逃げるな校長
事件の概要: 沖縄県豊見城(とみぐすく)市の教育委員会によると、
児童(当時9歳)は秋季休暇中だった昨年10月12日夜、自宅で首をつって自殺を図った。
学校が9月29日に実施したいじめに関する無記名のアンケートの自由記述欄に「いじめられている」という要旨を記入。
担任は男児が自殺を図った後この記述に気づき、筆跡などから男児のものであると判明した。
校長の発言: (1月10日記者会見) 男児は自殺を図る直前、
学校が行った定期アンケートにいじめを訴える内容を記入していたが、担任の男性教論は読んでいなかった。
校長は会見で
「残念だができるだけの対応はしていた」、
「いじめへの対応には注意していたが、男児から相談はなく、事実を把握できなかった」と述べている。
担任がアンケートの内容を2週間読んでいなかったことについては、
「もう少し早く読んでいたらとも思うが、1学期の終わりで、成績表を一から作らなければならない時期。
そちらの業務を優先したのだと思う」と発言している。
朝日新聞1月11日の要約ですが、記事全体を通じてなんとも腹ただしい感情が湧いてきます。
次回は校長の発言のどこに問題があるのかを探ります。
(つづく) (2016.1.12記)
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