この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

最悪な体調の時に観た『フォードvsフェラーリ』。

2020-01-11 23:35:58 | 新作映画
 ジェームズ・マンゴールド監督、クリスチャン・ベイル主演、『フォードvsフェラーリ』、1/11、Tジョイ久留米にて鑑賞。2020年2本目。

 
 不眠症で悩まされているというわけではないのですが、たまに夜、眠れないことがあります。
 本当に不思議なんですよね。
 昼間に眠りすぎたとか、体が疲れていないとか、そういうわけではないのです。
 いつもと同じように布団に入って、いつもと同じように眠りに就こうとしているのに、なぜか眠れない。
 強いて言えば何かしらイベントごとのある前の日に眠れなくなることが多いかな、、、ってお前は遠足の前の日に眠れない小学生か!
 というか、イベントごとといっても映画を観に行く、ぐらいなんですけどね。
 この日は明け方の五時まで眠れなくて、睡眠時間が一時間半程度でした。
 
 相変わらず前置きが長くなりましたが、何が言いたいかというと、この日は必ずしも映画を観るに適した体調ではなかった、ということです。
 予定では映画を三本、演劇を一本鑑賞するつもりでしたが、すべてこなすのはさすがに無理だろうなと思っていました。

 そんな最悪に近い体調で観た『フォードvsフェラーリ』なのですが、いやぁ、面白かったですね。
 本当に面白い映画は体調が最悪の時に観ても面白いのだということを再認識しました。

 本作はル・マン耐久レースにおけるフェラーリとフォードの競争を題材にした映画です。
 ただ、そのタイトルから受けるイメージとは若干内容が異なります。
 本作の主人公はフォードからマシンの開発を依頼されたキャロル・シェルビーであり、そして彼が見出したドライバーであるケン・マイルズなのですが、二人の敵はフェラーリというよりむしろ、彼らの雇い主であるフォード(の上層部)であるといってもいいぐらいですから。
 そう、本作は無能な依頼主から無理難題を吹っ掛けられ、何度も挫折しかけるが、最後には結果を出す、1960年代を舞台にした、「プロフェッショナル」的なお話むなんですよ。
 依頼主が無能であるほど、依頼される仕事が無理なんだいであるほど、そして出した結果が最高であるほど、映画は面白いに決まってますよね。

 そして本作のもう一人(というか、もう一台?)の主人公であるフォード・GT40のカッコよさといったら!!
 これまで数え切れないぐらいスポーツカーが登場する映画を観てきましたが、本作のGT40のカッコよさはぶっちぎりでしたね。
 昨今は若者の車離れが叫ばれて久しいですが、車に興味のない若者にこそ本作は是非観て欲しいですね。
 そして車のカッコよさを再認識して欲しい、、、といってね自分もそこまでスポーツカーに興味はないのですが(おぃ)。

 それにしてもさすがはマンゴー監督(ジェイムズ・マンゴールド監督の勝手な愛称)、『フォードvsフェラーリ』は期待と信頼を裏切らぬ面白さでした。
 新年早々いい映画を観ました。
 2020年はいい年になりそうです(←一本目に観た映画のことは忘れた発言)。


 お気に入り度★★★★☆、お薦め度★★★★☆(★は五つで満点、☆は★の半分)です。
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フルーチェを生クリームで作ってみました。 

2020-01-10 23:14:57 | グルメ・おやつ
 突然ですが、フルーチェは好きですか?
 フルーチェが嫌いって人、世の中にいるんですかねぇ、、、いや、いますけどね、うちのお袋がそうだから。
 うちでフルーチェを作ることがあっても、口にすることはまずないですね。
 まぁお袋のことはさておいて。

 フルーチェを凍らせたことがあります(記事はこちら)。
 冷やして食べたらあんなに美味しいんだから、凍らせたらもっと美味しいに違いない、って思ったんですよねぇ。
 で、実際凍らせて食べたフルーチェの味はというと正直微妙、でした。
 まぁ何でもかんでも凍らせて食べたら美味いってわけではないよな、という当たり前の事実を知りました。

