萩の里自然公園を散歩していると、座布団の中身みたいなモノが落ちているが見えた。
近付いて良く見ると、色々なモノで出来ている。小枝、コケ(苔)、植物の根、樹皮らしい。
エゾリスの巣のようだ。上から落ちたのだろうか?
帯広畜産大学キャンパスにおけるエゾリスの生態 によると、殆んどが、針葉樹につくられるようなので、上から落ちてきた可能性は低いか?
繁殖期は早春から夏(2~8月)という事なので、繁殖期に備えて、巣材をリュースして、子育て用の新たな巣を造ろうとしているのだろうか?
その過程で何か事件が発生か?
マツボックリや木の実が大好きらしいが、
昨年は、落葉松のマツボックリも少なかったし、ドングリやクリはひどい不作だった。
コケも食べるらしいが、こんな状態で運んだりするだろうか?
雪上にエゾリスの足跡は確認できなかった。
直ぐ近くに杉林があるので、杉の樹皮であることが確認できた。
数年前に萩の里自然公園の「一本杉」の樹皮の表面のヒラヒラしている部分が大量にしかも奇麗に剥がれた。
人間の仕業にしては使い道が理解できないし、鳥や他の動物とも考えにくい。
消去法でエゾリスかもしれないと考えていましたが、今回納得しました。