東海道たい焼きの旅2日目は、先日と同じ藤枝にあるたい焼きをご紹介します。
国道1号線を更に西に走ると、青木という変則五叉路の交差点があります。この交差点を左に曲がり商店街を進むと、 JR 藤枝駅の北口に着きます。で今回のたい焼き屋は、国道1号を曲がったすぐの所にあり、目印はホテルルートイン。その横の広い路地を曲がり、道の突き当たりにたい焼寿々が見えます。静かな住宅地の中にあり、周りの家とはチョッと違った作りの建物。店の前には、紺色の大きな暖簾に赤い「たい焼」の文字と丸い画?この画はもしかして鯛!ははぁー丸い鯛の方が見た目バランスがいいし、絵柄が可愛いですね。そんな事を思いつつ、たい焼寿々の扉を開けましょう。
お店の中に入ると、人が2・3人入るくらいのスペースがあり、すぐ目の前でご主人がたい焼きを焼いてました。そのたい焼きを見ると、なんと暖簾に描かれていた形と同じ!以前にも丸いたい焼きがありましたが、藤枝の宿でまたしても出会うとは思わなかったです。前に丸いたい焼きを食べた時にも、鯛の形をしているからたい焼きというのに、形が丸いのはたい焼きに入るのか?なんて事を考えましたが、長年たい焼きを食べてきた僕としては、そのお店がオリジナルにこだわって作りだしたたい焼きなら、それもアリかなと思います。まあ僕自身も丸くなったと言うことで、たい焼寿々の丸いたい焼きを食べてみる事にしましょう。
たい焼寿々さんのたい焼きはつぶあんと白あんの2種類あり、僕は勿論つぶあんを買いました。そして白い紙袋に入ったたい焼きを手渡していただき、僕はたい焼寿々さんを後にしました。数メートル歩いた所で紙袋から丸いたい焼きを取り出し、ガブリと一口食べました。表面はパリッとしているのに、意外にもたい焼きの皮に弾力があり、上下の皮をいっぺんにかじると、これが結構な噛み応えです。焼き餅でもない、なんていうかはじめて味わうたい焼きの食感です。丸いたい焼きの中には、水分少な目で甘さ抑え目のつぶあんが入っていて、たい焼きの皮とつぶあんの間に空間があります。たい焼きを食べているのに、何か和菓子を食べている不思議な感覚になります。
たい焼寿々さんのたい焼きを食べて思いついたのが、この隙間にミニたい焼きを一匹忍ばせ、子持ちたい焼きにしてもおもしろいです。丸いたい焼きの中から、本当の鯛の形をした小さいたい焼きが出てきたらビックリしますよ。
※ こちらのお店ですが、残ねながら閉店されたようです。
ただこちらのたい焼きを、静岡市葵区のたい焼き専門店さちさんが受け継いでいるそうです。
なにかが見つかる広告
そうそう浜松市にもたくさんのたい焼屋さんがあるようで、その中でも濱一のたい焼が人気らしいです。一度食べてみたいと思ってます。
そこのにある永留(ながとめ)菓子店の
対馬名物「佐賀のたい焼き」も丸いたい焼きです。
私は食べに行った事はありませんが、もし「たい焼きを探しに…」で行っていたらスミマセン。
http://www.nagasakitabinet.com/tomocchi/item/615
静岡県西部でたい焼きだったら
浜松市南区参野(サンジノ)町の濱一が美味しいです。餡子が他の店とは違う。
http://679.jp/archives/00040_1/00300_1/000830.php
機会あれば行ってみて下さい。
見たいと思います。