旅館』

福島屋の存在に気付いたのは10年程前。前を通る度に今では見かけなくな
った佇まいに
「いつかは泊まりたい」と思っていた。入り口の右に見える車一台がやっとの駐
車場にコルト1100を入れた姿を想像したりした。

去年、同じ通りにある『竜宮閣』に泊まった時に「次回は福島屋に!」とみんな
で話していたのだ。
フライングになりみんなに悪いとも思ったが「偵察」という事で・・・。


しかし予約無しで玄関をくぐる事に抵抗があった(小心者だから)。
過去にネットで調べたら誰もが「宿のご主人が感じ良かった」と評していたが
それでも緊張した。

意を決心して玄関のドアを開け
『あのぅ、1人なんですけど(三十ン歳、独身でしかも友達がいないという意味では
ないんですが)
今日お部屋空いてますか?』と恐る恐る尋ねてみた。

ご主人は「はい、空いてますよ。でも素泊まりとなってしまいますが・・・」と
恐縮したように答えてくれた。

彩雲『ち、ちなみにおいくらでせうか?』
ご主人「¥4650です。」

安い!安いわよ!

その時、頭の中を『キミキミ、アライだよ』でお馴染みのシンエイ電気のCMが浮か
んだ。(若い人は知らんよね)
一人だと割高になるとかなり覚悟していたがなんと嬉しい価格!
いや、このご時世安いだけなら他にもあると思いますが
風情あふれるこの宿に¥4650で泊まれるこの有りがたさ!

評判通り感じの良いご主人に2階に案内されていくと中は予想外に広かった。
廊下に冷蔵庫があり「何か買ってこられたらこちらの冷蔵庫をご利用ください」
と持ち込みOKという事をさり気なく案内してくれた。
完全木造です。映画『男はつらいよ』で車寅次郎こと寅さんが泊まっていそうな
宿だ。
廊下の画像を撮りたかったのですが撮れませんでした(理由は後述)。

部屋は広くも狭くも無いです。いいなぁ!この部屋


この看板も良い

窓からの眺め


お茶を出され飲んで落着く。外は寒かったので部屋に入れてホッとする。
宿が決まり安心出来た時の有り難さを久々に味わった。


風呂場はこんな感じです

別にどこかで「昔の画像」を拾ってきた訳ではありません。
昨日の姿です。脱衣所は裸電球が灯っています。

熱海にこんな世界が残っていたなんて・・・。

先客で近くに住んでいるというおじさんがいたのでいろいろな熱海話を伺ったり
しました。
ちょっとぬる目でしたが、おじさんは「先に入って行った人が水で埋めた」と言
ってました。
普段はもっと熱いそうですが私には長く入れてちょうど良かった。

風呂にも入れたし外に食事に行こうと玄関を出ようとすると「泊まれますか?」
と若い女の子二人が入ってきました。その若さでこの宿を選ぶとはチャレンジャ
ーですな~。

歩いているとなんだか暑くなってきた。気温は冷たいのに・・・これは温泉の効
果で
しょう。
食事は熱海駅で目を付けていた駅ビル二階の食堂でちらし寿司と生ビール。
帰りにコンビニでビールとおつまみ、明日のご飯を買う。

宿に戻ると先ほどの二人は隣の部屋でした。
『廊下や洗面台は後で撮ろう』と思っていましたが、そんな所で写真を写してい
たら怪しまれる事間違いナシ(涙)
開き直って「いや!決して怪しい者です」と返せばよいかもしれないが・・・。
辞めよう!

また風呂に行ったりビールを飲んで一人旅を満喫しているとNHKで
ブルーもしくはブルー』が再放送されていた。
偶然にも三年前に一人旅で大分に行った時に宿で見た番組。
とても面白く主題歌も好きだった。それをまた一人旅に出た旅先で見るとは・・
・。

再放送をしているなんて知らなかった。初回から見たかった(涙)
見終わって布団に入るが車通りに面しているのでちょっとウルサイ。

が、すぐに寝てしまった

(つづく)
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黒の試走車

2006-03-05 01:29:25 | あの試走車を狙え
試走車と書いて「テストカー」と読ませる。
大映映画「黒の試走車」は「くろのてすとかー」だが
同『あの試走車を狙え』は「あのしそうしゃをねらえ」だ。


大映「黒の試走車(昭和37年)」を初めて見たのはもう20年前の深夜放送だった。
私はなぜか「試走車」や「プロトタイプ」という言葉に惹かれる。
映画には肝心の覆面車や開発風景はあまり出てこないし、60年代といった古さは何故か感じない。それよりもタイガー自動車とヤマト自動車のスパイ戦が面白い。

話しはタイガーの次期新型車「パイオニアスポーツ」とヤマトの「マイペットスポーツ」を巡る諜報戦。ライバル会社の情報を得る為なら脅迫、暴行、買収、売春、妨害工作等も行なう非情な社会。タイガー自動車が海外のデザイナーに依頼した図面を入手しヤマト自動車は同じスタイルの車を発売しようとする。
日本映画専門チャンネルで久しぶりに見ました。
http://www.nihon-eiga.com/prog/106954_000.html

ちなみに映画冒頭に出てくる覆面車は初代クラウンでエンディングの市販車はルノーだったと思うが違うかも。
それにしても「パイオニアスポーツ」って名前が良いな!

あまりに面白い映画だったので原作も読みたかったが長年入手できませんでした。
それが今から10年程前に職場(ホテル)の売店に何故か置いてあり驚きました。
映画とはラストがまるで違いますが何度も読み返しています。車好きな方なら原作を読めばタイガー自動車はプリンス自動車がモデルとすぐに分かると思います。
原作もお勧めです。


まぁ、実際に自動車会社がデザインを盗用し他メーカーと同じスタイルの車を販売するなんて事は有り得ないでしょう。



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