『夢の小筥』

再び廻り来る事のない、この刻(いま)を、そっと筥に納めてみました。

 ”徒然草”!!の中より・・・

2012-08-10 19:16:18 | Weblog

                   

                          

    あなた

 晩夏と言うより初秋の花が咲きだしました.そうよね・・・お盆が過ぎると秋ですもね・・・

 季節の移ろいは間違いなく肌で感じ・・・長い夜がまた・・・keiを苦しめます。

 あなたの所からは見えないのかな?疲れたよ・・・

 其方からみると生きている、わたしの我が儘にしか!みえないのでしょうね・・・

 浮世の辛さがどんなものか?眠っているあなたには判らない?・・・

 まぁ判ったところで、なす術はないよね・・・

 今日は蒸し暑く、頭の中まで蒸しあがってしまいそうです。

 あなたの甥夫婦が来てくれました。

 甥が置いていった雑誌ですけど・・・パラパラとめくっていたら、昔総理大臣として名を残しながら

 60歳にして突如政界を引退した方の、生き方が載っていたの・・・

 今は山居「不東庵」と名付けてそこで晴耕雨読の暮らしを続けているようです。

 生き方の一つに兼好法師の徒然のなかから・・・

 ”死というものはいつやってくるか分からない。人間にとって一番の倖せとは、財産でも、名声でも、地位でもなく、

 死の免れがたいことを自覚しつつ、愉しみながら濃密で充実した「いま」を生きる事だと言っている。”

 との言葉だそうです。

 勉強になりました。

 あなた、まもなくお盆逢えるね・・・