1日の終わりに ~森真理マンドリン教室~

マンドリンと共に暮らす日常のあれこれを、ほぼ毎日綴っています。

幼稚園ママ時代の思い出

2006年02月22日 | Weblog
昨日の合唱コンクール、終演後にホール(関内ホールでやったんです)を出る時には、多数の生徒がいつものスカート丈になっていました。
丁寧に、すそ上げしてないものをステージ用に持ってきて着替えていたり、化粧室でウエスト部分をくるくる巻いて短くしたり。
とにかく短くなければ外は歩けないようですね。

ということを最後に書こうと思って忘れてました。


滋賀幼稚園児殺害事件のニュースを見て、自分の「その頃」を思い出しました。

公園デビューというような言葉があるくらい、母親同士の付き合いというものは特別なものです。
デビューするのは子どもではなく、母ですから。

主に母親、そして子どもの服装や持ち物等、まず見た目から共通項のありそうな人を探る。
何度か公園で顔を合わせるうちに、まずまず親しくなればお互いの家を訪問し合う。
そんなことを繰り返し、生活レベルなどがあまりかけ離れていない人同士で数人のグループ結成、とこんな感じに進んでいきます。

近場でうまくいかなければ、公園を変えたり、育児サークルに入ったりいろいろ工夫するようですね。

私の場合は、5人くらいのグループで家の行き来をしていました。
いい面もあれば、わずらわしいこともいろいろありました。
書いたらとても1日では終わりそうもないくらい。

で、幼稚園です。
幼稚園選びで、グループには転換期がやってきます。
勉強(早期教育)、保育時間の長短、給食や園バスの有無、園の方針(宗教など)、見学に行って、比較検討します。

こうなるとさすがにグループの全員が、同じ園を希望することはありません。
当時の私は、子どもに手間ひまかけるのがいい母親だと思っていたようなところがあって、バス無し、延長保育無し、給食無しの園を選んだんです。
バス無しですが、歩いて通えるような距離ではなく、免許を取って車を買いました。

5人のうち、結局3人が同じ園に決めました。
私以外は車を持っている人だったので、乗せてくれるとも言われましたが、毎日のことですし対等な関係でないとよくないと思って。
入園したら新しい友達もでき、いつも3人一緒ではなくなりました。
あんまりべったりした関係は、面倒なんです、私は。気が楽になりました。

入園前は、子ども同士(もちろん母親付き)で家を行き来(というか昼から夕方まで入りびたり、ということも多い)していて、誰かが伝染病にでもなると、もう大変。
うつされてないだろうかとか、今からでも予防接種をしたほうが軽く済むとか、電話がばんばんかかってきて・・・。
伝染病なんて早くやっちゃったほうがいいし、そんなに心配なら家から出さなきゃいいのにとか、私はいつもテンション低かったんですが。

もう子どもも大きくなり、母親同士の関係も以前よりぐんと希薄になっています。
でも、私は未だに母親だけの集まりが苦手です。
話題が、子どもや先生のこと(噂話)、受験のことしかない。
自分の趣味や最近見た映画やコンサートの話をする人なんてまずいません。

この前、中学の授業参観に私の代理で娘に行ってもらいました(確かアメデオの練習の日)。
娘のほうが、私よりずっとお母さん方とうまく付き合えるようです。
如才なく雑談等こなせるらしい。


だらだらとまとまりなく書いてしまいましたが、結論としては、誰とでも仲良くしようなんて思う必要はないってことです。
グループ登園っていうのも、私だったらいやだなぁ。
まずそういう園は選ばない。
子どもが関わる関係は、さらりと表面的な付き合いに終始していますが、私はそれでいいと思ってます。
「○○さんのママ」ではなく、「シルベス」として付き合ってくれる人が大事ですから。

コメント (5)
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