おもしろ探しの部屋

今は昔。こんなものが「有った」こんなものに「会った」の、あったか~い資料室。

中古車インプレッション  - トヨタ タウンエースノア -

2007年09月09日 | 自動車


                  

                           タウンエースノア.jpg

 今回は トヨタタウンエースノア をご紹介します。
 この車、現在発売されている「ノア」と、昭和の時代から永きに愛された1BOXカー タウンエース/ライトエースの、次の世代への転換期の車です。旧タウンエース/ライトエースは当時としては、人数が沢山乗れるレジャー向けの車でした。構造上エンジンがシートの下のあり、運転席が前に突き出した今では懐かしい車でした。しかしこの構造だと、事故を起こした時の、前席の方の致命傷が大きく「ボンネットタイプの車でないと危険」と海外からの指摘が有ったらしいです? そして出来たのが、ボンネットフードが付いたタウンエースノア/ライトエースノアが形を変えて登場したのです。しかし最初見た時に、まるで商用車みたいで僕は好きになれませんでした。むしろ日産せレナの方が乗用車用として、良いと思っていました。 しかし時代のニーズとは残酷で、せレナはセンターコンソールタイプで、エンジンがシートのしたに置かれたタイプの車でした。そうなると運転者に圧迫感を与え、室内空間が狭く感じてしまいます。それにエンジン音が多少室内に入り込み快適感が失われます。その点タウンエースノア/ライトエースノアは、シフトレバーをコラムシフトにして、フロアをフラットにし、室内を行き来できるようになりました。作りがどうであれ、使いがっての良い車には、それを求めているユーザーが出てくるのです。
 乗った感じは、この車のエンジンは 3Sの2000ccでした。軽々とふけ上がり、機敏に走ってくれます。但し以前 3Sエンジンのタウンエースノアで、高速道路を走った時に、平らな道では追い越す時も何にもストレスを感じなかったのですが、長い上り坂になると、アクセルを踏んでもなかなか求めている加速をしてくれませんでした。このエンジンの特徴なのか、高回転はいいのですが下の力が物足りないです。
 中古車市場では結構安くなっています。仕事やレジャー、沢山の人の移動など使いやすい車です。

 

 

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