神戸を訪れたら、ここ神戸メリケンパークを散歩するのもいいかも。神戸元町から徒歩で10分くらいの場所にあり、改めて神戸は港町と感じさせてくれます。まだ寒い2月ですが、天気のいい日に海辺を散歩すると、夏が待ちどうしくなります。
神戸メリケンパークにも、横浜公園のようなポートタワーが有り、その名も神戸ポートタワーです。そしてその手前には、コロンブスが「黄金の国ジパング」を目指し、航海に使われたサンタ・マリア号の復元帆船が置かれています。
そして神戸メリケンパークには、忘れられない大きな物が展示されています。この展示物自体はそれ程ではありませんが、人々の心に負った傷は大きなものでしょう。
当時僕は震災が起こる前日の朝に、長崎に向かう為、神戸を車で通過していたのです。その日は金曜日で、とても寒い日でした。朝方広島の安芸のSAで仮眠を取り、目がさめるとあたりが雪で真っ白になっていました。そして長崎に着き、ひと仕事を終え、夕方に帰る頃にも長崎の街にも雪が舞っていました。そしてその日は最終の飛行機で帰宅し、寝不足と疲れで翌日の土曜日の昼頃まで熟睡。疲れが抜けない身体を起こし、何気にスイッチを入れたテレビでは、朝起こった阪神淡路大震災のニュースが、引っ切り無しに放送されていたのです。僕の寝ぼけた頭は、その出来事を理解するのに、だいぶ時間がかかりました。その時のテレビでは、高速道路が傾いた映像が流れていて、これは日本の出来事だとやっと把握した次第です。
あれから14年経ち、この目でやっと震災の壮絶さを感じました。
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