夫婦で楽しむナチュラル スロー ライフ

日々の生活、男の料理、庭仕事、気になった事など気ままに綴っています。

憧れのハワイ航路

2009年05月31日 | 面白い話
先日、作詞家の石本美由起さんがなくなりました。
石本美由起といえば数々の名作詞を残していましたが
昭和23年に岡晴夫が歌った「あこがれのハワイ航路」を
作詞し大ヒットしました。歌は知っていたものの作詞が
石本美由紀だったとは知りませんでした。

♪晴れた空 そよぐ風
港出船の ドラの音愉し
別れテープを 笑顔で切れば
望み(希望)はてない 遥かな旅路
あぁ~憧れの ハワイ航路♪

歌詞を知りたい方は 歌ネット岡晴夫歌詞 で検索

今から60年も前の曲、食べる物もまだ乏しい時代で、
ハワイに行くなんて夢の夢。海外旅行も自由にいけない時代でした。
それにしても戦後まもなくにしてはやけに明るい曲でした。
私の父がこの唄を良く歌っていました。

この唄を聞いてか知りませんが、歳の離れた姉が
「一度ハワイに行ってみたい」といっていました。行くことなく
姉は若くして亡くなり後年母が姉の写真を持ってハワイに行きました。

古い絵葉書を見つけました。
石本美由起の作詞した頃のハワイは多分このようでは↓無かったしょうか。

アロハタワーの見えるホノルル港。沢山の客船が見えます。


カラカウア通りには白いホテル(ウエスティン・モアナ・サーフライダー)と
ピンクパレス(ロイヤル・ハワイアンホテル)しか建っていません。


ホテルの林立する今とは大違いでのんびりしたリゾート地のようです。


あの頃、戦争も終わり貧乏だったけど心だけは豊かな時代だったように
感じます。まもなく来る高度成長時代に向かって、今の時代と違って
人々は夢を持てた時代でしたね。懐かしい「憧れのハワイ航路」です。
コメント (2)
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