『夢の小筥』

再び廻り来る事のない、この刻(いま)を、そっと筥に納めてみました。

この柔らかい風に乗って「あなた」への手紙届けてほしい。

2015-05-23 14:51:24 | Weblog

                    
                     2015-5-20-   名前忘れました。 どうしても、思い出せない  …     

   あなた

 昨日は病院の日、すごく疲れてしまい…

 帰ったらもう駄目、寝てしまいました。

 

 昨日今日と春らしい暖かい日が続きます。

 今日は元気。

 網戸を入れ2階も下も窓は全開。

 気持ちのいい風がわたしの傍をすり抜ける。

 願いが叶うのであったら…

 この柔らかい風に乗って「あなた」への手紙届けてほしい。

 いや、あなたが風に乗って現れても平気。

 

 庭の花たちと、お喋りが上手くなったよ。

 わたしの言葉を理解してくれるのか?話かけたら肯いてくれる…

 花もようやくあなたの居ないこと判った様で、わたしが傍へ行くと

 すり寄ってくる。

 可愛い。

 物言わぬ花でも、すごく、可憐しく(いぢらしく)、今更ながら「あなた」

 の気持ちが沁み々と伝わって…

 言葉では言い表せない、熱いものが心の奥で蠢いて…

 やがて会えた時話するね。

 

 『もろともに あはれとおもへ やまざくら はなよりほかに しるひともなし』
                                  前大僧正 行尊  

 『はなのいろは うつりにけるな いたづらに わがみよにふる 

  ながめせしまに』               小野小町

 今日の日も感謝で終わります。