 さて、フルーチェって豆乳では出来ないことは知ってますよね?(出来ないというか固まらない)
 箱にそう書いてありますから。
 ではなぜフルーチェは豆乳だと出来ないのか知っていますか?
 知っている人も多いかな、豆乳にはカルシウムが含まれていないからです。
 逆にカルシウムが含まれているものであればフルーチェは出来ます(詳しくはこちら)。

 当然牛乳から作った生クリームでもフルーチェは出来ます。
 以前読んだネットの記事に生クリームで作ったフルーチェは超絶美味しいって書いてあったんですよ。
 で、作ってみました。


   

 何て言うか、見た目はピンクのあん肝ですよね。
 実食しました。
 ・・・・・。
 あ、あれ?
 いや、、、もちろん不味いってわけでは全然ないですよ。
 でも自分は超絶的に美味しいフルーチェを期待していたわけで。
 今口に含んだものはいつもとは実感食感が異なるだけのフルーチェでした。
 いつものフルーチェは牛乳200ccを混ぜて作ります。
 牛乳200ccはおおよそ50円です。
 一方生クリーム200ccはというとおおよそ300円するわけで。
 6倍の材料費を払ってまでいつもとは食感が異なるだけのフルーチェを食べたいかというとさすがにそんなこともなくて。。。

 ここまでのことを要約してお袋に伝えたらこう言われました。
「生クリーム、泡立てたらよかったんじゃないの?」
 生クリームって泡立てるもんだったんかーい!!
 いや、知ってたよ?知ってたけど、思いつかなかった!!

 来年のお正月にはフルーチェに泡立てた生クリームを混ぜて作ってみたいと思います。
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ではそろそろ夏休みの旅行について語ろうか。

2020-01-09 20:58:50 | 旅行
 タイトル通りです。
 夏休みの旅行の計画を立てたのでそれについて語りたいと思います。

 と、その前に。

 夏休みの旅行の計画ってどんだけ気が早いんだよ、と思ったそこのあなた!!
 確かにその通りです。
 1月に夏休みの旅行の計画を立てるのはいささか早いと言っていいでしょう。
 しかし!!
 1月にゴールデンウィークの旅行の計画を立てるのは決して早くはないんですよ。
 だって、人気のホテルや旅館だと半年前じゃないと予約が取れないこともありますから。
 もっとも、金に糸目はつけない、or雨露さえしのげればどんなボロ旅館でも構わないというのであれば、旅行の前日に宿を予約してもいいんでしょうけどね。
 といっても自分も人気旅館に泊まるわけではないですが(おぃ)。

 どうせなら夏休み前の旅行のことから書いていきますね。

 3月はお袋を連れて別府に行きます!
 泊まるのは駅前高等温泉!!予約済み!!
 別府に行ったことがある方ならご存知ではないでしょうか、JRの別府駅前にあるレトロな温泉施設です。
 ここは宿泊も出来るので3月の別府旅行で利用するつもりですが、どんな宿なのか詳しいことは伝えていないので、お袋のビックリする顔が今から目に浮かぶようです(←人が悪い)。

 ゴールデンウイークには大分の臼杵方面に旅行に行きます(一人で)。
 5月3日に臼杵にある五嶋旅館に泊まろうと思っています。
 この旅館は楽天トラベルでの口コミ評価が4.61と尋常じゃなく高いのですが、個人的に評価したいのは繁忙期と閑散期の宿泊料金が同じところですね。しかも一名からの利用もオッケーなのです。
 一人旅にはすごくありがたい旅館です。
 ゴールデンウイークに予約が取れてよかった!

