「①メスター、クリーブランド連銀総裁は「あと数か月にわたって(インフレが抑制されたと確かめられる)良いデータが(利下げを決めるまでに)必要だ。」と13日、語った、②ミシガン大学、消費者信頼感指数が65.6(6月:69.1・予想:72)と7か月振りの低水準を記録した、③フランス国債を大量に保有するソシエテジェネラル、BNパリバス、クレディ・アグリコル株が年初来10%以上値下がりした、④左派連合(緑の党、社会党、不屈の党)が577の選挙区で候補者を一本化することに合意した。⑤マクロン氏率いる「再生(RE)が6月30日(第1回)、7月7日(第2回)で政権基盤を失う可能性が出て来た。極右政党・国民連合(RN)から首相を任命する可能性もある。」と14日、ブルームバーグ電子版が伝えた。14日、ロイター電子版は「欧州株は14日、フランス政局混乱を懸念してフランス株価指数は2.66%安、ドイツ株、1.34%安、イタリア株、1.81%安で取引を終えた」と伝えた。
14日、NY市場でダウは38,589ドル、57ドル、0.15%安、S&P500は5,431と2ポイント、0.04%安、ナスダックは17,688と21ポイント、0.12%高で取引を終えた。個別銘柄ではエヌビディアが31.88ドル、1.75%続伸した。恐怖指数(VIX)は12.66と6.03%上昇。
米10年債利回りは4.220%と0.48%低下。NY外為市場では1ドル=157.40円、0.28%高、1ユーロ=168.51円、0.03%安、1英ポンド=199.67円、0.35%安で取引された。NY原油(WTI)はバレル78.42ドル、0.25%安、北海ブレント、同82.55ドル、0.24%安。NY金はオンス2,347.10ドル、1.25%%高。ビットコインは6万5,819ドル、1.41%安で取引。
15日、朝放送のNHK/BS「ワールドニュース」で英BBCは「①キャサリーン英皇太子妃はユーチューブで「化学治療を継続している。いい日もあれば悪い日もあります。治療は数かかる」と述べた。②英総選挙はあと3週間。世論調査では労働党42%、保守党22%,ファラージ氏ROFが14%を占めた。スターマー労働党首はBBCとの30分インタビューで「第一に経済成長。経済を改革する。電力会社に話しを聞いたら発電所は2年だが送電線完成には13年だと言っていた。こんなことでは間に合わない。私は変えます。」と語った。ドイツZDFは「①ドイツはヨーロッパサッカー選手権が始まるミュンヘンは熱気にあふれている。②ドイツ経済は厳しい状況にある。倒産件数が5,209件と昨年対比25.6%増。③6月14日、40℃を超える炎天下で100万人が聖地エルサレムに集まった。④EU首脳会議で教皇が初めて参加した。ウクライナ支援が確認された。プーチン露大統領は「ウクライナからの西側の援助停止、ウクライナのNATO加盟反対条件で西側と協議する用意があると述べた。プーチン氏は「西側はウクライナでの戦争を止めたがっている。」と思っている。」と伝えた。
問題は日本である。米FRBは3月の会合で「年内3回利下げ」を決めていた。6月会合で「年内利下げ1回」に変更した。日本は日銀に限らず状況が変化しても何一つ変えられない。状況は刻々変化する。今日本では見て見ぬ振りをする人が特に老人に目立つ。日々準備を怠らず、何事が起こっても即行動出来る一人でも多くの日本の若者が育って欲しい。(了