横手焼きそばを食べた後、何か甘い物がないか、 JR 横手駅の周辺を歩いてみました。すると店先にとまと大福?と書かれた幟が目に飛び込んできたのです。とまと大福・・・?文字だけを見ると、大福の中にとまとが入っているイメージです。とりあえず店の中に入って見ることにしました。
JR 横手駅近くにある、木村屋という小さな和菓子屋さん。後で知ったのですが、この木村屋さんは、創業明治35年の横手の老舗和菓子屋さんです。大町本店の店構えを見ると、100年以上の風格があります。
その木村屋さんで作られたとまと大福を買って見ました。小粒のピンク色した大福のパッケージには、細長い赤いとまとが描かれています。何か下手なイラストだと思いましたが、お店の人に話を聞くと、とまと大福に使われているとまとは、イタリア産の細長いとまとを使用しているとの事です。老舗とはいえ、新しい物に目を向ける姿勢が、お客として好感を受けます。
とまと大福1個購入し、軟らかい大福をつまみ、口の中に入れました。あれ・・・とまとが入っていない?断面を見ると、オレンジ色した餡の真ん中に、とまとのジャムかな?どこかで味わった記憶があるけれど、それが思い出せません。よーくよーく考えて見ると、後味にとまとジュースの味が残ります。確かにとまとを使っているので、とまとの味がするのはあたり前ですが、食べている時のこの甘さだけを見ると、とまととは思えません。そういえばお店の人が、「イタリア産の甘いとまとを使っています」と言っていた事を思い出しました。
このとまと大福は、僕の抱いていたイメージとは、全く違う味でした。横手の冬といえば、かまくらが名物です。木村屋さんでは、かまくら大福も売っていました。 詳しくは横手の木村屋で検索してみて下さい。
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