 6月20日は大阪で会社の総会があります。
 この3年間はそのまま大阪に泊まって翌日大阪観光をしていたのですが、大阪は飽きたので(といってもUSJにも行ったことがないのですが)、今年は総会終了後、姫路へ移動して姫路に泊まろうかと考えています。
 姫路で何をするかというと姫路城探訪、、、ではなく、姫路セントラルパークに遊びに行こうかと思っています。
 待っていろよ、ディアブロ!!
 宿泊予定のホテルはヴィアイン姫路です。もちろん予約済み。

 そして夏休みは熊本の阿蘇でパラグライダーをしようと思っています。
 古民家野わけというゲストハウスに8月13日宿泊予定です。
 ゲストハウスとはいえ、観光地である熊本の阿蘇で宿泊料金が朝食込みで4500円!!
 あまりの安さにビックリしました。
 どなたか、夏の阿蘇でパラグライダーをやってみたいという方は一緒に行きましょう!(いないと思うけど)

 2020年の旅行計画は今のところ以上です。
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どの映画から観るか、それが問題だ。

2020-01-08 21:56:58 | 新作映画
 2019年は劇場で61本映画を観ました。
 もしかして、これは個人記録かもしれないと思って調べたら、2013年も61本観ていました。
 どうせなら新記録を樹立したかったなぁ。
 去年のうちに頑張ってあともう一本観ておけばよかった・・・。

 さて、今年の目標はというと新記録の62本!!
 と言いたいところですが、逆にセーブして減らしたいと思います。
 本数をたくさん観ればいいってものでもないですからね、、、と言いつつ、今月の鑑賞予定本数は5本で(年間60本のペース)、今週の土曜日には3本観るつもりなんですけどね。笑。

 一日で3本もよく観るな!と思ったそこのあなた!
 甘いですよ、甘い!!
 実はここだけの話(というほどのことでもないですが)、土曜日は夕方の6時から演劇を鑑賞する予定です(こちら)。
 つまり演劇を1本鑑賞した上でさらに映画を3本鑑賞しようと考えているんですよ、自分は。
 我ながらよくやるな!と思わないでもないのですが、最初は演劇を観てさらに映画を3本観るのはさすがに無謀過ぎるだろうと思って、映画の鑑賞本数を2本に絞ろうとしました。
 ちなみに鑑賞候補の3本というのは『シライサン』、『フォードVSフェラーリ』、『パラサイト 半地下の家族』です。
 このうち1本削るとしたら、まぁ普通は『シライサン』ですよね。
 監督は聞いたことない人だし、ストーリーもありきたりだし、特に惹かれるものがないですから。
 映画ファンが100人いたら、100人、(外す1本として)この映画を選ぶでしょう。
 
 しかし自分が最初に観ることに決めたのは他でもないこの『シライサン』でした。
 なぜかっていうと、聞いたこともない監督というのが自分の贔屓にしている小説家の乙一その人だからです。
 映画の出来不出来はさておき、ともかく観らねばなるまい、そう思って、一番最初にムビチケを購入しました。

 『フォートVSフェラーリ』のジェームズ・マンゴールド監督も好きな映画監督の一人なんですよ。
 今まで観た彼の監督作で大きく外されたってことはありません。
 一方『パラサイト』のポン・ジュノ監督はその独特な作風がちょっと苦手で。
 考えに考えた末に『パラサイト』を観るのは止めておこうと思って、『フォードVSフェラーリ』のムビチケを買いました。

 しかし、何だか知らないけど、『パラサイト』の前評判が尋常じゃなくいいんですよ。
 去年のうちに観賞した人がその年のベストワンに選んだり、カンヌ国際映画祭でパルムドールを受賞したり、何かこれを観なければ映画ファンではない!というような勢いだったので、いかんいかんと思いつつも、ついついムビチケを買っちゃいました。
 結局1月10日公開の映画のムビチケを3枚も買っちゃいました。。。

 さて、どの映画から観るか、それがとても重要なのです。
 例えば『アナと雪の女王2』や『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』であれば焦って観に行く必要はないですよね。
 公開期間は恐ろしく長いでしょうから、観たいときに観に行けばよい。

