白老の自然情報

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アイヌ史跡めぐり~幸恵のふるさと紀行~に参加して

2008-10-25 20:27:09 | そのた
アイヌ史跡めぐりに参加しました。

知里森舎の横山むつみさんに案内いただき、「知里幸恵のふるさと」をめぐりました。

カムイエカシチャシ(神祖の砦) オソロコチ(尻の・凹み) カムイミンタル (神・庭) フンベサパ(鯨・頭) 
登別小学校の横にある知里真志保の碑 アフンルパル(あの世の入口)、
富浦墓地にある、知里幸恵の墓と伯母の金成マツの碑、
カムイワッカ(=神・水) 幸恵の生地(「銀のしずく」館(知里幸恵記念館)(仮称)建設予定地)
などを案内いただきました。

詳細は「幸恵のふるさと紀行」に書かれています。

この場で、NHKの「その時歴史は動いた」で、
神々のうた 大地にふたたび〜アイヌ少女・知里幸恵の闘い〜 が放送されたことを知り、
早速再放送を見て感激しました。

知里幸惠さん編訳の「アイヌ神謡集」を調べていたら見つかりました。
  「アイヌ神謡集」

その「序」と、”梟の神の自ら歌った謡「銀の滴(しずく)降る降るまわりに」”は、私に問いかけているようです。

 土地を転がしたり、お金を転がしたりしてお金持ちなる。
限りある地球の資源を使い尽くし、常に成長し続けなければ成立たないらしい経済、競争と格差の社会。

つましくも心豊かな社会。あなたはどちらを選びますか?  と。

 には、知里幸恵さんの手紙や日記もあります。


   アイヌ史跡めぐりの様子

カムイエカシチャシ(神祖の砦)で オソロコチ(尻の・凹み)について


幸恵の弟知里真志保の碑




登別のアフンルパル(あの世の入口)は、国道36号線で削り取られて、半分しか残っていませんでした。
ロープの向こうが、アフンルパルです。


左に少し見えるのが36号線。この室蘭寄りでまた何かしらの道路工事が行われていました。
拡幅工事だとすると、残りの半分も無くなるかもしれません。



知里幸恵の墓と叔母の金成マツの碑の案内板


幸恵の生地


ここに、「銀のしずく」館(知里幸恵記念館)(仮称)を建設する予定だそうです。

北海道新聞報道クリップ

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