1日の終わりに ~森真理マンドリン教室~

マンドリンと共に暮らす日常のあれこれを、ほぼ毎日綴っています。

海外ドラマと音程のこと

2006年08月29日 | Weblog
やっと見始めたプリズンブレイクの続きがTSUTAYAで全て出払っていました・・・。
やはりレンタル半額の日は初日に行かないとだめですね。

そんなわけで代わりに借りたのがLOST。
これは、スカパーでも見られるんですが、DVDでまとめて見るのが楽しさ倍増です。
想像以上におもしろかった。

週末には24の新シーズンもリリースされるし、しばらく、海外ドラマ祭りです。

今日はマンドリン連盟誌が届きました。
今月の初めにあった独奏コンクール関東予選について詳しく書いてありました。
いつも時期外れ(隔月発行だからタイムリーではない)の記事が多いんですが(すみません、でも事実・・・)、同じ月の出来事が読めるのはまぁまぁ早いほうですね。
ネットなら即日掲載できることを思うと、やっぱり遅いですが。

特に印象に残ったのは、国土潤一氏の審査員講評です。

問題点として挙げたのが、

「器楽ということからいえば、皆さんおそろしく音程が悪かった」

ということです。

その原因としては、楽器が悪いか、耳が悪いか。

「出すべき音程を探していてその音程を聴いているかどうか」

課題曲の旋回アレグレットの最初の部分(Cの手前)のド#を正しい音程で弾けた人が1人もいなかったそうです。

「みんな何調で弾いてるかわからない音程で弾いていた」

マンドリンはフレットがあるせいで、音程について無頓着に弾いてしまうということはないでしょうか。
少なくとも私はそうです。
「ここを押さえればド#」だから、どんな曲を弾いても同じド#。

これじゃいかんのですね。
以前、片岡先生に質問したところ、調性によって微妙に押さえる位置を変化させているそうです。同じフレットの中でも、高め低め、ということです。

そういうお話しを、純正律と「革命的音階練習」で有名な玉木宏樹さんから伺える機会が10月29日にあるんです。
話音倶楽部のゲストにお招きしました。

国土さんの講評をもうひとつ引用させていただくと、

「音楽では音程というのは絶対値です」

ということなので、みなさんもぜひお越しくださいませ。

・・・宣伝になってしまいました。
コメント (2)
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