2015-5-13- 変わった色の「チュウリップ」
あなた
あの変わった色の「チュウリップ」今年も咲きました。
たった一本の「チュウリップ」紫に近い色です。
午前中は小ぬか雨。
雨降りは寒くて昏くて…やっぱり厭です。
お昼過ぎ ようやくお陽さんが雲の間をぬって、チョッピリ顔を出して。
春爛漫のはずなのに…
風がつよくて。
それでも、庭の「シャクナゲ」は風に逆らわず懸命に咲き続けようと
前後左右に揺れ続けて…
ムラサキツツジは花の大半が散り落ちて「むくろ」のようになって…
自分の役目は終わったって…
静かに佇んで。
「花の命はすごい!」
わたしも斯くありたい。
『ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず。
淀みに浮ぶうたかたは、かつ消え 、かつ結びて、久しくとどまりたる ...』
「鴨長明」の方丈記冒頭部分です。
《平安時代末期から鎌倉時代にかけての日本の歌人・随筆家、鴨野長明の
随筆作品。日本中世文学の代表的な随筆とされ、約100年後に執筆された
吉田兼好の「徒然草」、清少納言の「枕草子」とあわせて日本三大随筆とも
呼ばれる。漢字と仮名の混ざった和漢混淆文で書かれたものとしては、
最初の優れた文芸作品。移り行くもののはかなさを語る無常観の文学。》
「青空文庫」より抜粋。
あなた
嬉しい人からメール…ありました。