 でも自分が観るような映画はときに公開二週目で一日一回上映とかざらなので、必ずしも一番観たい映画=一番最初に観に行く映画ではないのです。
 公開期間も頭に入れて観に行く順番を決めなければなりません。
 一日で全部観れたらいいけれど、気分が悪くなって最後の1本が観れない、ということもよくあることなので、一番マイナーな『シライサン』は早めに観ておきたい、、、
 とかいろいろ考えたんですけど、結局最終的には映画館の上映スケジュールで決まっちゃうんですけどね。笑。

 1月11日の鑑賞スケジュールです。
 ①『フォードVSフェラーリ』(8:55~11:40)
 ②『パラサイト 半地下の家族』(13:30~15:50)
 ③飛ぶ劇場『ハッピー、ラブリ―、ポリティカル』(18:00~ )
 ④『シライサン』(9:45~23:35)
 果たして11日は『シライサン』まで完走出来るのかどうか、かなり不安です。
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長年の疑問は解けなかった『ゾンビ -日本初公開復元版-』。

2020-01-07 21:48:12 | 新作映画
 ジョージ・A・ロメロ監督、ケン・フォリー主演、『ゾンビ -日本初公開復元版-』、1/4、シアターシエマにて鑑賞。2020年1本目。


 去年は劇場で61本映画を観ました。
 ここ最近は毎年50本以上観ています。
 映画ファンとしてそこそこ観ている方だと言ってよいのではないでしょうか。

 ただ、昔からそんなに観ていたかというとそういうわけでもないのです。
 昔は月に一本か二本観ればいい方でした。

 それがなぜ年間50本以上観るようになったかというと理由は単純、ブログを始めたからです。
 要はブログのネタのために映画を観るようになったんですね。
 なので、ブログを始める前に公開された映画は映画ファンならば見ていて当然という作品であっても見ていないものも多いのです。

 相変わらず前置きが長くなりましたが、『ゾンビ』は未見でした。
 ホラー映画は好きだし、ゾンビ映画というジャンルも嫌いじゃないんですけどね。
 『ゾンビ』ってバージョンがいくつかあるのでどれから見ればいいのかわからなかったのです。

 いつか見たい、いつか見らねば!って思っていたところに《今後のソフト化・TV放送なし! 劇場でしか観られない!》なんてキャッチコピーで『ゾンビ -日本初公開復元版-』の公開ですよ。
 こりゃ観らねば!って思いました。

 で、実際観ての感想はというと、、、う~~~ん、観なきゃよかったかな?って感じでしょうか。
 まず予想外だったのは、ヘリコプターはバンバン飛んでるし、バイカーは集団で出てくるし、思っていたよりはるかにお金を掛けた作りだったことですね。
 ゾンビ映画なんていうマイナーなジャンルなのでもっとせこい作りなのかと思っていたのです。
 そしてもう一つ予想外だったこと、それは全体的に雑な作りだなぁということ。
 顔にゾンビの返り血を浴びた次のカットでは血は綺麗に拭き取られていて、また次のカットでは血がべっとり、、、よくそれで監督はオーケーを出したな!と思いました。 
 そのシーンだけでなく、全体的に雑だなと思いましたよ。

 まぁでも雑なのは本作に限ったことではなく、ゾンビ映画全体に言えることなのかもしれませんね。
 ゾンビって人肉が好物ですよね?
 ゾンビが集団で人間を襲うと腕や足や内臓やその他諸々の部位をムシャムシャ食べられてしまいます。
 腕や足や内臓をムシャムシャ食べられてしまった人間はゾンビとして蘇ることはありません(理論上は頭部と心臓さえ残っていればゾンビになりうるのですが、頭部と心臓だけのゾンビがいてもねぇ?)。
 しかし一対一で対するとゾンビって案外簡単に対応出来ます。
 だって動きは単純でスローモーだし、対応が難しいとは思えない。
 結局ゾンビが集団で襲ってこようが、一匹(?)で襲ってこようが、襲われた側はゾンビになりようがないのです。

 なのでゾンビ映画で地平線まで覆い尽くすほどゾンビがわらわらといるシーンを見ると、こいつらってどういうシチュエーションでゾンビになったの?って思っちゃうんですよね。
 その疑問に答えてくれたゾンビ映画はないですけど。

