たい焼きを探しに、東京都新宿区にやって来ました。東京にはたくさんのたい焼き屋さんがあります。中でも東京たい焼き御三家といわれる、人形町の柳屋さんと麻布十番の浪花家さんと、もう一店舗が今回のたいやき わかばさんです。どれも共通しているのが、一丁焼きの天然物である事です。
柳屋さんは、このブログを始めた頃にご紹介しました。浪花家さんは、浪花家総本店の2代目がご健在の時に、写真を撮らせていただき、ブログに掲載しました。そして今回、やっとたいやき わかばさんをご紹介することができました。
実はわかばさんのたい焼きを、前に何度か食べていて、訪店したのは今回で3回目になります。最初食べたのは、確か10年近く前になります。その時は、時間の関係でブログの掲載を断念しました。それから数年が経ち、そろそろわかばさんのたい焼きを食べたくなり、四谷のわかばさんを再訪しました。この時もブログを書かなかったわけで・・・。そして今回四谷駅を通る事になり、時間があったので、わかばさんに寄る事にしました。
たいやき わかばさんは、四谷駅から新宿通りを歩き、四谷一丁目の信号の先の路地を、左に入って行った所にあります。
僕が訪れたのはお昼頃。ラッキーな事にお客さんの列は出来ていませんでしたが、たい焼きを買う人がひっきりなしに訪れていました。お客さんによっては、一度に10匹まとめ買いをしていました。
お店の中では、職人さん2人でたい焼きを焼き、焼きあがると奥に落とします。するとその先に小型のベルト?が設置されていて、お渡し担当の所に運ばれます。流れて来るたい焼きを眺めながら、僕は1匹だけ購入しました。
出来立て熱々のたい焼きが入った袋を手に持ち、歩きながら食べる事にしました。紙袋から取り出したたい焼きは、熱を放っていました。 程よい熱さになったところで、たい焼きの頭をがぶり。パリとし薄皮の中に、あんこがたっぷり。そうです、わかばさんのたい焼きは、ズッシリとあんこが詰まっているのです。そのあんこが甘い!そしておいしい。
あれ?・・・というのも、以前2度食べた時、甘さの中に塩っけがあり、喉の辺りに「ううっ」とくる重さでした。そうそう、田舎のおばあちゃんが作る、昔風のあんこでした。でも今回のあんこは、甘くて軽い。そしてあずきのおいしさが表に出ています。夏の暑さで、あんこの甘さを調節しているのか、もしくは僕の味覚が暑さで狂っているのか、以前食べた時とは若干違いました。でもこれはこれで、とても食べ易い甘さです。たい焼きの薄皮も、時間が経つにつれ、しっとりとやわらかくなってきました。
たいやき わかばさんのたい焼きは、時々食べたくなります。東京たい焼き御三家の中で、わかばさんは一番あんこの量が多い。その為食べ応えもあるし、やはりおいしいです。
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