自分の子孫を残そうという凄まじい♂サケの戦いです。 先頭の3匹に注目。 腹を見せ産卵のため川底の砂利を掘るのは♀。大きくやや緑っぽい色をしたのが♂。 傷だらけの体をしたのも♂で、腹の色は♀に化けているが(擬態)です。 まともな喧嘩では勝ち目はなく、産卵の瞬間あわよくば自分の精子を... と狙っているらしいのだが、本命の♂には見破られているらしい。 本命の♂は、執拗に傷だらけの♂に噛みつき攻撃しています。 此処までしなくとも…という感じもします。 ♀は我関せず…
喧嘩に負けた♂も割込んで放精するのがわかります。
人類が戦争をせずに生延びていくには、
「汚染物質(CO2も放射性物質も当然含まれる)の排出量を自然が吸収してくれる範囲に留めること。
再生可能資源の採取は再生量を超えないこと。
枯渇性資源の採取は“再生可能な代替資源”の再生量を超えないこと。」が必要だといいます。
人間社会では、草食系男子とか少子化とかが問題?になっているが、これらの現象は、
「人間という動物が無意識に(本能的に)、戦争を回避しつつ地球上に生延びようとしているのかもしれない」と、
サケのオスの戦いを見ながら考えました。
2011/11/29 新ウヨロ橋の上から撮影したものです。
このあたりは、概ね10月中に産卵が終るエリアです。11月末に産卵するのは何故か?