 だから、自分が『ゾンビ』を観て雑だな!と思ったのはお門違いの感想なのでしょう。
 とはいえ、お門違いであっても感想は感想なので自分では否定しませんが・・・。
 ネットで本作を悪く言っている人を見かけませんでした。
 でも残念ながら自分は本作を高く評価することは出来ません。
 申し訳ありません。


 お気に入り度★★、お薦め度★★(★は五つで満点、☆は★の半分)です。
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熊野神社まで鬼夜を観に行ってきました。その2。

2020-01-06 21:17:35 | 日常
 熊野神社で行われる鬼夜はもしかしたら日本で一番紛らわしい神事かもしれません。
 何が紛らわしいのか?
 まず熊野神社が筑後市だけで三社あるんですよ。
 九州には三社参りという風習があるんですが(三社参りって九州だけですよね?)、筑後市だと熊野神社だけで三社参りが出来るってことになりますね。
 熊野神社にしか参ってないのに三社参りとはこれ如何に。
 いやぁ、参っちゃうなぁ、神社だけに。
 ・・・・・。
 それはさておいて。
 鬼夜が行われる熊野神社は筑後市大字熊野にある熊野神社なのですが、この鬼夜自体が大善寺玉垂宮でも行われているんですよ。
 こうなるとですね、熊野神社と大善寺玉垂宮、それぞれで行われる鬼夜の何が違うのか、違いのわかる男である自分としては知りたくなるってもんじゃないですか。

 映画を観終わったのが20時過ぎで、熊野神社に着いたのは21時前でした。
 そしたらちょうど大松明に点火されたところでした。


   

 写真でわかりますかね、大松明の先にまたがって縛り付けてある縄を切っている、ふんどし姿の男の姿が。
 それから唐突にそばにいた年配の男性が「引き縄を持ってください!」と周りの人に声を掛け始めました。
 大松明の日のついてない方の根元に大繩が右と左に二本ずつ、計四本結わいてあって、その大繩を引くのは観客の役目のようでした。
 ここでちょっとややこしいなと思ったのは先ほどの男性が「押してください!」って言うんですよ。
 つまりどういうことなのかというと大繩を引っ張って、大松明を押してくれって男性は言っているんです。
 引っ張って、押す。引いて、押す。
 引くことと押すことを同時にしたのは生まれて初めてかもしれません。
 以後写真はあまり撮れませんでした。
 何しろ大繩を引っ張るのも結構な重労働だったので、その余裕がなかったのです。

 境内の前の広場から境内へと大松明を引っ張り上げ、それから境内を「わっしょいわっしょい」の掛け声とともにと一周しました。
 よーやく一周した!
 と肩の力を抜こうとしたところで無情にもおっちゃんの「あと二周!」の声が境内に響きました。
 マジかよ、と思ったのですが、今さら大繩引きの列から抜けるわけにもいかず、最後まで付き合いましたけどね。
 これだけの重労働で報酬は何かというと温かいぜんざい!とか温かいだご汁!とかいったものではなくて、大松明を縛る縄に結われていた、縁起物の紙の飾りでした。


   

 ただの紙くずにしか見えないと言わないよーに!
 この飾りのおかげでこれから一年無病息災でいられるのですから、、、たぶん。

 さて、熊野神社の鬼夜と大善寺玉垂宮の鬼夜の違いですが、、、ぶっちゃけわかりません!!
 大善寺玉垂宮の鬼夜は日本三大火祭りの一つに数えられ、国の重要無形民俗文化財にも指定され、1500年以上の歴史もあります。
 一方熊野神社の鬼夜はというとそこまでの歴史も格式もないのですが(失礼!)、でもやっていることはそんなに変わらないと思う、、、いや、規模的にも玉垂宮の方が上ですけどね。

 でも本当に不思議です。
 これほど似通った二つの神事がほぼ同じ時期に(今年は熊野神社が四日、玉垂宮が七日)七、八キロしか離れていない場所で行われているのか・・・?
 謎ですね。
 どなたか理由をご存知の方はお知らせください。

