夫婦で楽しむナチュラル スロー ライフ

日々の生活、男の料理、庭仕事、気になった事など気ままに綴っています。

42回目のウエディング・アニバーサリー

2010年10月13日 | 家族
今日は42回目の結婚記念日。というわけですが
父ちゃんはボランティアの方達と夜は飲み会。
私のためにおでんを作っていってくれました。ありがたい。
・・・と今更「結婚記念日」を祝う
ということは殆んどしなくなった私達ですが、昨日
「美味いものでも食べに行くか」と父ちゃん。
駅近くの和食の店目指して行ったら「お休み」。
残念ということで駅前のイタリアンへ。
1日早く42回目のお祝いをしてきました。
コースメニューを注文。が・・・・量が多すぎて。
 
   前菜↑       雲丹のスパゲッティでお腹いっぱい
               
メインの料理を食べる頃、お腹の具合が悪くなり
殆んど食べられない。
 
デザートのカシスシャーッベット、プリンは食べられず
「美味かったぞ」と父ちゃん。
腹痛で冷や汗かきながら帰宅。どうもアルコールの
少し入ったシードルを始めに飲みすぎたのが良く
なかったらしい。とんだ結婚記念日のディナーでした。

42年も良く続いたね。私達の結婚は父ちゃんの
親からは反対はされませんでしたが
「歓迎もされなかった」のではと当時思いました。
何しろ父ちゃんの親は小さくても町工場の社長。
私は貧乏百姓の娘。父ちゃんは大学卒、私は高校卒。
歓迎されるはずがない。でも結婚できました。
そして子供二人育て夫々新しいファミリィーを
作っている。今では
「社長の息子と地主の娘、といえばすごいもんだ」と
冗談言える。
42年経ったおかげです。ご苦労様でした。
去年のウエディング・アニバーサリー

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

池部良の大嫌いな食べ物

2010年10月13日 | 愛読書
俳優の池部良さんが10月8日敗血症で亡くなりました。92歳でした。

池部良はたくさんの映画に出演していましたが、
やはり「青い山脈」が良かった。歌も良かった
と言ってもその頃は池部良のファンだった訳でなく、
私は原節子の美しさに惚れ惚れして観た映画でした。

池部良は映画のほかにいろいろなエッセイを書いていて、
我家で定期後続している季刊誌「四季の味」にエッセイを
長く載せていました。
 
2010年秋号にもエッセイが乗っていました↓池部良の
大嫌いな食べ物。
「魚の活き造り、僕はこの料理が大嫌いだ。姑息好きな
 日本人の恥部を見るような気がする」と文末に書いてある。

父ちゃんも私もこの手の食べ物(活き造り)が大嫌い。
活きがいいなんて喜んで食べる人間の気が知れない。
生きものを食べるときにはなるべく早く「苦痛」から
解放してやらなければいけない。いかにも「新鮮です」と
言わんばかりに、身を削がれた魚が死に切れず口を
パクパクしているのは残酷極まりない。という事です。
だから活き造りを出すような「姑息」な食べ物屋には行かない。

文の終わりに「著者の都合により本号は休載とし、
文春文庫「風の食いもの」より転載しました」と注意書き。
体調が悪くエッセイが書けなくなっていたのでしょう。
洒脱で面白いエッセイを書いていました。亡くなって残念です。
コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする