頭皮鍼の実験
暑いですねー。
こんな時に炎天下を歩くとフラフラする人もいるんじゃないでしょうか。
家の中にいても暑いので動きたくない。(^o^)
だから対策として「頭皮鍼」を使います。
(頭皮鍼は7~8年前にずいぶんやりましたので、このブログを読まれている方は覚えていると思います)
頭皮鍼は、頭に熱が籠ったときにも有効です。
暑くてボーっとしている時にはいいようで、私もたまに治療中に頭に鍼を刺していることがあります。
刺鍼だけなら自分で刺せますので、他の方(スタッフ)の手を煩わすこともありません。
ですから、暑さ対策としての頭皮鍼は、一部の人にとって効果的な方法となるかもしれません。
頭皮鍼は、鍼治療の一環として、頭皮に鍼を刺して特定の経絡やツボを刺激する方法です。
当院では、「脳寛鍼」(脳をリラックスさせる鍼)と「頭皮鍼」を使っています。
頭皮鍼の効果としては一般的以下のような効果があります。
- 血行促進: 鍼を刺すことで血行が促進され、体温調節が改善される可能性があります。
- 自律神経の調整: 鍼治療は自律神経のバランスを整える効果があるとされています。これにより、発汗や体温調節の機能が改善されることがあります。
- ストレス緩和: 鍼治療はリラクゼーション効果があり、ストレスの軽減にも寄与します。
ストレスが軽減されることで、暑さへの耐性が向上する可能性があります。
注意点としては、
- 頭皮鍼は専門の鍼灸師による施術が推奨されます。
適切な知識と技術を持った人による治療が必要です。 - 効果は個人差がありますので、必ずしも全ての人に有効というわけではありません。
- 持病がある場合や、特定の健康状態に不安がある場合は、事前に相談する必要があるかも知れません。
その他の暑さ対策
- 水分・塩分の補給をしっかり行う
- 涼しい服装を選ぶ
- 冷房や扇風機を利用する
- 日陰や涼しい場所で休憩する
注意:冷たいものが食べやすいからと冷たいモノを食べていると、上気して余計に具合悪くなりますので、あまり口にしない方がいいです。
上気(じょうきorじょうけ)とは、
- 中医学では「気」は生命エネルギーや体内のエネルギー流れを指します。
上気は、気が体の上部(頭部や胸部など)に過度に集中する状態を意味します。 - 上気の状態になると、頭痛、めまい、顔のほてり、のぼせ、息切れなどの症状が現れることがあります。これらは気が上に溜まりすぎて、正常な循環が阻害されていることによるものです。
頭皮鍼は一つの手段として考えられますが、他の対策と組み合わせることで、より効果的に暑さを乗り切ることができるでしょう。