 大善寺玉垂宮の鬼夜は一月七日開催です。
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熊野神社まで鬼夜を観に行ってきました。その1。

2020-01-05 12:30:07 | 日常
 1月4日は筑後市の熊野神社まで鬼夜を観に行ってきました。
 正月休みは初日にこそ黒髪山に登ったのですが、後はひたすら寝正月でした。
 寝正月というよりテレビドラマ正月?
 全録のブルーレイレコーダーを購入したので正月はテレビドラマを見まくりました。
 見まくった、といっても『これは経費で落ちません!』と『逃げるは恥だが役に立つ』を見ただけですけどね。
 “だけ”といってもテレビドラマを二作も一話から見るのは結構大変です。
 というわけで正月はテレビドラマを見まくっていたのですが、さすがにそれだけというのは寂しいと思い、鬼夜を観に行くことにした次第です。

 で、鬼夜だけを観に行くというのも何なのでいろいろ回ってみました。

 この時期になると当ブログで人気になるのは福袋関係の記事です(こちら)。
 やぱり皆さん、気になるんですかねぇ、自動車販売ディーラーでお正月にもらえるノベルティの福袋の中身が。
 一応断っておくと、福袋をもらいまくっていたのは車の買い替えを検討していたからです。
 車を買い替えてからは正月のディーラー巡りをやっていません。
 なので今年はクロスビーを購入したスズキにしか行ってないのですが、福袋はもらえたので、その中身を公開しますね。


   

 アウトドア用の便利グッズ五点。
 ハスラー型の箱に入っているので、この箱をお子さんに上げても喜ばれるんじゃないかな(今どき箱なんてもらっても子供は喜ばないかもしれないけど)。

 そのあと近くのエミュー牧場に行きました。


   

 可愛いなぁ、エミュー。
 エミューって人と同じぐらいガタイが大きいくせにすっごく人懐っこいんですよ~。
 エミュー、飼ってみたいなぁ・・・。
 自分がペットを飼うとしたらエミューは第一候補ですね(遠い夢です)。

 その後佐賀のシアターシエマで2020年最初の映画鑑賞となる『ゾンビ -日本初公開復元版-』を観ました。
 感想については後日。

 映画を観終わってから熊野神社へと向かいました。


                                            続く。
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年賀状とお年玉。

2020-01-04 09:49:00 | 戯言
 皆さんは今年、年賀状は何枚ぐらい受け取りましたか?
 平均するとだいたい何枚ぐらい受け取るんでしょうね?10枚?20枚?
 自分はですねー、何と1枚!!
 0枚じゃなくてホッとしました。
 送ってくれたありす、ありがとう♪

 この1枚という枚数、残念だなとは思いますが、同時に仕方ないかなとも思います。
 だって自分は年賀状、今年は一枚も出してないですからね。

 元々出さない人間ではなかったんですよ。
 学生時代は親戚にも知り合いにも結構な枚数の年賀状を出していました。
 それがなぜ出さなくなったのか?
 理由は単純、返還率が尋常じゃなく悪かったから。
 自分の知り合いは年賀状が送られてきても返信しない、人間のクズばっかりだったんですよね。
 年賀状を送り返さないぐらいで人間のクズ呼ばわりはなかろうと思われるかもしれませんが、繰り返しますが年賀状を送り返さない奴は人間のクズです。
 だって、年賀状を送っても送り返さないってことは挨拶をしても挨拶を返さないってことでしょう?
 そういう輩は物を借りても返さないだろうし、金を借りても返さないでしょう。
 年賀状を送り返すことが煩わしいと考えるのであれば、窮地を助けられてもその恩義を煩わしいと考えるでしょう。
 ほら、人間のクズでしょう?
 
