治療日でない日にメールが入りました。
内容が面白いので、書いておきます。
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せんせーおはようございます。
5/5に仕事先の車のトランクのドアを閉められ、頭に直撃して軽いのうしんとう、病院にに行ってCT→大丈夫
5/7京都に帰ってきて病院→MRI
頭は大丈夫、頚椎ヘルニアが見つかる(いつからかはわからない、5/5の衝撃かも知れない)
5/8(7日の夜から)左腕、手、左足のしびれ→今受診→首を固定してしばらく安静
今→まだ少し頭痛、だけどしびれと頸の痛みのほうがいやな感じ
どうかしら、明日明後日あらいお伺いしてもいいかしら、、、、、?
それと軽いのうしんとうの頭痛がもう少し落ち着くまで待ったほうがいいかしら、、、。
返信:早い方がいいので明日の16時はいかがですか。
お願いします!
返信:はい。OKです。
多分ですが、頚椎がズレていると思います。
そうなると頸もおかしくなって、歯の嚙み合わせもくるってきて
そうなると頸もおかしくなって、歯の嚙み合わせもくるってきて
ありがとうございますー身体ぐっちゃぐちゃなのでお願いしますーたすかりますう
返信:歯の噛み合わせも狂ってきて、頭痛なども出てきます。
あごいたーい
返信:やっぱり!!
ピンポーン
返信:あははは、明るいのはいいねー(^^;)
マジイタタですが、先生やったら治してくださるから安心
その後は下のラインのコピーをご覧ください。(^o^)
「車のドアに頭をぶつけて、首の痛み、左手の痺れ、左下腿外側の痺れがあります」
と電話をいただき、早速来院してもらった。
来院したら、上の写真のようにコルセットをしていた。
この方はそのアスリート業界で有名な方ですが、コルセットをした格好が面白かったので、
「写真を撮らせてくれませんか。ブログのネタにするので・笑」と了解を得てから撮影させていただきました。
状況を聞くと、
「車のドアに頭をぶつけて、首が痛いし、左手の痺れや下腿外側の痺れがあります」
と言っていて、病院では「ヘルニアが出てますね」と言われたそうです。
頚椎椎間板ヘルニアは、首の位置で「椎間板(背骨と背骨の間のクッション)」が後方に飛び出て、脊髄を圧迫する病気です。
以下に詳細を説明します。
- 症状:
- 頚椎椎間板ヘルニアでは、飛び出た椎間板が近くにある神経を圧迫することがあり、首の後ろや肩、腕に痛みやしびれなどが現れます2。
- 主な症状には、運動麻痺(腕が動かしにくい、指先の細かい動きができない、腕が疲れやすいなど)や感覚障害(手足のしびれ、感覚がなくなるなど)が含まれます。
- 特殊な症状として、頚椎の位置で脊髄が強い圧迫を受けると、呼吸がしづらくなるなど危険な状態に陥ることがあります。
- 原因:
- 仕事などで悪い姿勢でいる(猫背など)
- スポーツやけが
- 男性に多い
- 40-60歳代に多い
- 分類:
- 椎間板のはみ出し具合で4つに分類されます:
- 膨隆型:椎間板が変形して、背骨を支えている「後縦靭帯」と呼ばれる靭帯が膨らんでいる状態
- 突出型:椎間板の内部の「髄核」が後縦靭帯のすぐ下まで飛び出している状態
- 脱出型:髄核が後縦靭帯を突き破っている状態
- 移動型:髄核が本来の位置からちぎれて後縦靭帯の先まで飛び出している状態
- 椎間板のはみ出し具合で4つに分類されます:
- 検査・診断:
- 運動検査、感覚検査、痛覚検査などで症状を調べます。
- 画像検査(レントゲン、CT、MRI)で骨の変形や神経の圧迫を確認します。
- 治療法:
- 保存療法:首専用の装具を使って安静にする
- 薬物療法:痛み止めや神経の回復を促すビタミンB12、神経痛に効くプレガバリンなど
- 手術:前方除圧固定術や脊柱管拡大術など
- 予防・再発予防方法:
- 首の過度な動きや転倒に注意することで悪化を予防できます。
こういうのは得意なほうなので、「はいはいはい」と治療をしました。
すると、すごく喜んでくれて、帰った後で以下のようなLINEを送ってきました。(^o^)