『夢の小筥』

再び廻り来る事のない、この刻(いま)を、そっと筥に納めてみました。

花の一つひとつが 肩をよせあって 寒さを 忍んでいます…  

2019-11-16 10:18:12 | Weblog

                  

  あなた

 風もなく

 柔らかな

 お陽さまの光り

 

 庭の雪は

 融けてないけど…

 

 花の一つひとつが

 かたを寄せ合い

 寒さを忍んでいる……

 

 公園から飛んできた

 プラタナスの葉っぱが

 吹くともなしに

 吹いている

 風に

 カサコソと

 飛ばされて……

 いるのを見るにつけ

 

 やっぱり

 物寂しい…

 

  庭に

 ポツンと

 ピンクのリボンが

 靆びいて(たなびいて)……

 

 それが

 大雪を誘ってる様で

 すごく

 侘しい……

 

 寒い 

 寒いと

 言いながら

 今日も

 元気で

 頑張っている

 

 

 決して

 楽しいこと

 ばかりではないけど……

 ”倖せ”とおもってます

 

 まだ

 冬の入り口なのに…

 

 雪が融けないのをみると

 初冬の言葉の方が

 あっているのかな?……

 

 静かに

 今日の日が終り

 夜の帷が

 降りて来ます