白老の自然情報

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「目的と手段」から見る政治の混乱

2012-08-29 23:15:45 | 団塊ジジイの寝言

野田首相の問責を可決、3党合意批判で公明棄権(産経)

国会は9月8日の会期末を待たずに事実上「休会」となり、解散含みの展開で推移しそうだ。 そうだ。

自民党の目的は、国民の為に政治をするのではなく、政権を取る事らしい。「社会保障改革という目的のための手段である消費税率アップ」を、政権を取るという「手段」のために捨てたという事になる。

今回の消費税率アップでのゴタゴタは、「目的であるはずの社会保障改革」ではなく、「手段であるはずの消費税率アップ」に、野田首相が「政治生命」を賭けてしまったことにある。

最近では、「三党(自民・公明・民主)合意で消費税を公共事業に使う! 」(わらし仙人の読書三昧日記)によると、

前略 消費税率の引き上げで一致結束する民主党と自民・公明党の間に、政策面での亀裂が走り始めた。7月25日に都内で講演した民主党の前原誠司政調会長が、「昔の政治に逆戻りするのかという感じがする。公共事業をまたばらまく先祖返りだけは、絶対に認めてはいけない」と自民党や公明党の政策を厳しく批判したのだ。民主党にも責任の一端がある。そもそも、今回の社会保障と税の一体改革で、消費税引き上げ分を実質的に全額社会保障に充当することをしなかったからだ。今回の消費税率引き上げで純粋に新たな社会保障財源として使われるのは、2兆7000億円に過ぎず、10兆8000億円もの「余裕資金」を作りだしてしまった。そこに自民党と公明党がつけ込んだ形になっているのだ。 後略 

目的さえもすり替えるようだ。

 

消費税増税だけが… 最悪のシナリオ この国はどうなる?? で心配したように、「消費税増税だけが行われ何も変わらない」という最悪の結果になる可能性が大きくなってきた。

 

すこし溯ると、「最低でも県外」は、「手段」どころか、組織としての明確な目的でもない「素人と同じレベルの希望」であったことが混乱を引き起こした。

さらに溯ると、「手段が用意されないまま作られた目的」(絵に描いた餅)「民主党マニフェスト」だ。「政治主導」は手段が目的に見事にすり替わった例だ。

国民の生活が第一?は、まずは、ムダづかいの多い特別会計、政府関係法人の廃止と、官僚の天下りの全面禁止を断行する。増税に頼らずに予算のつくり方を根本から見直し、「国民の生活が第一」の財源を確保する。 と、相変らず言っている。

橋下氏、国政進出いよいよ現実味 国会議員5人以上、維新に合流へ(産経) 口ほどにも無いヤツだ。

 手段の目的化を避ける(Seneca21stウェブサイト)

『手段の目的化』~社員全員が見失った「本来の目的」~ ――「ビジネスの落とし穴」 (ダイヤモンドオンライン)

  

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おもしろい!!牧草の収穫作業 ウヨロ川フットパス

2012-08-29 15:50:06 | ウヨロ川フットパス

以前から狙っていた、牧草の収穫作業を動画に収める事ができた。

数日の秋晴れを狙った2番牧草の収穫作業は夕方まで続いた。午後から半日見惚れてしまった。

 

乾いた牧草を収穫するには、好天が数日続く事が必要だ。刈り取った牧草を、約一昼夜乾燥しロール状にして白いラップで巻きます。牧草が発酵して冬の間の牛の飼料になるそうです。ちなみに、馬は発酵すると食べないので、発酵しないように数日良く乾燥してからロールにするという。6月の1番牧草、秋の2番牧草、ウヨロ川フットパスでも、1年に2度しか見る事ができない収穫作業です。牧草を貯蔵するあの懐かしい「サイロ」は産業遺産になってしまったようだ。

 

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講演会 「野生サケの保全を考える」 終了しました。

2012-08-29 13:43:00 | 白老及び近郊のイベント

    講演会 「野生サケの保全を考える」

◆日 時:2012年9月15日(土) 13:30~17:00

◆場 所:白老町字萩野73-4 萩野公民館(TEL 0144-83-2225)   地図1  地図2

◆内 容:

  プログラム1 講演「ウヨロ川での3年間のサケ調査結果から分かったこと」 

                 自然ウォッチングセンター代表 島田明英氏

  プログラム2講演 「野生サケの重要性と保全について」

                 北海道大学大学院水産科学研究院教授 帰山雅秀氏

                 (北海道淡水魚保護ネットワーク 代表)

                  気候変動とサケ資源について

                  河川環境の保全・復元に順応的管理を  E☆navi版北海道環境白書

◆参加費:無料(資料準備のため申し込み下さい) 締切 9月12日(水曜日)

◆主 催:NPO法人ウヨロ環境トラスト

◆共 催:白老町環境町民会議

◆助 成:「北海道e-水プロジェクト

        (北海道、北海道コカ・コーラボトリング㈱、(公財)北海道環境財団)

◆申込み:ウヨロ環境トラスト事務局 TEL:0144-36-5753  0144-32-6727(夜間・土日)  FAX:0144-32-6747 E-mail:trust@shiraoi.org

NPO法人ウヨロ環境トラストでは、胆振管内最高峰のホロホロ山の山麓を水源とし、太平洋に注ぐ2級河川ウヨロ川のサケ調査に取り組んできました。2009年からの3年間の調査により、ウヨロ川は多くのサケが自然産卵していること、産卵後の死体(ホッチャレ)が、鳥類・哺乳類などの冬の貴重な食料となっており、自然産卵するサケがウヨロ川流域の生態系の多様性を高める役割を果たしていることが明らかになりました。ウヨロ川では、ふ化場魚と自然産卵魚が混在しつつ、サケが海洋から陸域へ物質輸送を担うシステムが機能しています。今回の講演会は、これまでの調査から分かったことを紹介するとともに、日本におけるサケ科魚類研究(サケ学)の草分けであり、魚類学としてのサケ科魚類の研究はもとより、水産学の観点からは漁業資源としてのシロザケへの地球温暖化による影響に関する研究などに功績がある、北海道大学の帰山雅秀教授を招いて、野生サケの重要性と保全について講演していただきます。ウヨロ川から、白老の水環境・野生サケの保全について一緒に考えませんか。

ウヨロ川中流部における2009年サケ調査報告書

ウヨロ川中流部における2010年サケ調査報告書

ウヨロ川中流部における2011年度サケ調査報告書(2011年)

ウヨロ川サケウォッチングガイド

このBlog管理者が最も知りたいこと

ふ化場魚と野生魚の混在から共生へ! その方法はあるのか?

 

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