久しぶりに政治ネタをいきます。
■「核のゴミ」保管施設 再稼働条件にすべき(東京23区のごみ問題を考える)
原子力発電所から出る高レベル放射性廃棄物、いわゆる“核のゴミ”の問題を検討してきた日本学術会議の分科会は、原発の再稼働を判断する際、新たに発生する核のゴミを暫定的に保管する施設を電力会社の責任で確保することを条件とすべきという報告書をまとめました。 原発の再稼働の前提となる審査ではこうした条件を求めておらず、今後、論議を呼びそうです。 ...
と報道されました。
その「報告書」はこちら↓
高レベル放射性廃棄物問題への社会的対処の前進のために(日本学術会議・高レベル放射性廃棄物の処分に関するフォローアップ検討委員会 暫定保管と社会的合意形成に関する分科会)
日本学術会議は、内閣府の特別の機関である。日本学術会議の会長は日本学術会議の会員の互選により選出される事になっている。
しかし、下のニュースを読むと、安倍試験が、折を見て裏から手をまわして、日本学術会議の会長の首を「お友達」にすげ替えることも十分考えられる。
規制委に「原子力ムラ」重鎮――原発再稼働の布石(週刊金曜日ニュース)
原子力規制委員会の島崎邦彦委員長代理と大島健三委員が9月に任期満了を迎えるにあたり、政府は5月27日、二人を交代させる人事案を国会に提示した。原発直下の活断層を厳しく指摘してきたことで自民党など政財界の原発推進派から批判されていた島崎氏の再任はなくなった。安倍政権が示した人事案は、田中知東京大学大学院教授と石渡明東北大学教授の二人。田中氏は元日本原子力学会会長で、東京大学「原子力教育研究イニシアチブ」の拠点リーダーをつとめるなど、推進派の重鎮であった。………
NHK経営委員に“お友達”ズラリと並べて籾井を会長に送り込み、NHKを乗っ取り、法制局長官を「お友達」に入れ替えて、裏口入学で団的自衛権の行使に向けた憲法解釈の変更を行うなどから類推すると有りあることだ。
いやもうすでにすげ替わっていたかもしれない。一分科会の報告書なので「握りつぶす」ことも十分ありえる。
安倍政権は、道徳教育を「教科」として、教科書を使って指導し、数値等による評価を行う方針らしい。
その教科書には、「目的には手段を選ばず」「裏口入学のススメ」「法の支配も時と場合」などの章もあり得る。
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