『夢の小筥』

再び廻り来る事のない、この刻(いま)を、そっと筥に納めてみました。

 ”祇園精舎の鐘の声・・・”

2012-08-06 16:25:19 | Weblog

 

                                                                                                                                                            
         春のツバメオモト                                               夏のツバメオモト

      あなた

 ようやく、湿度が少なく夏らい良い天気になりました。吹く風は爽やかで秋を思わせますが

 レースカーテン越しに入ってくる風は気持ちが良いです。

 葉月になると、急に日にちの過ぎるのが早く・・・鈍く走っていた足が急に早足になってしまう・・・

 息を切らしながら・・・頑張ってはいるものの・・・

 失った人の大切さが・・・身に沁みます。

 昨日、カッタン達が来たのみていたでしょう?・・・

 あの子もやはり歴史が好きらしく、二階から持ってきた本が、日本の歴史「平氏と源氏」でした。

 平家物語を学校で少々習ったようで  「ばぁば聞いて・・・」~と

 ”祇園精舎の鐘の声 諸行無常の響きあり 盛者必衰の理をあらわす 奢れる者も久しからず

  ただ春の夜の夢のごとし 猛きものもついには滅びぬ 偏に風の前の塵に同じ・・・”と大きな声で

 あなたに聞かせていたでしょう・・・実は私も驚きました。

 もう、こんなにスラスラ暗唱できる・・・それで、日本の歴史にも興味を持ち始めたようです。

 そして、何所の件りを読んでいると思う・・・フフッフ

 ”磯の禅尼”ですって・・・理解できるのかな?判るのかな?

 そして、ここから何を学ぶのでしょう?ね・・・いつの間にかこんなに成長して・・・

 あなた、わたしも、少しはシャンとしなければ・・・ね

 孫に笑われるね・・・

 じゃ~また