今日は、概ね梅雨までの花巡りで、最終となる予定の紫陽花を見に出掛けた。
場所は、宇土半島の付け根にあたる住吉公園。
梅~椿~水仙~桜~ツツジ~藤~マンサク~ツクシイバラ~花菖蒲~紫陽花と、毎年の順番通り。
花も場所も時期も多少のズレはあるが、毎年お定まりのコース。
(住吉自然公園の紫陽花)
宇土半島の北側の付け根にあたるちょっとこんもりと盛上がった島状の地形。
元々は島だったらしいが、現在は陸続きになっている。
ほぼ円形の外沿いに狭い道路が走っていて、その内側が紫陽花の名所。
ここより大規模な紫陽花園は各所にあるだろうが、昔からの馴染みなのでここまで毎年出掛ける。
(紫陽花)
花言葉は、何となくわかるようなわからぬような・・。
酸性土壌やアルカリ土壌で色が変わると言いつつ、開花と共に変化するとも・・。
多分品種でも違ってくるので、もう花の色については当てにならない。
紫陽花は、同じ花の花びらでありながら微妙にグラデーションのかかったところがいい。
などと思っているが、相方はガクアジサイが良いという。
(ガクアジサイ)
初めの頃は、間が抜けたように咲くガクアジサイをつまらぬ花と思っていたが、良く見るとなかなか清楚で繊細な雰囲気も。
そう言うわけで、我が家にもガクアジサイを植えているが、今年は咲かない。
普通のアジサイも、まったく蕾もないが、理由は帰宅してから判明したが、本日はスルーする。
目の前の海に目をやると、遠くに金峰山・二の岳・三の岳が見えて、間に小さな島が浮かんでいる。
(風流島)
「風流島」と呼ぶそうだが、「たばこ島」とかその他の名前でも呼ばれるらしく、なかなか風流な島である。
注連縄が張られたり、鳥居のようなものも見えるから、ちょっと目出度い感じがする。
島をながめていたら、奥の駐車場の入り口付近でちょっと目についたものが。
(お地蔵様とお不動様?のセット)
金峰山系・風流島・有明海とセットで撮したかったので接近したら仏様が大きくなった。
本当はとても小さくて、不動明王らしき佛の前の1円玉の賽銭と比較すると小ささがわかる。
「誰が、どんな目的で、こんなところに・・・・」と、・・・の箇所を「住んでいるのだろうか」に替えると、ポツンと一軒家の始まりと勘違いしそう。
小さな漁港が近くにあるので、漁の安全祈願とは思うが・・。
実は、去年来た時はなかったから、比較的新しい仏様である。
この住吉公園には、頂上付近に灯台や住吉神社もあるし、沖の風流島にも鳥居がある。
もう、完全に神様仏様に包囲された楽園なのである。
暫くすると、紫陽花祭りが始まりマンドリンコンサートも催される。
満開にちょっと早い、人混みの少ない今が狙い目だったのだ。
「紫陽花の脚を伸ばして夏蜜柑」・・・しろ猫
少し先の、道の駅で夏蜜柑をゲット。