 そんなわけでいつしか自分も年賀状は送られてきたものだけを返信するだけになってしまいました。
 すると年々送られてくる年賀状も減ってきて、今年はとうとう一枚になってしまったというわけです。
 まぁ仕方ないとしか言いようがないですね。
 仕方ない仕方ない。

 年賀状を出さない若者が増えているそうです(こちら)。
 年始の挨拶をどのような形で済ませるかは個人の自由だと思います。
 メールやLINEがあるから年賀状は送らない、という選択もありですよね。
 メールやLINEでも一向に構いません。年始の挨拶をするのであれば。

 ただ、お世話になった人に年始の挨拶そのものをしない、っていうのはどうなんですかね?
 確かにどこからどこまでがお世話になったと言えるのか、その判別は難しいと思います。
 ただの知り合いにまでいちいち丁寧に年始の挨拶をしてたら切りがないですから。

 でもこれが親戚となると判別は容易ですよね。
 年始の挨拶をする、もしくは年賀状を出さなければいけない親戚は、お年玉をくれる親戚です(文字通り現金な話ですが)。
 お年玉をくれる親戚はお世話になった親戚だと言っても過言ではないと思います。
 要はお年玉が欲しければ、年賀状を送れよ、ってことです。
 という言い方をすると角が立つかもしれませんが、年の初めにお年玉をもらった親戚には年末に年賀状を出すのは当然だろう、って思いますけどね。

 ちなみに今年20歳になる姪っ子はとうとう一回も年賀状を送ってくることはありませんでした。
 去年の夏に会ったとき、今年は必ず年賀状を送れよ、と言っていたにもかかわらず。
 もちろん年賀状を送る送らないは個人の自由です。
 でもそれを言うならお年玉をあげるあげないも自由であるはずです。

 何だか年賀状を送れ送れと五月蠅く書きましたが、自分が言いたいのは、たった一枚の年賀状を嬉しく思う人間が世の中にはいるってことです。
 姪っ子から年賀状をもらったらその年のお年玉を奮発してやろうと考える人間がいるってことです。
 若い人たちはそういう人間が世の中にいるってことを覚えておいた方がよいかもしれませんよ?
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2019年劇場鑑賞映画ベストテン!

2020-01-03 10:08:43 | 新作映画
 先日2019年劇場鑑賞映画ベストテンを発表しているのですが、暫定だったので、今日は確定のベストテンを発表したいと思います。
 お得な一言レビュー付きです。

『ヒックとドラゴン 聖地への冒険』
 この作品を一位に選ぶのは好きだから、としか言えませんね。
 三部作の三作目なので、一作目と二作目を見ていない人も多いかと思いますが、『ヒックとドラゴン』を劇場で観ることが出来るのは今しかないので、一作目と二作目を未見の人も是非今のうちに観に行って欲しいです。

『王宮の夜鬼』
 ダメダメ王子のゾンビ退治記。
 「俺は、お前たちのことを憐れに思っただけなんだ!」
 「あなたは我々のことを憐れに思っただけかもしれません。でも今まで我々のことを憐れに思った方はいませんでした。手を差し伸べてくれた方も。あなたこそ王になるべき人物なのです、王子」
 このシーンだけでご飯が三杯はいけちゃいますね。
 
『マロ―ボーン家の掟』
 いろいろツッコミどころは無きにしも非ずなのですが、結末の優しさに自分の中の全米が泣きました。

『ゴーストランドの惨劇』
 ここだけの話、2019年に観た映画の中で一番感動した(シーンがあった)のはこの映画でした。
 ちなみにこの映画を観るために遠く大分の別府まで行きました。
 KBCシネマでも一日だけ公開されたけど、この映画を劇場で観た人って九州ではどれぐらいいるんだろう・・・。

