久し振りに筝を出してみました。難しい曲は弾けない、せいぜい 六段位まで。琴柱をたて平調子に合わせていざ幽玄の世界へ!ところが、どうした事でしょう・・手が・手が動かない!そんなバカな?譜面を見る間違ってない。 筝の優雅な音色 とんでもない・・只 弦がピンピンと はじけるだけ 「アララ・・・情けない! どうした事?」
娘が嫁いでからは、殆ど出してない 部屋に立てかけられた儘になっている。 筝が可哀想・・・その、付けが今現実に廻って来てる せめて、三月に一度位触れていればもう少し様になっていたものに・・・と悔やまれる。
実際、忙しがってる割りには、何もせず無為に日々を過ごしていた方が多い私・・いくら、黄昏でも、もう少し「シャキッ」として毎日を送らなければ! と 自分に”渇”を入れる。 だが、あくまでも自分には甘く寛大なのです。
そして、思います。
”霞”を食べて生きていける「仙人」
”夢”を食べて生きていける「獏」 が羨ましいと・・・
折角、爽やかな初夏の一日でしたが、私の。気持ちはすごく、落ち込んだ日でもありました。
仙人 獏