1日の終わりに ~森真理マンドリン教室~

マンドリンと共に暮らす日常のあれこれを、ほぼ毎日綴っています。

チアリーディング日本選手権

2006年08月27日 | Weblog
テレビをつけたらたまたまやっていて、もう釘付けになってしまいました。

高校・大学・社会人の決勝の模様が放映され、特に大学チームのレベルの高さに圧倒されました。
優勝した日本文理大学(という大学があることを、今日初めて知りました)は、素晴らしい構成と演技でした。男子が数人入っているところが安定感があるように感じました。
社会人は練習時間が少ないために、タワーが崩れる等の失敗が目立ち、残念でした。

出る人出る人、とにかく元気で威勢がいい。
そして、会場も敵であれ味方であれ、応援がものすごいです。
さすが応援関係の人ばかり集まっているだけのことはあります。

チアリーディングはラグビーとちょっと似ていて、体の大きな人、小さな人、力自慢の人、身が軽い人、さまざまな人が適材適所がんばっているところがいい、と思いました。
各チーム、必ず目立つ人がいて(コーラスラインのように、本当はあまり目立ってはいけないのかも)表情が豊かな人には惹きつけられます。

この番組のあとは、「響け!みんなの吹奏楽」というのが始まり、引き続き見てしまいました。

地元横浜のフェリス女学院大学の吹奏楽部に、サックス奏者(須川さん)が指導に行く、という内容でした。
曲は、リードの「アルメニアン・ダンス」。吹奏楽では有名な曲です。

須川さんがアドバイスしたのは、曲を譜面の通りにただ正確に演奏するのではなく、曲の背景を知り、何をどう表現するのかが大事だ、ということでした。
部員達は、改めてアルメニアについてさまざまなことを調べ、全員で共有し、気持ちをこめて演奏します。

演奏会当日のリハにやってきた須川さん。
演奏を聴いて表情が曇るんです。もうすぐ本番なのに~・・・。
「コンクール用のような演奏をしてほしいわけではない。小さくまとまってつまらない」のようなことを言いました。もうすぐ本番なのに~・・・。

部員達は一瞬途方に暮れつつも、自由に音楽を楽しもうということになり、本番では客席の須川さんも大きな拍手を送る、というハッピーエンドでした。

去年まで吹奏楽にどっぷりはまっていた娘に、こういう演奏を聴いているとまた吹きたくなるか聞いたところ、まったくやる気はないらしいです。
今でも、ときどき部活の練習のことをふと思い出すと、身震いするほど不安な気持ちになるとか・・・。
中学ではあんなに楽しそうに熱心に吹いていたことを思うと、不思議でもあり、かわいそうでもあります。
コメント
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