31日フットパスの点検にウヨロ川へ行ってきました。まだ水位が高めで淵の様子が良く見えませんが、10月29日の大雨でウヨロ川の水位が1.6mほど上昇したためか、かなりのサケが遡上したようです。
9-10月とは異なり、主な産卵場所がやや上流に変わりました。相変らず例年よりも多いと感じます。
高速道路の横の橋の下など、スポット的に産卵する現象も例年より少し早いように感じます。白老の町の中を流れる白老川の支流ウトカンベツ川にも例年より多くのサケが遡上していると、川の側に住む方が話していました。
海では不漁が続いているらしく、近所のスーパーでは1匹千円チョットの価格では売られていますが、大手のスーパーには秋サケの姿がなく、チリ・ノルウェー産の養殖もの(通称サーモン)と、ロシア産ベニザケばかりです。
まとまった数が獲れていないという事なのかもしれません。そうだとすると、川に遡上するサケが多くて海で獲れないのだろうか?
10月中旬以降川の水が15℃程度に下がった頃からは、川の水温が影響する岸近くを選んで回帰していたのかもしれません。だから定置網では獲れなかった?? 今は、海水温もほぼ平年並みに低下しているようだが、高かった海水温の影響が残っていて、回帰が遅れ「ブナ化」が進んだサケが多く商品価値が低いせいなのかもしれません。
今年3匹目を食べていますが、例年よりブナ化が進んでいるように感じます。 素人のあてずっぽうの想像です。
昨年と違っているもう一つ。
短期間豪雨の為、川岸が崩れて適当な大きさの砂利が供給されたせいか、昨年まで産卵してなかった場所で多くの産卵が見られることです。