白老の自然情報

☆北海道にある白老町の自然情報を写真でお届けします。&私の”知る楽しみ”にお付合い下さい。☆

冬にも遡上するサケ

2010-01-08 13:13:39 | サケの観察
ウヨロ川では、12月になってもかなりの数のサケが遡上していました。
いつ頃まで遡上するのか?
この時期に遡上するサケは、産卵する(できる)のだろうか?
そんな疑問を持って昨日(1/7)行ってきました。

冬のウヨロ川


フットパスは、エゾシカやキタキツネ・野鳥の足跡で「けもの道」といったところです。


10月の最盛期には、孵化場から放流したサケが下るイレスナイ川が合流する所は、水面を埋め尽くすほど集まっていたが、
http://blogs.yahoo.co.jp/kitutuki02750/49593861.html
11月下旬以後サケの姿は見えません。
1月7日


11月下旬以降遡上するサケは、この場所にはチョット一休みといった感じで立寄るだけで本流の上流を目指して遡上しています。

この頃から産卵するエリアが徐々に限定されてきました。
12月11日(動画)↓限られた範囲とはいえ、かなりの数が遡上しています。
産卵行動もみえまます。
http://video.nifty.com/cs/catalog/video_metadata/catalog_100108272735_1.htm

12月15日


12月29日(動画)↓
http://video.nifty.com/cs/catalog/video_metadata/catalog_100108272737_1.htm



徐々に遡上数は減少しています。

1月7日(昨日)、サケが産卵する場所は、ほぼ2つの極狭いエリアだけとなりましたが砂利を掘るメスの姿も見ることができました。しかし遡上する数は、その気になれば数えることができるほどまで減少していました。


今日(8日)の道新に千歳川に遡上するサケの記事が載っていました。
水産総合研究センターさけますセンター千歳事業所付近に集まっているという。
多分その孵化場から放流されたのかもしれません。

ウヨロ川では、放流された支流のイレスナイ川ではなく、本流の中流域の上流で産卵しています。

千歳サケのふるさと館の方が、興味深いこと書かれています。
下の最後のページです。
http://www.iss-muse.net/museumnews/mn30.pdf

ウヨロ川では徐々に減少していますが、何か共通点があるように感じます。

白老も1月としては異常で、例年にないほどの積雪です。

コメント
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