『アップグレード』
 ぶっちゃけ2019年に観たSF映画の中で一番面白かったです。
 ちなみにこの映画を観るために有休を取りました。

『殺さない彼と死なない彼女』
 一見すると普段自分が見ることがない恋愛もののようなのですが、ただの恋愛ものではなかったです。お薦め。

『電気海月のインシデント』
 正義と悪のハッカー同士の戦いを描いたインディーズ映画。
 ヒロインのカッコよさに痺れました。

『ハンターキラー 潜航せよ』
 男なら黙って観に行け!と言いたいです(注:女性にもお薦めです)。

『アルキメデスの大戦』
 山崎貴監督作品で感心することがあるとは思ってもみませんでした。傑作です。

『海獣の子供』
 ぶっちゃけ言ってストーリーはさっぱりわからなかったのですが、ヴィジュアルが素晴らしかったです。

 次点『T-34レジェンド・オブ・ウォー』
 男なら黙って(以下略)。

 2019年劇場鑑賞映画ワースト5はこちら

 以上です。
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個人的に今まで一番面白かったんじゃないかと思う『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け」。

2020-01-02 11:19:13 | 新作映画
  J・J・エイブラムス監督、デイジー・リドリー主演、『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』、12/30、Tジョイ久留米にて鑑賞。2019年61本目。


 『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』を12月30日に観ました。
 最初の最初は『スタスカ』は12月21日の公開日翌日に『ヒックとドラゴン 聖地への冒険』と一緒に観ようと思っていたんですよ。
 そして1月1日が映画サービスデーなので『ジュマンジ/ネクストレベル』と『カツベン!』を観ようと思っていました。
 しかし12月末期限の割引チケットを知人からもらったので、『スタスカ』は後回しにして、21日は『ヒックとドラゴン』と『ジュマンジ/ネクストレベル』を観ました。
 この時点では正月に来客の予定もなく、のんびりと過ごせそうだったので、1月1日にお袋と一緒に『カツベン!』を観に行こうかという話になりました。
 『スタスカ』はやはり後回しです。
 けれど、正月直前になって何を血迷ったのか、兄一家が三日に来ることになり、平穏な正月は儚くも失われました。
 兄貴よ、正月に実家に戻ってくるのはいい、でもそれは直前になって言うことじゃないだろう。
 しかもがめ煮や黒豆が食べたいなどとリクエストするんじゃない!
 用意する方も大変なんだから、、、自分が用意するわけじゃないけど。
 結局『スタスカ』は時間が空いていた30日に観に行ったというわけです。

 何が言いたいかというと平穏な正月が失われた、、、ということではなくて、『スタスカ』の鑑賞予定日はころころ変わったってことです。
 つまり、自分には『スター・ウォーズ』シリーズに対する思い入れがまったくないってことですね。
 『スター・ウォーズ』に思い入れが少しでもあれば、鑑賞予定日がこうもころころと変わることもないでしょうから。

 で、『スター・ウォーズ』シリーズにまったく思い入れがない自分の『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』の感想はというと、、、ぶっちゃけシリーズの中で一番面白かったですね。

 本作はネットでは賛否両論のようです。
 はっきりと失敗作だと断定している映画レビュアーの方もいます。
 否定派の方の意見もわからないではないんですよ。
 本作で唐突に明かされる「レイはパルパディーンの孫だった」という設定は絶対にエピソード7と8では伏線がまったくなかったですよね(というかエピソード8でレイの両親は市井の人だったことが判明したはずなのに・・・)。
 この唐突な追加設定を受け入れられなければ、当然本作を受け入れることは難しいでしょうね。
 「え?」と思う追加設定は他にもあって、ジェダイの騎士って物体を瞬間移動させることが出来たんだっけ?とか、Xウイングって単独でハイパードライブが出来たんだっけ?とか、いろいろありますよね。
 『スター・ウォーズ』シリーズに思い入れがあって、『スター・ウォーズ』のことについて詳しい人ほど、それらの追加設定が受け入れがたかったとしても不思議はありません。

 ただ自分は『スター・ウォーズ』にまったく思い入れがないので、単純に楽しめました。
 唐突なレイとベンの恋愛模様も二人が最終的に結ばれなかったので「ヨシ」とします。
 もし仮にラストシーンが二人が手に手を取ってタトゥイーンの砂漠で夕日を眺めている、とかだったら「ふざけんな!」と激怒しているでしょうけれど。笑。。


 お気に入り度★★★☆、お薦め度★★★☆(★は五つで満点、☆は★の半分)です。
 
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