ここが痛い
今週は治療の難しい患者さんが多かった。
受診者も多かったので、バタバタと時間が過ぎてしまった。
そんな中、気の休まるような患者さんも来てくれました。
「IP関節(基節骨と末節骨の関節)が痛い」という患者さんです。
「ふ~~ん。ちょっと指を触らせてくれますか」と親指を摘まみ、体幹に手を当てて、そのままIP関節を揺らしました。
「どうですか?痛み取れました?」と言うと、指を曲げたり伸ばしたり、腕を振ったりして、
「あははははは、何で????」と言います。
痛みが取れたのです。
その時、「月曜から夜更かし」にたまに出てくるマジシャンのように
「これが運命です・笑」と言おうかと思ったのですが、さすがに言えずに
「痛み取れたでしょ?」と普通に言ってしましました。(^o^)
このテクニックは、10年ほど前に臨床実践塾でやったことのあるテクニックです。
理論は「七星論」にあり、七星論を使うとこのようなテクニックが出来るようになります。
私は、七星論の魅力がこのようなテクニックにもあると考えているのです。
それは、人は「あっ!!!」と驚くようなことを見ると、深く印象に残り、長期記憶に残るからです。
ただし、「誤魔化し」をしてはいけない!何故なら、自分の信用が落ちるからです。
ですから、このようなテクニックは「遊び」で、根本的な治療もしなくてはいけないです。
根本的な治療をすることで、多くの人は納得してくれるからです。
こういう面白いことをすると人は集まってくるですが、
① 人を集めるのが目的ではない
② 見せるのが目的ではない
③ 治すのが目的なんです
これ以上書くと嫌われそうなので、きょうはこれぐらいで。(^o^)